なぜ、たった1枚のニュースレターで売上が上がるのか?

スポーツコミュニティの作り方

From:宮城 奈津子

 

売上を上げるための方法は色々あります。

  • 客数を集めるとか
  • 単価を上げるとか
  • 購入頻度を増やすとか
  • 商品ラインナップを増やすとか  etc…

 

ビジネスモデルによっては、人を増やすことで売上を上げるのに直結する会社もあれば、店舗を増やすことで売上を上げることができる会社もあるでしょう。

しかし、どれもこれも今すぐやれって言われたってできないことばかり!(できるものもあるけどね)

 

でも、年々会社の売上は停滞感が見えてきて、「何か違うことしなくちゃ!」とは思っても、一体何から始めたらいいのかわからず躊躇している。

 

あなたも、そんな経験はありませんか?

 

今回は、タイトルにもある通り「ニュースレター」を使って、サクッと売上をあげちゃいましょうという提案です。

これまでにも、ニュースレターの良さについてたくさん語ってきたかと思いますが、何度も私が記事にするには理由があります。

 

その理由はシンプルで。ニュースレターつくったら、簡単に売上が上がって、クライアントさんに大喜びされるからです。笑

 

それほど私自身もすごく価値を感じている販促物ですので、ぜひあなたのビジネスにおいても、参考にしてほしいなと思います。

 

ニュースレターの持つメリットとは?

 

さて、まずはニュースレターの持つメリットについてお伝えします。

ニュースレターの持つメリットは3つあります。

 

1つは、「ファンを育てることができる」こと。

2つめは、「販促活動をルーティーン化できる」こと。

そして、3つめは、「お客さんに忘れられない」こと。

 

こうやって並べただけで「めちゃくちゃメリットやん!」と思えたあなた。センスありますね。笑

それでは、各項目ごとに詳しく見ていきましょう。

 

メリット1、ファンを育てることができる

ニュースレターのメリットとしては、お客さんがあなたに対して好感をもってもらいやすく、信頼関係を自然と構築できることがあげられます。

ニュースレターでは、毎月1回送ることで、ザイオンス効果が生まれます。

ザイオンス効果とは、「接触頻度」のことで、どれだけ会社と接触するかによって、好感が持てるかどうかが変わってくるというもの。

 

例えば、あなたが通っている美容室を思い浮かべてほしいのですが。

髪を切る時間だけしか話をしていないのに、なぜか美容室のスタッフさんと仲良くなっていませんか?

それは、たったの1時間でも、毎月通うことで、その美容室に対してザイオンス効果が働き、好感が持てるため、よっぽどのことがない限り他に移ろうとしないわけです。

 

アイドルなんかもそうです。

一度、テレビや雑誌で見たアイドルに興味を惹かれたら、ネットで検索したり、youtubeで探したり、ツイッター調べたりなんかして、フォローする。

すると、日々の発信や活動の様子を見ていく中で、だんだんとファンになっていく。そんな感じです。

 

興味のなかったお客さんを、ファン化するための方法はザイオンスの他にもいろいろありますが、やはり一番は接触頻度を増やすことです。

 

特に、小さな教室やクラブを経営している私たちは、たくさんのメディアに出演しているわけではないので、自らお客さんの元に「会いに行く」必要があるわけですよね。

そのためにあるのが、ニュースレターなんです。

 

ニュースレターはこちら側が一方的に送る会報紙です。なので、お客さんからすると、迷惑とも感じませんし、むしろ、自分の通っている教室のことをもっと知りたいと思っています。

 

なぜなら、あなたの教室に通うとコミットメントしたわけですから、自分の決断は間違っていなかったと思いたいわけです。(←ちょっと専門的な心理学になるので、ここは割愛。)

 

知りたいと思っている人に対し、何も情報を伝えないのは、ただの売り手の怠慢でしかありません。

なので、ぜひ、直接お客さんと関わる機会を、このニュースレターで作って欲しいのです。

そうすれば、あなたの会社の日々の活動や、教室の様子、参加者の様子、コーチの考え方などが、お客さんに浸透し、だんだんとファンになってくるというわけです。

 

メリット2、販促活動をルーティーン化できる

次に大きなメリットが、販促活動をルーティーン化できることです。

 

ちなみに、あなたは今、何人の会員さん(お客さん)がいますか?

