スポーツ起業家とは?好きなスポーツを一生の仕事にするための4つのフェーズ

スポーツマーケティング

 

from 宮城哲郎

 

もしも、あなたがこのスポビジ大学で学んだ事を、自分のスキルとして身につけたのなら…あなたは、単にスポーツビジネスに携わる人というステージは越えると思います。

 

なぜなら、自分のもつスポーツの知識や価値を、商品やサービスとして変換すること。そして、それをビジネスに変えるという能力は…もはや「起業家」と呼ばれる存在になるからです。

 

僕自身、最初はサッカーという競技から始まったのだけど…気がついたら色々なスポーツ人たちのビジネスを、軌道に乗せるお手伝いをして来たわけですが、

 

要するに、スポーツという手段を使って、大小問わず色々なビジネスをつくれるスキルを持つという事が、スポーツを「売る力」をつけるということで、そうしたスポーツを売る力を持ち、どんどん新しい事業を生み出していく人の事を…

 

「スポーツ起業家」

そう呼んでいるわけです。

 

ちなみに、「スポーツ起業家」って、一体、どんな人の事を指すのか?今回、ここで定義しておきたいと思います。

 

それは・・・

=====================
自分のスキルや知識で対価を頂き
仕事と自分の理想の人生が=(イコール)になっている
=====================

という人達のことです。

 

スポーツビジネスというのは、相手の問題や課題、願望などを…「スポーツが持つ効果」で解決してあげる事だよね?

 

即ち、あなたがスポーツビジネスで生計を立てるという事というのは、あなたのこれまでの経験や知識、スキル等を駆使して。

 

「相手の問題や課題、様々な願望を叶えてあげる事」

という事になるわけです。

 

それを目の前の顧客にとって「価値があるもの」と思ってもらい、しっかり対価を頂くことで、更に多くの人を幸せにする事が出来る。

 

そんな状態を作り上げている人の事を僕らはスポーツ起業家と呼んでいるわけです。

 

単にスポーツの業界で働いているだけで、「業界で一生懸命働いている!」という人に関しては、スポーツ起業家とは定義してはいません。

 

なぜなら、スポーツ起業家というのは、仕事と人生の境目が、ほとんど無い存在で、業界の中で一生懸命働いているだけだと当てはまらないからです。

 

スポーツ起業家は自分の好きな事で生計を立てていけるので、自分のライフスタイルの中に仕事が加わっていることは普通です。

 

しかも、その仕事というのは、自分の好きな事であり、「イヤイヤする事」でもなく、日々の自分の活動が凄く有意義だから、どんどん行動していきますし、

 

行動するから成果も出るし、
成果がでるから活動の規模や幅も広がる。

 

そんなプラスのサイクルが回るようになります。

 

何より…

 

自分の好きな事をやっているだけにも関わらず、たくさんの人達に価値として感じてもらえるので、多くの人に感謝もされ、やりがいにも溢れる毎日です。

 

また、自由な時間も確保できるようになりますから、ビジネスの拡大の為に時間を使ったり、自由な時間をつかって自分の成長に投資したり、敢えて仕事をせず、大切な家族の為に時間を使ったりする人もいます。

 

もちろん休まないといけない時があったら、遠慮なく休める。というか休みます。

 

要するに「スポーツ起業家」とは…

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自分の好きな事でお金をもらう力を持ち
お金や時間に制限されず好きな事をやれる人
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というふうにも言えるのです。

 

このスポビジ大学ではスポーツで生計を立てたいと思っている人が、スポーツ起業家になる為に、どんなことを意識しそして実践して来たのか?

 

というような事を、このサイトに掲載されているブログや、無料で登録できるメールマガジンなどで、まとめてあなたにシェアしていこうと思います。

 

ですが、本日は、こうして記事を読んでくれているあなたです。本来なら、弊社が主催している勉強会や講座などで話している内容なのですが、この記事の中で「スポーツ起業家になるための4つのフェーズ」ということで、ロードマップを公開したいと思います。

 

 

スポーツ起業家ロードマップ

 

 

 

この図は、スポーツ起業家である僕が歩んできた道を、簡単に図解したものです。(その名もスポーツ起業家へのロードマップ!)

