from 宮城哲郎
「世の中の商品は、誰かの問題や悩みを解決するために存在する…。」
このことは、このスポビジ大学のブログ読者ならすでに承知の事だろう。
実際に、僕もこうしたブログ以外にもメルマガやセミナーなど多くの場面でそう伝えているのだが。
そういう理由から、僕らが提供する「スポーツ商品」とは、スポーツという手段を通じて、誰かの問題や悩みを解決してあげる事で、市場から商品としての価値を認められるという事になるわけだ。(→これって結構大事なこと書いてるよ?)
でもね、これから時代はどうやら…。
「単に誰かの問題や悩みを解決できる商品なだけ」では、市場の価値としては物足りないようだ。
さて、それは一体なぜか?
気になる方は、このまま続きを読んで欲しいと思う。
なぜ、顧客の問題解決だけではダメなのか?
まず、なぜそもそも「顧客の問題解決だけではダメなのか?」という事について僕の見解をお伝えしたい。
ちなみに正確にお伝えすると、商品という存在が誰かの問題や悩みを解決するために存在しているという事自体に変わりは無い。
ただ、ある理由から「それだけでは価値にならない」という時代になってきているわけだ。そして、その最も大きな理由とは「モノが溢れた事。」もう、これに尽きる。
例えば、あなたが「ダイエット」というテーマで悩んでいたとしよう。
当然、それを解決しようと思ったのなら「問題解決の方法」を探すという行動に出ると思うのだが…。
どうだろう?問題を解決する為の方法や手段なんて一つや二つではないはずだ。
実際に有料・無料問わず、様々な場所で、様々な人達が、様々な方法で解決方法を提供しているはずだ。
こうした事は、全ての業界で起きている。
もちろん、僕もあなたの業界でも同じだ。
今までは、目の前のお客さんの問題に向き合い、その問題解決に集中すればビジネスは成立した。
でも、お客さんにとっては、その問題解決手段の数が溢れてきたわけだから、当然、数が増えたということはそれだけ価値も下がっていく。
お客さんにとっても、「あなたでなきゃダメだという理由」というのがこれまで以上に薄れていくという事になる。
そう、僕らはお客さんのそうした心理状況の変化の中で「選ばれる」ようにする必要があるわけだ。
では、一体何をするべきか?
その為には、お客さんにとって「あなたでないといけない存在」になる必要がある。
そして、これからの時代は、何が決め手となって「顧客にとってのオンリーワン」になれるのか?というと、それにはあるキーワードが存在する。
それは「自己実現」だ。
問題解決の手段が溢れた今の時代において、人は「自己実現」を果たすために、お金を払う傾向があるという時代になっているわけだ。
今までは、他の人よりも「多くの物を所有している」事が価値だった。
そして、周りよりも「高価な物を持っている」事がステータスだった。
でも、インターネットが普及して、世界中の情報を容易に受け取れるようになった事により…。
「あれ、なんか高価な物を持っている事を自慢するのってダサくない?」
「そんな事よりも、自分ができる事で、たくさんの人の役に立っている人とか、一度の人生をやりたい事に夢中になってやっている人の方がキラキラしてカッコよくない??」
「あ、、、自分もそういう人間になりたい…。もっと、自分の人生を自分らしく生きたい…。」
そうした事を考える人が増えているのだ。
この事は、モノが溢れている先進国と呼ばれている国では特にその傾向が強くなっている。
モノではなく「コト消費」とは、以前から言われている言葉だが、これからは単に「体験する」というだけでも満たされない。
自分が生きていく中で、「自分の存在意義」について考え、それを実現するためにどうするべきか?という事を追求し、そこに向かって投資をする人が増えてきているのだ。
僕は、このスポビジ大学で常々言っている事がある。
「仕事って所詮人生を彩る手段の一つ。あなたが真にやりたいことは何?仕事を通じて、そしてあなたが夢中になっている事を通じて、どんな事を実現したい?」と…。
この仕事を始めた10年前は、そうした事に響く人はまだまだ少数派だった。
でも、10年経った今は違う。
僕の商品を購入したり、特にセミナーや勉強会など僕に直接会いに来る人の多くは…。
「自分に何ができるのか?それを知りたい。そして一度の人生を自分らしく生きたい」
そう語る人が格段に増えた。これは、僕の周りだけでなく、この記事を読んでいるあなたもそうだろう。
僕がこのスポビジ大学で提供しているのは、単に「スポーツビジネスの業績アップの方法」ではない。
あなたの様なスポーツを仕事にしている人達が、自分のビジネスの業績アップを目指す中で、起こる様々な問題を解決していく中で…。
あなた自身が「スポーツ」という手段で、真に実現したい未来を叶える為のナビゲーターでありたいと思っている。
あなたが真に実現したい未来を手に入れるために、「今、必要な事が目の前のビジネスの業績を上げる事であるなら、それをまずは実現しましょう。」というスタンスなだけなのだ。
でも本当は、その先が必ず存在する。なぜなら、その先を見つけられないと「選ばれない時代」になるからだ。
僕は、そうした事を「問う事」をいつも忘れずに心がけている。
なぜなら、単にスポーツビジネスの問題解決策を伝えるだけなら、僕でなくても良いからだ。
あなたの商品は「だれ」の自己実現を叶える?
さて、ここで貴方に考えて欲しい事がある。
それは、あなたの商品は「どんな人の自己実現を叶える為に存在するのか?」という事だ。
今までは、悩みを解決してあげるだけで良かったのだが、これまで話した通り今後はそれだけでは足りない。
あなたは、あなたのお客さんの「自己実現」をサポートできる存在でないといけないのだ。
あなたのお客さんは、たった一度の人生に置いてどんな人生を過ごしたいと考えているのだろう?
あなたのお客さんは、たった一度の人生に置いて、本当はどんな事にチャレンジしたいと考えているのだろう?
そして、あなたは自分のお客さんに対して、どの様な方法でそれをサポートしてあげられるのだろう?
今回の記事は、もしかしたら人によっては「回りくどくてうざい」内容の記事かも知れない。
でも、それでもきっと賢明なあなたなら僕のこの記事に込めた真意を汲み取ってくれるんじゃないかな?
僕は、そう信じている。
スポーツという存在の可能性。
ぜひ、それを一緒に探そうじゃないか!!
それでは。
「スポーツで生計を立てたい。」
そう思ったあなたへ…。
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