もしも100名以上いるのなら、絶対にこのニュースレターはやるべきです。なぜなら速攻で効果がでるから。

 

私のクライアントさんには、ニュースレターを必ず導入させています。ニュースレターの良いところは、売り込み感なく、商品の案内ができることなんです。

例えば、野球塾をやっているスポーツ店があったとします。

スポーツ店に通うお客さんに対しては、ニュースレターの一部に「短期で身につく!ホームランスイング講座」みたいな無料体験の案内を出して、そこに来た見込み客に対し「野球塾」の案内を渡す。

野球塾に通っているお客さんには、店舗で販売している「在庫処分!旧型グローブが半額!」とニュースレターの一部に書いて渡す。

 

そうすれば、何人かにひとりは、必ず店舗に訪れますし、興味があれば野球塾に入会してくれる人がいるはずです。

 

これは、ただただ、商品のチラシを配るのとはワケがちがいます。だって、ニュースレターの内容はほとんどが「自社の活動報告」や、自社の価値を知ってもらうための「教育」が中心ですから。(←このあたりは後で書き方を解説しますね)

 

売り込み感なく、商品のリリースができるのは、ニュースレターの持つ大きなメリットです。

しかも、ニュースレターなので、最低でも毎月1回は送りますよね?そうすれば、毎月1回は、既存のお客さんに対して商品のリリースする機会を作れるってわけです。

 

販促活動をルーティーン化できれば、自ずと売上は上がります。

・・・どうです?やらないほうがバカだと思いませんか?笑

でも、メリットはまだありますよ。

 

メリット3、お客さんに忘れられない

これも、ニュースレターのメリットです。

お客さんが辞めてしまう最大の理由は何か、あなたは知っていますか?

  • 商品やサービスに不満があるから?
  • コーチや指導者と合わないから?
  • 料金が高いから?

 

もちろん、辞める理由はそれぞれあると思いますが、最も多い顧客離れの理由は「忘れてしまう」ことなんです。

 

例えばスポーツクラブ(フィットネスクラブ)に通う方。

月額制で通うよくあるフィットネスジムです。 大抵、通い始める理由は「ダイエットしなくちゃいけない」と思ったか、「人間ドックでひっかかったから」とか、「寝たきりにならないために足腰鍛えたい」とか。

何かしら「通わなきゃと思ったきっかけ」があったはずなんです。

 

しかし、月日が流れていくうちに、その「通わなきゃと思ったきっかけ」を忘れてしまいます。そうなると、スポーツクラブに通う「価値」を感じなくなってしまい、だんだんと通わなくなる。

そうすると、「全然通えてないし、お金の無駄だから辞めちゃおう」ってなるわけです。

 

いやいやいや!ちゃうやろ!あんたが通わなきゃいけないきっかけ忘れてるんじゃん!このポッチャリがー!

 

・・・と言いたい気持ちはわかりますが、人は忘れるものです。笑

 

なので、お客さんに「なぜ今この教室に通っているのか、通うことでどんな未来が手に入るのか」それを、ニュースレターを活用して忘れさせないことが大事です。

 

特に、一度あなたの元に来てくれた方は、あなたの商品やサービスが必要だと思えたわけですから、そんな貴重なお客さんを簡単に手放してはもったいないです。

 

だって、たったひとり入会させるのに、あなたはどれだけ努力していますか?どれだけ広告費をかけますか?どれだけチラシ製作やブログ更新に時間をつかいますか?

それだけ、新規の集客に時間もコストも労力もかけているわけですから、一度来てくれたお客さんに忘れさせないための行動をしないと、もったいないですよね。

 

なので、ぜひこのニュースレターを使って、こまめにあなたの価値を伝える活動をしてほしい。そう思うワケです。

 

以上、この3つが、ニュースレターの持つメリットです。

 

効果的なニュースレターの作り方

 

ニュースレターのメリットはわかった、じゃあ具体的に、ニュースレターには何を書けば良いの?