 

もしもあなたが、僕と同じように『余裕のある時間と、理想の収入と、家族を守れる力を、自分の好きなことで全て叶えたい』そう考えるのなら。

 

僕はあなたに「スポーツ起業家のロードマップ」を歩んでいくことをオススメします。

 

なぜなら、このスポーツ起業家へのロードマップは、僕がずっと「再現性」を求めてつくってきたものだからです。

 

 

実はこれまで、たくさんの講座を行っていく中で

「なぜこの人は、他の受講生と同じアドバイスをしているのに、なかなかうまくいかないんだろう?」

と思うことが何度かありました。

 

そこで、色々話を聞いていくと、なかなか成果が出せない人は、それぞれのフェーズに応じた「行動」と「知識」がリンクしていない事が原因だとわかったのです。

 

考えてみれば当然ですよね?

 

経営者としてのスキルも違う、経験値も違う人たちが、一同に集まったところで、同じ成果がでるわけではありませんから。同じ知識、同じ行動をしたとしても、成果が出る人のフェーズと、成果が出ないフェーズだと、効果が全く変わってくるわけです。

 

これまで2000人以上のスポーツ経営者にアドバイスしてきた僕のデータをまとめた結果、スポーツ起業家になるには、大きく分けて4つのフェーズがあることが分かりました。

 

そして、本当に重要なのはここからです。

自分が今、スポーツ起業家ロードマップのどの位置にいるのか?

これがわからないと、あなたはいつまでたってもその場に留まっている状態が続くわけなんです。

 

なぜなら、そのフェーズによって、やるべき行動や知識が全然違うからなんですね。

 

もし、それが実感できていないのなら…

 

それは、あなたが今やるべき「行動」でもなく、あなたにとって今必要な「知識」でもない可能性があるんですよね。

 

これは、僕も発信者側として経験済みです。

 

多くのクライアントに、同じようなコンテンツを届けても、どんどんステップアップしていく人と、ずっと停滞している人がいたんです。

 

当然、ステップアップする人は100%の確率で即行動をしている人たちで、停滞している人の半分はそもそも何も行動できていない人がいました。

 

そもそも行動できていない人はさておき、疑問に感じていたのは、「しっかり行動しているはずなのに、なぜか成果が出せていない人」が一定数いたということです。

 

再現性を求める僕にとって、これはすごく気になる課題でした。ほんと3年間くらい、ずっと

「なんでだろう、自分の教え方が悪いのか?でも成果出せている人もいるのに。なぜだ?」

と、自問自答していましたから。

 

そこで、ついに僕の中で、腑に落ちる明確な答えが出せたんです。

それが、先ほど見てもらった「スポーツ起業家ロードマップ」です。

 

僕はこのフェーズに合わせた「行動」と、それに必要な「知識」を個別にアドバイスをすることで、クライアントが目の前の壁を突破し、次々とステージをアップさせることができました。

 

これまで行動をしているはずなのに、成果が出ていなかった人までも、です。

 

これは、ただ僕が会社を経営していただけであったら、きっと気がつかなかったと思います。僕が手探りで歩んできた道を、実際にアドバイスしていく場(コンサルの場)があったからこそ、より「再現性」のある方法に繋がったわけですね。

 

なので、重要なのは、クライアントが今どの位置(フェーズ)にいるのかという目利きの部分でした

 

クライアントの位置(フェーズ)さえわかれば、僕はもうそのフェーズに必要な行動や知識を持っていますから、そのままアドバイスするだけなんです。

 

それぞれのフェーズでやるべき事とは?

では次に、具体的にどんなフェーズがあって、そのフェーズには何が必要なのかを、一つ一つ解説してみます。

 

実際、これを知るだけで成果を出した人もいるので、ぜひ最後まで読んでみて、自分がどのフェーズにいるのか、そして自分に必要な「行動」や「知識」は何なのかを、知って欲しいと思います。

それではいきましょう。

 

まず、起業前のフェーズです。こちらは副業でも事業単位でもいいので、とにかく市場に商品やサービスを提供する前の時点です。

 

この時点で必要な行動は、とにかく商品を作って「売る」です。もう、それだけです。とにかく商品を市場に出してみて「反応」を見るわけです。そうして出た結果を検証して、また同じ行動をするのです。

 

