From:宮城奈津子
今日はあなたに、とても効果的でパワーのある広告の書き方をお伝えしたいと思います。
商品をセールスする際に、売り手であるあなたは「相手に何を信じてもらう必要があるのか?」という疑問にハッキリと答えなくてはいけません。
なぜなら、広告はそもそも・・・
読まない、買わない、信じない
という魔のレッテルが貼られていますから、その壁を突破するには「事実」で論ずるしかないわけです。
特に、情報が溢れる時代では、この壁は年々分厚くなっていると思ってください。
そんな読まない、買わない、信じない見込み客に対してあなたはセールスをしなくてはいけないわけですから、より賢く、誠実に、論理的に(そして丁寧に)広告を作らなくてはいけないわけなんですよね。
- 何を信じてもらえたら、商品の必要性が高まるのか。
- 何を信じてもらえたら、価値を感じるのか。
- 何を信じてもらえたら、行動する動機になるのか。
見込み客は、今のままでは何も変わりません。
しかし、あなたが商品を売りたいのであれば、相手に対してその商品の必要性や価値、動機にならなくてはいけないわけです。
そうでないと、顧客になる理由がないわけですね。
私たちマーケッターは「見込み客を教育する」という言葉をよく使います。
その教育というのがまさに「相手に何を信じてもらう必要があるのか?」という問いなんですよね。
相手に信じてもらえたら、きっと商品は売れていきます。
今、あなたの商品が売れていないのなら、相手に何かしら信じてもらえていない原因がまだあるってことなんですよ。(お、なんだか本質的だと思いません?)
だとしたら、売り手から信じてもらえるような体制を取ることが先決だと思いませんか?
ということで、今回は「相手に信じてもらう」ために、必要な要素「ファクト」についてお伝えしましょう!
商品はファクト(事実)で売るべし
普段、論理的に考えらえない私でも、ことセールスに関しては染み付いているコツがあります。
それがタイトルにもある「ファクト」です。ファクトとは、日本語で「事実」という意味があります。
あらゆる広告やセールスページに、絶対的に必要なのがこのファクト要素なんですよね。
なぜなら、事実というものは、調べて出されたデータや結果ですから、あなたが発言することに対する根拠と証拠にもなりますからね。
広告が読まない、買わない、信じないこの世の中で、どれだけあなたの商品の良さを語っても、事実が欠けているとやはり行動までには至りません。見ず知らずのあなたの言葉だけでは、相手がどうも信じきれないわけです。
なので、あなたが何か商品を売る際には、必ず事実とセットで売るように癖をつけてほしいと思います。
事実をどうやって掲示するか?
では、具体的にファクト(事実)をどうやって広告に使えばいいの?と、気になりますよね。
今回は2つのファクトの探し方をお伝えします。
- 公のデータを探す
- 自社でファクトを作る
ひとつずつ解説しますね。
1.公のデータを探す
これは今すぐできる簡単な活用法のひとつですね。
国や地方行政や大学などが研究して発表したデータを元に、あなたの商品の必要性を示すやり方です。
例えば、以前私が書いた記事「法人営業するなら今すぐDMを送るべし!」では、なぜ法人営業にDMが効果的なのか、事実を以て解説しました。
その時に活用したのが、一般社団法人日本ダイレクトメール協会の調査結果です。(※詳しくは以下の記事をご覧になってください)
また、最近幼児向けに作成したサッカークリニックのチラシでは、「子供のコロナ禍の運動不足」についての文言を入れました。
順天堂大学がプレスリリースで出した研究で「歩数調査からみた、緊急事態宣言下の幼児の活動実態」についてのデータを事実として掲示し訴求したわけです。今回はチラシの一部をお見せしますね!

サンビスカス沖縄春のサッカークリニックチラシ参照
どうですか?
こういった事実があるだけで、商品の必要性が見えてきませんか?
現状の事実を伝え、その課題を自社の商品とリンクさせることができれば、より興味をそそりますし、実際の行動にも移すことができます。
つまり、こちらが売り込まなくても、相手から申し込んでくれる形にできるわけなんです。
調査データってどこから探せばいいの?
ただ、こういったデータって、どうやって探してるの?って思いません?
私はね、思ったんです。手っ取り早い事実データって落ちてないかなって。(←落ちてないやろ)
実はこのインターネットが発達してくれたおかげで、あらゆる企業が様々なデータを調査しており、それを掲示しているサイトがたくさんあります。
そこで今回はあなたに手っ取り早い事実データが見つけられるサイトをいくつかご紹介したいと思います!

こちらは総務省管轄のウェブサイトで、統計局がまとめたデータが公開されているウェブサイトです。国家機関が調査したデータなので、信憑性が高く信頼できますよね。
●インテージ

インテージは市場調査やマーケティングデータを解析するサービスを行なっている会社で、この会社のWebサイトでは、様々なジャンルのデータが掲載されています。
最新のトレンドに関するデータも多く、とても活用しやすいサイトです。
これは、博報堂が生活者にまつわる調査や統計データが集められたWebサイトです。最新の新型コロナに関する調査も多く、私も良く活用させてもらっています。
他にもたくさんの調査データが集められたサイトがあるので、ぜひ興味のある変態マーケッターは覗いてみてください。笑
2.自社でファクトを作る
こういった公共の統計データでは、なかなかピンポイントで自社の商品に結び付けられないという方もいらっしゃるかと思います。
その場合は、自社で事実を作ることも可能なので、ぜひこちらの方法を試してみてほしいと思います。
例えば、今いる既存のお客様にアンケート調査を行なって、そこで出たアンケート結果を元に「会員さんのおよそ90%が効果があったと答えています!」という事実を記載するだけです。
そうするだけで、今いるお客さんの90%が満足しているのなら、きっと大丈夫だろう!と信じてもらえますよね。
あとは会員さんの継続年数なんかの平均を出してみるのもいいかもしれません。
うちの会員さんは平均5年継続されています!という事実があれば、長期的に運動を続けたい人にとっては嬉しい情報かもしれませんよね?
このようにして、自社でアンケートや顧客の声をもらって、事実を可視化することもできるわけです。
あなたの広告に「ファクト」を
いかがでしたか?
事実があるだけで、あなたの発言は何倍もの説得力を増します。
冒頭でもお伝えしましたが、これだけ広告が溢れる中、そもそも「読まない・買わない・信じない」という壁を、売り手は論理的に攻め込まないといけません。
相手の方からアクションを起こすような広告の設計。
それには事実が効果的です。
ぜひ、あなたの広告でも試してみてはいかがでしょうか。
それでは、今回はこのへんで!
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