そう感じたあなた。良い質問ですね〜(←池上さんか)

 

ニュースレターに書くのは何も難しいことじゃあありません。セールスレターとか、コピーライティングとか、あんな小難しいものでもありません。←

 

下手したら、新人さんに任せてもいいくらいの労力です。書き上げた原稿を、最終的にあなたがチェックして、OKであればガンガン出して下さい。

ただ、ある程度の大枠を決めておけば、書くときに楽だと思うので、私のお勧めするニュースレターの項目を5つだけあげたいと思います。

 

1、トップ記事に重要コンテンツを持ってくる!

まずニュースレターで一番大事なのはトップ記事です。人は、トップの記事を見て最後まで読むか、読まないかを決めるくらい、非常に大切なものです。

なので、既存のお客さんと関係があるような記事だと一番読みたくなるでしょう。(先月行ったイベントのレポートとか最高ですね!)

あとは、クラブが表彰を受けたこととか、会員さんの誰かが賞をとったとか。そういったニュース記事を持ってくるといいかと思います。

 

2、エンタメの要素を入れる!

毎月送られてくるニュースレターは、面白みがないといけません。よくあるニュースレターの作り方で、自社の商品やサービスのメリットをガンガン書く人がいますが、それではお客さんが読みたくありません。

ただ、まったく書かないわけにはいかないので、教育の要素1、エンタメの要素1くらいの半々の割合で書くといいかもしれませんね。

エンタメの例としては、スタッフの出来事とか、会員さんとの面白い会話だったりとか、絵が得意であれば、4コママンガを掲載するのもいいですね。 そういったエンタメの要素があるだけで、お客さんの印象はだいぶ違います。

ぜひ意識していれてみてください。

 

3、コーチやスタッフのブログ記事を入れる!

直接お客さんに接しているコーチやスタッフのブログ記事を載せることも効果的です。コーチがどんな意識を持って指導しているのか、スタッフがどういった価値観をもって接しているのか。

そういった要素が入ったブログであれば、お客さんからの信頼も構築することができます。

そして、そういった価値観を持っていれば、似たようなお客さんに「口コミ」で紹介されてきます。 そういった意味でも、現場スタッフのブログも効果的なので、ぜひ盛り込んでみてください。

 

4、参加型のコーナーを入れる!

これも、エンタメの要素になるのですが、参加型のコーナーを入れるとニュースレターに引き込みやすくなります。

例えば、「今月のお誕生日」の方の紹介だったり、「クイズ」だったり、「今月の占い」だったり、「プレゼント抽選結果の発表」だったりですね。

そうすることで、あなたの発行するニュースレターを毎月楽しみにしてくれる人が増えていきます。

時々、お客さんの声として登場させることも、非常に効果的なので、ぜひ試してみてくださいね?

 

5、毎月必ず商品リリースを行う!

さきほども言いましたが、ニュースレターは「販促活動をルーティーン化」することができます。なので、あなたの持っている商品やサービスを、ぜひニュースレターの一部に書き入れてください。

その際、あまり目立つ場所ではなく、真ん中から下の部分にかきいれるといいでしょう。

決して売り込み感なく、自然に紹介することで、必要とするお客さんに買ってもらいやすくなりますよ?

 

上記の内容が含まれていれば、効果的なニュースレターが作れることだと思います。

 

スポーツクラブこそ信頼関係が重要

スポーツクラブでニュースレターは本当に必要か?

そんな言葉が何度もありました。 でも、私はこれまで携わった業界の全てで、ニュースレターの効果を実感しました

ニュースレターって本当にすごい!みんなにとってハッピーなものだ!

私はそう思っています。

 

会社とスタッフの共有ツールにもなる。スタッフとお客さんとの共有ツールにもなる。そして周りの関係者、企業、行政、自治体にも波及するパワーを持っています。

だからこそ、ニュースレターが売上を上げてくれるツールだと思うんです。

 

特に、信頼関係構築が命とも言えるスポーツクラブこそ、こういったニュースレターを介して、良い関係を築いてほしいなと思います。

ぜひ、この記事を参考に、あなたなりのニュースレターを作成してみてくださいね?^^

 

それでは、今回はこのへんで!

 

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