必要な知識は、、特にありません。ここを越えられるかどうかというのは、大抵の場合、「実践したかどうか?」だけです。なので、強いて言えば「情熱」でしょう。ま、起業するって想いが強くないといけませんからね。

 

ちなみに「勉強してから…」という言い訳をしてしまいがちなフェーズもここです。結果的に多くの人が、結局、何もせずに終わってしまうので、この段階の人はまずは「500円でも良いので自分で稼いでみる…」を目標にしましょう。

 

次に自分で稼ぐフェーズです。ここでの目安は800万円〜1000万円を一人で稼げるようになるための行動と知識に絞って考えます。

 

ここで学ぶべきは自分の商品を販売する為の「セールス力」です。販売を促進する為のマーケティングを学ぶことも重要ですが、やっぱり「売る力」を身につける事です。

 

僕は、このフェーズにいる人達には「スポーツを売れるスキルを身につけろ」と伝えます。自社の商品、サービスの価値を伝えて、手にとってくれるお客さんを増やすわけです。

 

そういう意味では、もう一つ大事なのは「売れる商品コンセプト」を作れる力も必要でしょう。自分の強みを知り、他社との違いを打ち出すという事もする必要があるわけです。

 

その上で『集客商品』と『利益商品』の2つを準備してもらうようにしてます。(フロントエンド・バックエンドとも言います)

 

まずは見込み客を獲得して、その見込客に実際に商品を購入してもらう。購入してもらった人達の何人かが、高額商品を購入してくれるという「セールスのプロセス」を仕組みにするわけですね?

 

僕の経験上、全体の80%以上がこのフェーズで苦戦しています。理由は明確で、この時期で学ぶべき「セールス」とか「コンセプト」という物って、少々、めんどくさいと思われているからです。(売ることに抵抗感ある人がスポーツ界には多いです。)

 

なので、ここのフェーズにいる人に対しては、「質よりも量」という事でマインドセットをしてもらい、とにかく繰り返す商品を販売してもらう。という事に重きをおいて、精度を上げていくようにしています。

 

正直、1のフェーズを終えるとやる事はかなりシンプルになってきます。

 

「今までやって培ってきた自分の勝ちパターン」を分解して、マニュアル化して自分以外の存在でも出来るように再現させるのです。

 

この領域からは、より経営という部分の学びが増えてくるでしょう。マーケティングや、ビジネス戦略、会計、etc、それぞれの分野を極める必要はないですが、広く学ぶ必要は出てくるでしょう。

 

そして、それを自分の中で「体系化」させて行くとい作業が出てくるわけです。

 

これまでは個人でやってたことを「チーム」でやる必要があるわけですから、「何となく理解している」だけでは、なかなか浸透しません。勉強の仕方も「相手に伝える事を想定」して学ぶようにならないといけません。

 

そういう意味では、基本「プレーヤー気質」の多いスポーツ界の人間には、ここは苦行と言えます。笑 「自分でやった方が早い」とか、「何で自分のように出来ないんだ」という事で何度も悩む人が続出なフェーズです。

 

僕のクライアントの多くもそうですが、このフェーズにたどり着いた人から見ると僕は、「よき理解者」のようです。一緒に組織を作る作業をしますからね。

 

ここの壁を越えると、会社の売上や規模を自由に「コントロール」出来るようになっているでしょう。

 

1つの会社にどんどん人を雇って売上をあげるという方法を取る人もいれば、僕のようにビジネスを複数作って業績をあげる事を目指す人などが現れます。

 

これが出来るのも、自分以外の存在でもビジネスを回せる力があるからです。

 

このフェーズは「スポーツ起業家」を目指す意味での大きなターニングポイントになります。これまでの自分の経験を「他社」に教えて稼ぐというのは、一般的な常識とは掛け離れているからです。

 

「教えたらライバルを増やすだけでは?」と、多くの人が思いますからね?笑

 

ですが実際には逆の事が起こります。他社に教える事で、既存のビジネスも大きく成長するのです。なぜなら、教える事で「自分のビジネスを見直す機会」が圧倒的に増えるからです。

 

僕自身、毎日のようにコンサルタントして他社のビジネスとも向き合いますが、その都度、自分のビジネスだったらどうだろうか?という問いが現れます。そこで得た気づきを元に、自社のミーティングなどを通じて部下にアドバイスが出来るわけです。

