from 宮城哲郎
以前、とある地域で活動されている総合型地域スポーツクラブの「スタッフ研修」に講師として呼ばれた時の話をあなたにもシェア。
ちなみに、そのスタッフ研修では、主に「長期的にクラブ会員を増加させるためのマーケティング戦術」ということで僕の経験をお伝えする。という内容。
で、その中でうちのスタッフのブログを紹介するということがあったのだけど、その流れで僕の方から彼らに対して、うちの会社のスタッフであれば…。
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ブログだけで集客できるような
「記事」が書ける。
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そんな事もお伝えしたのだけど、この話を聞いたクラブのみなさん本当に驚かれていた。
なぜなら、彼らも毎日のように自社のメディアでブログなどを発信しているのにも関わらず、その効果を体感できていないという状況だったからだ。
そこで、今回は、このスポビジ大学のブログをご覧になっているあなたにも、うちの会社のスタッフが「なぜ、ブログだけで集客できる記事が作れるのか?」という理由を掘り下げたいと思う。
※気になるよね?ブログって無料だし。
ということで、もしも興味があるのなら、ぜひ続きをご覧ください。
うちの業務にはパターンが存在している。
実は、僕が経営している会社の全てでは、業務のほとんどが「仕組み化」されているのだが、そこが重要なポイントだと思っている。
例えば、イメージして欲しいのは「料理のレシピ」で…。
もしも、あなたがカレーライスを作るとした場合に…。
- 最初に野菜を切って
- 次にお肉を切って
- 鍋をあためて
- 切った野菜から先に炒めて…。
- etc
↑このような感じで、そのレシピを見れば、まぁ、だいたいの場合、同じような味が出せるようになると思うのだけど、これと同じような原理で全ての業務をレシピ化するわけだ。
例えば、ブログの場合だと…。
- 誰(どんな顧客)に
書くか決める - その顧客の問題
(悩み事)を書き出す - その問題に対して、
どんなアドバイスをするか決める - ・・・
- ・・・・・
- ・・・・・・・
という感じで、料理と同じように作業を手順化していくわけだ。
そして、それぞれの手順をより早く行動するために追加で一工夫するとなると、例えば…。
「ブログのタイトル決める」という手順に対しては。「読まれやすいブログのタイトルテンプレート」そうした物をあらかじめ準備したり、
「顧客の問題(悩み)が何かわからない」そんな時のために、あらかじめ顧客からよくされていた質問や疑問だけを集めた、「リスト集」を準備していたりと…。
全てを仕組み化していく。という作業を行うわけだ。
実際に、スタッフにとっても、あらかじめ「型」があるわけだから。
最初は、ぎこちなくても、続けていくうちにルーティン化されるので、型(いわゆる説明書)を見なくとも、無意識レベルで作業がこなせるようになる。
すると、当然、仕事が楽になってくるので、スタッフも自信が湧くので、どんどんブログを書くようになっていく、こんな感じで → スタッフブログはこちら
僕の経験上、うまくいかない人達の多くは、ブログに限らず何かコンテンツを作ろうと考えた際に、「さて、今日は何を書こうか」的なテンションで実施しようとする。
それでは、よほどの文才のある人でない限りうまく書けないし、何より「集客につながるようなブログ」を書くことなんてできない。だって、その時のノリなんだから。
ブログを活用して集客をしたいのであれば、読者がそのブログを読んだ後に、「よし、行動してみよう(問い合わせ)」という気持ちになってくれる必要がある。
そのためには、毎度のブログを通じて「自分たちのお客さんの顔を想像しながら書く必要」があるはず。これは、ブログ以外のコンテンツも同様。
そして、そのお客さんのことを想像して、そのお客さんに対して…。
- 知恵袋的(ノウハウ)な記事を作ったり
- 普段のモヤモヤに共感する記事を作ったり
- 背中を押すような記事を作ったり
- こちらの価値観を知ってもらう記事を作ったり
- 「あ、この会社すげぇな」的なブランドPRの記事を作ったり
という感じで、バランスよく更新していく必要があるわけだ。
そうしたことを続けることで、自社のブログは見込客にとってある種のメディアの存在になる。
ブログが更新されるたびに、お客さん自ら記事を読んでくれるようになるので、そのうち、ブログなどで紹介された告知や案内などにも参加するようになる、、、
という流れになるわけだ。
いうまでもなく、このような状況を作るためには、ブログを更新するという簡単な作業であっても、しっかりと再現性のある状態にするために「レシピ化」する必要があるわけだ。
レシピになっていれば、あなた一人だけで頑張って書く必要もないし、なんならチーム全体で同じ目的のためにコンテンツを作れるので、時間が経つにつれて、ただのブログが集客用のメディアに変貌を遂げる、、、というわけだ。
ちなみに、さらに以下に文章で集客すると言えば、やはり宮城奈津子さんであると言っても過言ではないのだけど、
その奈津子さんが書いてくれた記事の中でも「人に響く文章」というものにフォーカスした記事について記載している記事も貼っておくので、さらに学びを深めたい人は以下の記事もご覧になって欲しいと思います。
レシピ化はブログだけではない。
ちなみに、これを。
・チラシの場合
・ポスティングの依頼
・メルマガの配信
・会計業務
・アウトソーシング
・カスタマー対応
という感じで、それぞれの業務を仕組み化すれば、ほとんどの業務があなた無しでも回るようになるので、一応、補足で伝えておく。
ただし、ここで重要なのは、その仕組みづくりの際に、「正しい型を知っている人」と一緒に作る事が大切になってくるのは覚えておいてほしい。
たとえば、チラシを作る作業を仕組み化するのなら、やはり売れるチラシを作れる人の業務を、分解してレシピ化しないと意味がないというわけだ。
だって、そうでしょ?
これが料理の場合、不味い料理しか作れない人の料理をレシピ化したら、不味い料理しか完成しないからね。笑
そして、ほとんどの場合、その会社のビジネスの事を一番に知っているのは社長である「あなた」のはず。※それか、その業務のスペシャリスト
起業して間も無い頃は、時間もあるので全ての業務をあなた一人で行っても構わないが、でも、それって結局、すぐに限界がくるので。
今のうちに、「この仕事を誰かに任せるとしたら?」そうした視点で、日々の業務に取り組むと、きっと、これまでと全く違ったルールで勝負ができるようになるよ?
強く大きな会社で、マニュアル(仕組み)が無い会社は存在しない…はず。だよよね?
大きな会社がやっているんだから、僕らのような小さな会社もやらないと太刀打ちできないわけなので、そこはどこかで時間を作ってでも仕組みを作っていこう。
あ、ここだけの話…。
僕の経験上、ほとんどの同業、ライバルはこうしたことをやってないので、やればすぐに強いビジネスが作れると思うよ…。(内緒)
では、今日も読んでくれてありがとうございます。
PS 宮城を読んでビジネス研修を開催したい、、、と考える「変わり者」へ