形だけの事業計画書

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イベント企画の作り方

From:宮城哲郎

 

会社の経営を右肩上がりにしていくために、年に一度「事業計画」を立てる人がいる。もちろん、会社の社長としては、事業計画を立てることは非常に大切な仕事のひとつだ。

 

しかし、その事業計画を、計画したまま行動に移せていない人も多く存在する。計画を立てることで満足し、最初の数ヶ月は計画通りにアクションを起こしていくのだけど、途中で様々な業務が入ってきたり、顧客の対応に追われたり、別の問題に直面してその対応に追われてしまったり。

年商1億を目指していたはずなのに、決算時期に来ると「あれ?半分も達成していない」というようなパターン。まさに「絵に描いた餅」状態だ。

 

あなたも、心当たりはないだろうか?

 

計画を立てるのは、あなたの目標を達成するために立てているはず。それなのに、なぜ当初立てた計画が遂行できないのか。今回はその理由について解説しようと思う。

 

事業計画がうまくいかない理由1:目標が曖昧だから

 

会社の事業計画を作るためには、何かしら目標があるから計画をするはずだ。だとしたら、事業計画をする前に、あなたの会社の目標を明確にする必要がある。

 

「年商1億円を突破する」という目標があります!と、自信満々に話す人もいるが、それではまだ曖昧すぎる。いつまでに、誰が、どうやって、というような具体的なアクションプランに落とし込むためには、より細かい目標設定「短期・中期・長期」という段階を持って目標を遂行する必要があるのだ。

 

例えばあなたが高校野球部のコーチを任されたとする。ほとんどが初心者なのに、監督が「よし!俺らの目標は来年甲子園に出場することだ!」といったとしても、選手側からすれば「絵に描いた餅」状態。つまり、具体的なアクションプランが想像できないのだ。

 

とりあえず、毎日3キロ走ろうかな。と思う人もいれば。いやいや、甲子園に出るためには3キロじゃ足りない、10キロは走ろう!と言う人もいるだろう。そももそ、走る前にバッティングや守備の練習からしよう!と言い出す人もいるだろう。

 

こういったバラバラの意見のチームが、甲子園に出場できるわけがない。

これは経営も同じなのだ。

 

どんなに社長が「年商1億突破するぞー!」といっても、社員からすると「絵に描いた餅」なのだから、そこへ行くためのルートが人それぞれの価値観で考えられてしまう。これでは、どんなに優秀な人材がいたとしても、力を充分に発揮することができず、結果経営もうまくいかない。

だからこそ、短期目標・中期目標・長期目標を設定する必要があるのだ。

 

先ほどの野球の例で言うと、、、

長期目標=甲子園に出場する

中期目標=県でベスト8に入る

短期目標=県でベスト16に入る

こういう風に目標が細分化することができる。となると、一番直近の目標は短期目標になるわけだから、監督も選手も同じ「県でベスト16」を目指せるようになる。

 

甲子園出場となると、目標と現状が離れすぎているため、思考がストップしてしまうのだ。なぜなら、そんな高いレベルにいたことがない(経験がない)ために、想像ができない。つまり、どうやったらそのステージにいけるか描けないわけだ。

 

しかし、県でベスト16のレベルであれば、ある程度手に届く位置にいる。だからこそ、「ベスト16レベルのチームに勝つために何が不足しているか」が見えてくる。

 

その部分を強化していくとこで、実際に直近の目標である「ベスト16」が可能になるというわけだ。

 

経営も同じで、年商1億円が長期目標であるとしたら、中期目標では5,000万を目指し、短期目標では1,000万を目指すべきである。年商1億は想像もできないかもしれないが、1,000万なら、今の会員が何人になれば達成するのか、どんな商品やサービスを、いくつ売れば1,000万に到達するのかが、すぐに計算できるだろう。

 

だとしたら、その商品やサービスを、いつ売るのかというプロモーションが初めて出来上がる。そういった目的が明確な事業計画でないと、実際の行動に移すことも難しいし、成果もでない。

 

事業計画を立てる前に、あなたの会社の長期目標・中期目標・短期目標は、最低限明確にしておくといいだろう。

 

事業計画がうまくいかない理由2:自社の現状把握ができていないから

 

事業計画を立てる際に重要な要素は、今自分がどのような経営状態なのかを把握していないといけない。

 

うまくいかない事業計画を見たらすぐにわかる特徴がある。(これで何度もうちのスタッフはやり直しさせられる。笑)それは、「ああしたい、こうしたい」とだけ書いてある事業計画だ。

 

ああしたい、こうしたいなんて、誰でも言える。大切なのは、「現時点がこうだから」とか「過去のキャンペーンがこうだから」等といった、現状や過去を踏まえることだ。

 

現状を変えないことには、会社の成長はない。だからこそ、自社の現状把握をすることが非常に大切になってくる。今は、集客に効果があるから、継続していこうというのも一つの事業計画だし。今は、退会率が高くなっているから、フォローアップに予算を使いたいというのも事業計画だ。

 

現状改善をしないような事業計画は、効果が感じられず、結果数字上の成果もでない。

 

事業計画がうまくいかない理由3:社長だけで考えているから

 

事業計画というのは、会社の方針や方向性を決めるものだから、もちろん社長がやるべき仕事のひとつだ。

 

毎年、社長が必死になって作った事業計画書を、社員に配布し、「今年はこの方針でいくから!」というパターン。

 

事業計画書を受け取った社員からすると、「こんなんできるはずない」というような無茶振りが多かったりする。

 

社長の頭の中では、しっかりと遂行できそうな事業計画書を作ったつもりでも、社員からすると、思わぬところでネックとなる部分があったりする。そういった現場の声を拾わずして、社長の頭の中だけで計画を立ててしまうと本末転倒。

 

結果、社員の動きも鈍く、成果がでないのだ。

だからこそ、一度社長の方針を固めた上で、幹部スタッフを集め、事業計画の見直しを行う。「本当に実現可能なのか?」「これだけ増やしても、対応はできるのか?」「その後のフォローアップ体制までつくらないといけないよね」なんていう細かい意見がではじめる。

 

そうなってくると、より現実的な事業計画書ができるし、社員も言われっぱなしの計画書よりも、自分で意見した計画書のほうがコミットがある分、熱心に行動に移してくれる。

実際に、現場を回っている社員のほうが、より顧客のニーズを掴んでいる場合が多いので、その辺はぜひ社員も交えた事業計画を立てて欲しいと思う。

 

時間をかけていい仕事

 

いかがだっただろうか。事業計画書と一言で言っても、どれだけ意識しなければいけないのかがわかったはず。事業計画書は、会社の向かうべき「地図」のようなものだ。「地図」の作成をおろそかにしては、到底目的地までたどり着くことはできない。

 

だからこそ、一緒に会社を成長させていく社員と共に、事業計画書を構成する必要があるのだ。

 

事業計画書は、たっぷり時間をかけていい重要な仕事。ぜひ、今後の事業計画に役立ててもらいたいと思う。

 

それでは。

 

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