取材が来るプレスリリースの出し方とは

From:宮城哲郎

 

スポーツビジネスをされている方の多くは、スポーツイベントや交流会などを開催する機会が多いと思う。

そんな中で、自社の活動をPRすべく、地元のテレビ局や、ラジオ、新聞社などに対して、「取材の依頼」をし、番組で放送してもらうための方法がある。

それが、「プレスリリース」だ。

 

僕の知人で、あるテレビ局の報道部に所属している方がいるのだが、その人に聞いた所、「プレスリリース次第で取材をするかどうかを判断している」のだという。

つまり、プレスリリースの書き方が良ければ採用し、悪ければ不採用でゴミ箱行きということだ。

報道部には、毎日視聴者からのプレスリリースがひっきりなしに届く。そんな中で、採用されやすいプレスリリースはたったの2割程度だという。

 

僕自身、これまで多くの取材を受けてきたが、起業当初は全く反応がなかった。書き方がまずかったのだろう。しかし、2〜3年頃にかけて、出せば1社〜2社からレスポンスが来るようになった。

もちろん、知人から聞いた内容を踏まえたことはもちろんだが、やはり実際に何度もリリースすることで、自分の中で採用されやすいポイントが分かってきたのだ。

そこで、今回は採用されやすいプレスリリースの書き方についてお伝えしよう。ぜひ参考にしてみて欲しい。

 

プレスリリースの大前提

 

プレスリリースでの宣伝は厳禁!

まず、大前提としてこのプレスリリースは「記者向け」に書くものだということを覚えていて欲しい。あなたの商品やサービスの宣伝をするものではない(顧客向けではない)ということを、強く意識してもらいたい。

なぜならば、記者は「宣伝が大嫌い」だから。笑

宣伝のように記事がなってしまうと、広告となんら違いがなくなってしまい、同業者からは「同じように宣伝して欲しい」となると、そもそもニュース性がなくなってしまう。

記者はあくまでも読者向けの記事を書くことが目的だ。だとしたら、偏った人向けの商品の宣伝は、有料広告という枠でしか扱わないようルールが定められている。

なので、「宣伝目的だな?」と匂わせるようなプレスリリースは絶対に書いてはいけない。

 

プレスリリースでは社会性・ニュース性をPR

プレスリリースで採用されやすいのは、社会性と結びつけること。例えば医療費の圧迫や、生活習慣病、働き世代の運動離れや、子供の孤食などなど、社会では様々な問題がある。

例えばあなたが、ウォーキングのイベントを開催するのであれば、こういった医療費の削減を伝えたり、働き世代の運動機会を作るきっかけだったり、親子でのふれあいの場などといった「社会的意義」を伝えるようにすると良いだろう。

なぜなら、そのイベントを取材し、多くの人に広めることで、社会的問題を解決できるきっかけを、メディアが配信できるからだ。自社の取材で、地域貢献できることは、メディア会社にとっては何より欲しい取材ネタなのだ。

ただのイベントの宣伝目的では、即ゴミ箱行きでも、こういった社会的意義を持つニュースであれば、何倍も採用する確率はアップする。ぜひこれも大前提として覚えておいてもらいたい。

 

プレスリリースの構成

 

次は実際のプレスリリースの書き方についてお伝えする。プレスリリースの構成は大きく分けて

  1. ヘッドライン(サブヘッドライン)
  2. 画像
  3. リード
  4. ボディ
  5. クロージング

この5つの枠に分けると良い。図で表すとこんな感じ。

では、順番よく説明していこう。

1、ヘッドライン 〜サブヘッドライン〜

プレスリリースで一番労力を使って良いのがヘッドライン。このヘッドラインで記者は「ニュース価値があるかどうか」を決めている。

ヘッドラインを読んで興味をひきつけなければ即ゴミ箱行きだ。どんなに本文にいいことが書いてあっても、ヘッドラインが悪ければ容赦なく不採用となる。しかも一瞬で、だ。

なぜならば、毎日たくさんのプレスリリースが届くので、いちいち一言一句読んでいられないのだ。なので、ヘッドラインは「読む」というよりも、パッと見た瞬間文章が入ってくるくらいの短さにもこだわって欲しい。長くても30文字以内に収めることがポイントだ。

よくある間違いが、「!」などの感嘆文。これをやるといかにも宣伝くさい。笑

そんな大げさな表現をすると、記者からは「中身のないプレスリリース」だと即判断されてしまうので要注意。

2、画像

この部分では、ヘッドラインのイメージができる「画像」を挿入しておこう。人は文字よりも先に画像に目がいくことが多い。ヘッドラインのイメージと画像がマッチしていれば、間違いなく続きを読んでくれるだろう。

なのでこの部分で意識して欲しいのは、ヘッドラインとの整合性だ。ここがちぐはぐだと、イマイチ情報が入ってこなくて、不採用となってしまう。

3、リード

次にリードの部分だ。リードは、ヘッドラインで惹きつけた読み手に対して、さらに本文まで引き込む架け橋のような部分だ。ここでは、「誰が、何をする」という簡潔な言い方をするといい。

時間のない記者がまず知りたいのは、「どんな内容の記事か」をしっかりとイメージをもってもらわないといけない。そのためには、本文のできるだけ早い段階で、「誰が、何をする」のか。率直に話してしまうことが大切。

4、ボディ

リードで簡潔に説明したら、次はそれに肉付けをしていく。リードでは、「誰が、何をする」という結論を言うだけにとどまったが、さらに読み進めた記者が欲しいのはより詳しい情報だ。しかし、ただ闇雲に情報量があればいいってものでもない。

詳しい情報を知りたがっているのだが、ここもまた、簡潔に知りたいだけなのだ。なので、いらない情報を盛り込むのはやめるようにしよう。

その詳細を伝えるのに最適なのが「5W1H」だ。つまり、「いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように」というこの構成。これがボディの部分では入ってくる。

この「5W1H」は記事にする際に基本枠となる部分であり、この骨組みをあらかじめ掲載していることで、記者も記事が書きやすくなる。こういった要素を踏まえた上で、プレスリリースのボディ部分を書いていこう。

5、クロージング

最後のクロージングは非常にシンプル。採用された場合に、すぐに問い合わせられるよう、あなたの問い合わせ先を書いておこう。

ただ、注意したいことがある。それは、メールアドレスのみの場合だ。記者には時間がないので、できる限り簡潔に早く決めてしまいたい。それなのに、問い合わせ先がメールアドレスだったら。いつ返信が返ってくるかもわからないし、そもそもメールがちゃんと届いているかもわからない。

だからこそ、プレスリリースではかならず電話番号を記載しよう。そして、可能ならば担当者のケータイ電話まで記載されてあると、取材側は非常に助かる。なので、クロージングの部分では、繋がりやすい電話番号、ケータイ電話を記載しておこう。

 

プレスリリース作成事例

 

では、以前にサンビスカス沖縄が出したプレスリリースを見てみよう。上記の要素がよく踏まえられているのがわかると思う。(問い合わせ先は奈津子さんのケータイより、事務所のカスタマーの方が確実なので、事務所の番号しか書いてないが悪しからず。笑)

このような形でプレスリリースを3つのテレビ局と2社の新聞社、2社のラジオ局に出したところ、なんとテレビ局2社と、新聞社2社、ラジオ局2社がイベントに取材に来てくれた。

ぜひ、あなたもこのようなプレスリリースを書いて、イベントや大会を取材してもらうと良いだろう。こういった小さな積み重ねが、あなたのビジネスの認知度を高めてくれるし、実績となるだろう。

 

それでは。

 

 

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