 

どんどん新しいアイデアが手に入る状態ですから会社は強くなる一方です。自分達だけでは気がつかなかった視点ですからね。より客観的ですから効果は高いものです。

 

ここのフェーズからは、より経営というものについて深く学ぶ必要が出てきます。なぜなら他社の成長に対して責任を追うからです。ここでは他社の経営状況を客観的に判断するスキルが求められます。ただ、それでも殆どの場合、これまでのフェーズで培ってきた経験が土台になる事は間違いありません。

 

「あなたがいなくても会社が回る状態」というのは、同業にとって最も欲しい状態ですからね?

 

あなたが会社の外で活躍する事は結果的に、自社の社員やスタッフの成長や自立も促します。今まで以上に、社長がいなくても会社を成長させようと励むように自ずとなるような状態なのです。

 

社長に依存していたビジネスの完全脱却を目指す意味でも、このフェーズはぜひ超えて欲しいものです。

 

その上で、あなたには新しい収入の柱も加わりますから、いよいよ貴方の手元に使えるお金が増えるようになってくるという事です。

 

このフェーズはスポーツ起業家の最終段階になります。ここでの目的はズバリ、資産所得が支出よりも上回った状態にすることですね。

 

例えばあなたがビジネスを起こして、株や不動産などの資産をコツコツ作っていって、その作った資産から得られる収入が、家計の支出を超えたときに、初めて「経済的自由」が確保されるわけです。

 

経済的自由とは「もう無理に働かなくてもいい状態」ですので、セミリタイヤができるというわけです。

 

実は、僕自身、このスポビジ大学というサービスを通じて、あなたに提供したいベネフィットがこのフェーズです。なぜなら、この状態になって初めて…

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自分の好きな事でお金をもらう力を持ち
お金や時間に制限されず好きな事をやれる人
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そんな生き方を実現しているという風に言えるんじゃないかな?と思うからです。ただ、誤解の無いようにお伝えしておきますが、それでも僕としては今後も働く事は辞めないかな?と思ってます。

 

なぜなら、スポーツという分野で働くのが好きだからです。

 

何より、お金の心配を全くしなくなった状態だからこそ、僕が真にやりたい事でもある「スポーツで社会課題を解決する」という事だけに全力で時間を投じられますからね?

 

だからこそ、このフェーズで必要なのは、やはり資産運用の知識です。そして資産形成を実際にスタートさせてみてください。

 

もちろん、このお金を生み出す資産というのは、何も株や金融商品を購入することだけを指すわけではありません。ビジネスを作って運用するというのも、それに当たるでしょう。

 

あなたがスポーツで稼いだお金を使って、違う分野のビジネスを行う。それも投資です。もちろん、その時にこそ、これまで学んで実践されてきた「スポーツという売りづらい業界の商品を売るスキル」というのが役に立つことでしょう。

 

今ではネット上にも、本当にわかりやすいコンテンツがたくさんあります。そういったところから掻い摘んで、どんどんあなたの資産を作り、経済的な自由を目指していく。そうすれば、あなたも何年後かには「セミリタイヤ」が現実味をおびてくることだと思います。

 

いかがでしたか?

 

ここまで読み進めたあなたはきっと、自分のフェーズに必要な行動、必要な知識はしっかりと把握できたのではないでしょうか。

 

あとは、もう愚直に継続するのみです。僕はこのステップを踏んで会社の売上を毎年上げていますし、複数の会社の経営も、クライアントへのアドバイスも、このフェーズで判断し、適切な行動と知識を提供して、少しずつ僕と似たような働き方をする人も増えてきました。(僕をさらっと追い越したクライアントも多々いますが。笑)

 

このように、スポビジ大学というサイトで発信される情報は、今、話したスポーツ起業家の人達の実際の経験談を基に語られています。

 

僕としては、いつか、あなたもこの中のメンバーに加わり、ワクワクするようなノウハウを語る側になって欲しいと思うのですが、

 

その為にも、ぜひ今後のサイトの内容を実践して欲しいし、その中で、あなた自身もスポーツ起業家を目指してくれたら嬉しいなと思います。

 

あなたの夢を応援しています。