From:宮城奈津子
私の知り合いに、「◯◯って、アイディアマンだよね!」と良く言われる人がいます。
この人は、本当に素晴らしい感性を持っていて、誰も気がつかないところにスポットライトを当てられるというか、とにかく「そこ見てたん?!」って思うくらい、毎回驚かされるわけです。笑
私も、自分ではなかなかのアイディアを持っている自負はあったのですが、本当のアイディアマンは比になりません。
特に、年齢を重ねた人のアイディアは経験値付きなので、なんというか、失敗しようがないだろっていうくらいのアイディアなんです。(お金払ってでも欲しいアイディアを持っていますよ)
でも、私はどっちかっていうと、理想論よりで、「こんなのあったら良いんじゃない?」って理想だけ並べて、現場に無茶振りして大きく失敗するパターンがほとんどなのですが。笑
本当のアイディアマンは、そんなリスクも踏まえて上で、自分のアイディアを持ってきます。このクオリティといったら・・・。完敗です。
とにかく、その人と話をしていると、
「この人と組んだら凄いことができそうだな?」
と思えるほどのアイディアが次々と出てくるわけです。
しかし、また別の方から聞いた話では、その会社の社長が「最近業績が伸び悩んでいる」と言っていたというんです。
え?あのアイディアマンがいるのになぜ?
と、私は率直に思ったわけなんですよね。
だって、うちの会社の話をしても、次々とアイディアを出してくれますし、なんというか、奇抜的なアイディアというより、超シンプルでコストもかからないアイディアなんです。
そんなアイディアが次々と出てくる社員がいて、なぜ会社はうまくいっていないのだろう? そんな疑問を抱えていました。
でも、その答えはすぐにわかりました。
その理由は 「アイディアというものは、形にしないと意味がない」ということです。
アイディアマンの落とし穴
あなたの近くにもいませんか?
いつも良いアイディアを持っている人。
ミーティングや社内会議などで、誰もが見落としていたようなところに気がついて、「こういう企画ってどうですか?」と、提案してくれる人。
その会議内では、「おお〜!それは素晴らしい!!ぜひやろう!」と盛り上がるのですが、不思議と前月となんら変化のない業績。
ここに、アイディアの落とし穴があるわけです。
アイディアというものは、生み出すのはもはやセンスかもしれません。
もしかしたら、育った環境がそうさせているのかもしれませんし、アイディアを発見する癖というか、そういった能力に長けている人は必ずいるんです。
しかし、実際にそのアイディアを、具現化できないと、そもそもそのアイディアって 「なかったこと」になってしまうわけです。
これって、非常にもったいないと思いませんか?
でも、それって何もアイディアマンが悪いわけではありません。
だって、その能力が長けているだけでも、十分じゃないですか?
人には得意不得意があるわけですから、そのアイディアを生み出す人、そしてそれを形にする人とで、役割を分けるべきだと私は思うんです。
役割を決めると形になる
そこで、オススメなのが、アイディアを生み出す人を決めるのではなく、アイディアを形にする人を、毎回決めることです。
つまり、都度生まれるアイディアを、「誰が責任を持って形にするか」までを決めるわけです。
そうすると、形にしなければならない担当の人は、必死でそれを具現化するためのプロセスを組み立てます。
もしも、難しい問題や課題、リスクが出た場合は、その都度またみんなでアイディアを練りだせばいいわけです。
どうしても越えられないリスクがあるのなら、そのアイディアはまたいつかのために保管して、「アイディアファイル」的なものに残しておく。
いつか、アイディアに困った際にも助かるツールになりますからね。
そうやって、生まれたアイディアを具現化していくこと。
その責任を持たせることで、そのアイディアは消えることなく、世に形として残るわけです。
もしも、そのアイディアがうまくいったら、なんどもこの作戦を使えば、結果会社にとっては「お金を生む装置」が手に入ったと同じですよね?ノウハウですから。
その価値も、ひとつのアイディアから生まれたわけです。それを、形にしないというのは、非常にもったいないですよね。
だからこそ、会議中にもしも「それ、すごく良いアイディアだね!!」と思ったのなら。
すぐに担当者を決めて、ある程度の期限を決めて、実行に移させてほしいと思います。
形だけの会議にならないようにすること
会議だけの会議にはせず、かならず何かしらのアイディアが生まれたら、具現化まで行ってください。
そうすれば、会社にとっては何倍もプラスになりますし、社員も責任をもつことで、アイディアを形にすることのコツがつかめてくることだと思います。
実際、そんな具現化できる人材が、今後は重宝されますからね?
ぜひ、試してみてください!
それでは、今回はこのへんで!
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