売れるヘッドラインを作るための5つのテンプレート

スポーツマーケティング

FROM:宮城奈津子

 

突然ですが、あなたは「ヘッドライン」という言葉を聞いたことがありますか?

もしかしたら、初めて聞いたという方もいるかもしれませんね。

 

まぁ簡単に説明すると、ヘッドラインとは、キャッチコピーのようなものです。

新聞の見出しや、ブログの見出し、チラシの一番目立つ太字で書かれた文章。 それらが、キャッチコピーと言われるものであり、ヘッドラインそのものです。

 

読まれるためにはヘッドラインが8割

 

読まれる文章(コピー)を書くには、ヘッドラインが重要であるといわれる根拠があります。

実は多くの広告が読まれるか読まれないかは、このヘッドラインで8割決まります。

 

どんなに内容の良いコピーを書いたとしても、どんなに良い条件のオファーを掲示したとしても、 どんなに広告費をかけたとしても。・・・。

ヘッドラインが悪ければ読まれない、ということなのですね。

 

それなのにも関わらず、多くの人が、チラシやブログ、広告に対してたくさんお金を使っているのですが、実はこのヘッドラインに注目して広告を作っているという人は非常に少ない。

 

想像してみて欲しいのですが、あなたは新聞を隅から隅まで読んだことはありますか?

 

きっと、さーっと目を通して、「キャッチコピー」で自分の興味のある内容であれば、その本文を読んでいるはずです。 これは、雑誌でも同じですね。

つまり、この世の中には多くの広告物(読み物)があふれています。

 

そんな中、あなたの商品やサービスに対して、確実に興味のある人を「お?」と思わせるようなキャッチコピー、ヘッドラインが必要なのです。

 

ヘッドラインにこだわってる?

 

もしもあなたが、これまでにヘッドラインについて考えたことがなかったとしたら、これは逆にチャンスです。

だって、ほとんどの人が、ヘッドラインにこだわっていませんから。

 

それを、チラシだけでなく、ブログ、facebookページ、ホームページ、etc

それらの広告物のヘッドラインを見直すだけで、あなたのサイトはガンガン商品が売れるようになります。

 

実際に私も、これまでに多くの広告物を発行してきましたが、いっちばんこだわっているのはヘッドラインです。いや、ぶっちゃけヘッドラインだけです。笑

チラシのABテストでも、まずヘッドラインでテストを行います。

これだけで、反応率が3〜4倍に、場合によっては10倍以上の反応率を出すこともできます。

そんなヘッドラインを、あなたも自分で作ることができたら?ワクワクしてきませんか?

 

真似しただけのヘッドラインではダメ

 

よく、多くのサイトでは「真似するだけで効果のでるキャッチコピー集」などと謳った広告をよく見かけます。

もちろん、何もしないよりは、うまくいっているキャッチコピーをパクることはすごく良いことです。

 

しかし、真似は真似でも、まったく同じでは効果がいまいち・・・という人いませんか?

実際に私はそうでした。

 

なぜうまくいかないのかというと、答えは簡単。まずその商品やサービスの売りが違います。

そして、ターゲットも商圏も違います。

 

「なんか似ている商品出し」と思って、競合のサイトをパクっただけでは、うまくいくはずありません。

ただただパクって集客できるほど、お客様はバカじゃないです。

 

なので、きちんとヘッドラインの意味を理解した上で、これから紹介するテンプレートに当てはめる。

それだけで、ヘッドラインテンプレートを、あなたバージョンにすることができるのです。

 

今回は、そのテンプレートについて、5つの公式をもとにご紹介したいと思います。

 

ヘッドラインの目的とは?

 

まず、ヘッドラインの目的から考えていきましょう。

ヘッドラインの目的で大きいのは2つあげられます。

 

1つは、読み手をひきつけ、続きを読ませること。 2つめは、その読み手にとって得られるベネフィットを伝えること

この2つを意識しなくてはいけません。

 

1つめに書いた「読み手をひきつけ、続きを読ませる」ということ。

先ほどもいいましたが、どんなに中身の濃い文章を書いたとしても、相手をひきつけて、続きを読んでもらわなければ意味がありません。

せっかく一生懸命考えて書いたコピーやブログが、まったく読まれない・・・ となってはもったいないですよね。

それだけではなく、お金をかけて広告を出したのに、反応が1〜2件しかない・・・ となったら残念すぎます。

 

だからこそ、ヘッドラインは重要なのです。

 

そして、2つめのベネフィットですが。これも欠かすことができません。

人は、「自分にとってどんなメリットがあるか?」を大きな基準におきます。

 

例えば、手荒れに悩んでいる人がいたら、手のケアについて書かれたヘッドラインがあれば、「自分の手も治るかもしれない!」と期待を込めて続きを読みます。

ベネフィットを考える際に、もっとも大事なのはダーゲットの設定です。

 

そのターゲットが、自分にとって得があるかも!と思えるような(連想させるような)ヘッドラインにしなくてはいけません。

この2つを意識した上で、公式に当てはめていきましょう。

 

売れるヘッドラインを作るための5つのテンプレート

 

では、いよいよ売れるヘッドラインのテンプレートをご紹介します。

それぞれの項目に、書き入れるための要素と、気をつけたいワンポイントアドバイスをお伝えしますね。

テンプレート①のワンポイントレッスン

この公式では、ターゲットとする人の状況や、夜も眠れないくらいの悩みや欲求はなにか?を考え、それをズバリ言い当てる必要があります。なぜならば、自分の現状を言語化して言われると、思わずハッ!としてしまいます。まるで自分のことを言い当てられたように感じ、その続きを読まずにはいられなくなります。この心理効果をカクテルパーティー効果ともいいますね。

 

テンプレート②のワンポイントレッスン

ここの公式では、「不利な状況」で、いかに不利な状況をリアルに見せられるかが重要です。人は、不利な状況から脱出したストーリーに、強い興味を示します。これを、ストーリーテリングとも言います。また、「意外な結果」は、オーバーに描きすぎないこと。現実的な結果で、意外な結果をかかないと、逆に不信感が出てくる可能性もあるので、盛りすぎは注意です。

 

テンプレート③のワンポイントレッスン

ここでも、「不利な状況」をリアルに描写する必要が有ります。どん底であればあるほど良いでしょう。また、「ターゲットにとって想定外」とは、ターゲットが持っている常識の中にはない方法のこと。意外性があればあるほど良いでしょう。

 

テンプレート④のワンポイントレッスン

『ターゲットにとって想定外の方法』とは、ターゲットが持っている常識にないこと。意外性があればあるほどターゲットの注意を集めます。また、「意外な結果」は、許容範囲を超えてはいけません。過剰な結果(例えば毎月10キロ落とす等)を言ってしまうと、信用を落とす可能性もあります。

 

テンプレート⑤のワンポイントレッスン

よくある事実は、ターゲットが強く共感できるものにするべきです。なぜならば、ヘッドラインを読んだ瞬間「これは私には関係ない」と思われ、続きを読まれることなくスルーされてしまうからです。想定外の方法や、意外な結果は、あくまでも常識の範囲内で考えることを意識して下さい。オーバーな広告は不信感を抱きます。

 

いかがでしたか?

こうして、内容を把握することで、ヘッドラインを自分で作ることができます。

テンプレートだけに頼らず、あなたの商品やサービスに、興味を持ってくれるターゲットを明確にすることも、とても大切です。

ぜひ、意識して書いてみてくださいね!

 

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