from 宮城哲郎
もしも、あなたが…
「自分はスポーツのスキルや知識、経験を商品として提供する仕事をやっている!」
という事であれば、これから僕がお伝えする内容はあなたの為のものだ。
なぜなら、このような仕事をされている人達の大きな特徴として、「無形型」の商品を販売している事にあるからだ。
実は、無形型の商品というのは、、、相手(顧客)が実際に試してみないと、成果を感じる事が出来ないため、スポーツビジネスの中でも最も売りづらいという特徴がある。
そんなわけだから、そうした分野の仕事をされている人が、ビジネスを成長させる上で最も意識すべき事とは、、、
「相手が実際に試さなくとも、こちらの商品やサービスの価値を理解してくれる」
そこに重点をおいたPRをおこわないといけないわけだ。
(※ちなみにこれが上手い会社の一つは◯◯ザップ)
でも、先ほどもお伝えした通り、実際に手に取れない商品なわけだから、なかなか簡単にはいかないもの。
そこで今回は、あなたのスキルや知識の価値を、相手(お客さん)に伝える為に、あなたがやらなくてはいけない事は何かをシェアしたいと思うのだが…。
実は、この部分でつまずく人が結構いるのも事実なので、その理由を知る前に、まずはあなたに1つだけ質問をしたいと思うので、そこから考えてみよう。
あまり肩肘はらずに、スキルアップのつもりで気軽にトライしてみて欲しい。
では、いくよ?
あなたの考える強みは…?
【質問】
「あなたの商品やサービスのウリ」これを教えて下さい!
さて、このような質問に対して、あなたはどう答えるだろうか?
ちょっと、想像してみて欲しい。
・・・・・
・・・・・・・
オッケー!
では、続きにいこう。
きっと、あなたは今、心の中で…。
「自分達の教室のウリは指導力」とか…。
「自分達の強みは施設面」とか…。
「講師陣が経験豊富」とか…。
「安全面に優れている」とか…。
「女性限定」とか…。
このような形で、実際にあなたがウリだと思っている事を頭のなかで想像したと思うのだけど…。
もしも、こうした事が自分の「ウリ」だと思って、なにも考えずにそれをアピってしまっているのなら…。
ざんね〜ん!!
実は、この時点であなたは「スポーツビジネスの罠」にハマっている。
なぜなら、今あなたが心の中で思っている「ウリ」というのは、あなたにとってのウリ、そして強みであって…。
あなたのお客さんにとって、そうであるかは「限らない(わからない)」からだ。
もちろん、あなたの商品やサービスには、実際には色々な個性や特徴があるのは理解している。
でも、そのどれが、あなたのお客さんにとって「ウリ」になるのか?という事は、この時点ではほとんどわからないんだよね?
そんなわけなので、もしもあなたが、自分のお客さんに対して、本気で商品やサービスの価値を伝えたいと思うのなら…。
そのお客さんが、、、
「どんな人」で…。
「どのような問題」を抱えていて…。
「なぜ、それを解決したいのか」と思っていて…。
「それを解決したら、どういう未来が手に入る」のか…。
これをあなたは、深く理解する必要があるわけだ。
要するにあなたの「ターゲット像」を明確にする必要があるというわけだね。
【ここからは心の声】
でもねー。これをほとんどの人達はやらないんだよねー?
(ホント、マジで)
あなたにだけ打ち明けるけど、正直、僕にはこの事が理解ができない。
なぜなら、、、お客さんのことを全く理解していないのに、自分たちの価値を伝えられるわけがないからだ。
この事は恋愛で例えたら、凄く分かりやすいと思うのだけど。
自分が想いを寄せている人を、自分の所に振り向かせたかったらさ。
きっと、その人の事をリサーチするでしょう?
・どんな人が好みなのか?
・どんな遊びが好きなのか?
・趣味は?
・休日の過ごし方は?
・ファッションは?
・音楽は?
こういう感じで、理解しようとするよね?
それをしないままに、、、、
「俺は、年収2000万円で外資系企業に勤めている。車はポルシェなんで宜しく!」
なんて、オラオラ系の告白をするだろうか?笑
もちろん、たまたまそういうのがタイプの人もいる事はいるので、そんな人と出会えたならラッキーだけど、大抵の場合は「ポカーン」でしょ?
できるだけ、こちらの事に興味が惹かれそうな話題は何か?
そうした事を考える事からやるよね?
(特に令和の時代ではダメだからね?笑)
あなたの商品やサービスの価値があるのであれば、なおのこと、その価値の…。
「どの部分を切り口に相手に興味を持ってもらうのか?」
そこをしっかりとリサーチした上で、相手に「伝わるよう」に価値を伝える努力をするのがスポーツ起業家の仕事術だと思って、ぜひ意識して欲しいと思う。
ちなみに、この事をビジネス的な用語で「コンセプト」と呼ばれたりする物なので、ぜひ、楽しみながら頑張って欲しい!
それでは…。
PS なぜ、一部のスポーツ教室だけが、溢れるほど生徒が集まるのか?
その秘密を他に知りたい人は、他にいませんか?