みなさんこんにちは!スポビジ大学の奈津子です。
去った2月17日,18日の両日に、J.FC MIYAZAKIの選手、フロントスタッフ向けにマーケティング研修・CSR講習会が開催されました。
今回、講師として依頼して頂いたのは、J.FC宮崎株式会社、代表取締役社長の宮城亮さんです!

J.FC宮崎では、都農町という町おこしの一環で、プロスポーツ選手を獲得する際に「地域おこし協力隊」として活動しながら、サッカーに集中して打ち込める環境を作った日本初のモデルとなります!
これは、選手にとっても非常に価値のあること。
寮に住みながら、サッカーのトレーニングを行い、地域おこし協力隊として、地域の方々の課題に取り組むことで、多くの方々と触れ合うことができます。
多くの地域の方々と触れ合い、助けていくことで、今後どこに行ったとしても応援してくれるファンを作ることができます。さらには、サッカー選手として活動しながらも、副業でビジネスを起こすことも可能。(そのあたりをデザインした亮さん、さすがですね。)
つまり、サッカー選手として、練習に集中できる環境がありながら、ビジネスマンとしての経験もガンガン身につけられる環境を、J.FC宮崎は地域リーグで作ったわけです。
地域にしても、選手にしても、フロントや経営陣にとってもWin-Winが見事に構築されています。

そんな中、活動が本格的にスタートする前に、選手としての心構えや、会社としてのビジネススキルや考え方、そしてリスク管理をしっかりと抑えたCSR分野の講習会を開催させていただいたわけです。
【補足解説】
CSRとは?
CSRとは、Corporate Social Responsibilityの略で、企業の社会的責任のことを言います。企業は、利益を優先するだけでなく、顧客、株主、従業員(とその家族)、取引先、地域社会など、多くのステークホルダーとの関係を考え、責任を持って事業活動を行なっていく必要があります。(エリートネットワーク参照 https://www.elite-network.co.jp/dictionary/csr.html)
講習会では、まず地域の方々が何に困っているのかをリサーチし、それを手助けすることで、後の収益であるファンクラブに入会して頂いたり、法人の場合はスポンサーとしてクラブを支援して頂くという「逆算」で動くことを解説。
どうすれば、相手が「応援したくなる」のか。そこを徹底的に考えなくてはいけません。
そのためには、フロントだけの発信ではなく、チーム全体としてSNSの活用、地域貢献活動の可視化、さらには、活動の先々で起こりうるリスク管理に至るまで、共有する必要があります。
今回、J.FC MIYAZAKIの選手たちにも参加して頂き、「地域のために自分たちに何ができるか?」をワークしてもらいました!

さすが様々な土地で地域貢献活動をしてきた経験のある選手たち。次から次へとアイデアが生まれます。
そして、各グループごとにプレゼンをして、中には今すぐ使えるアイデアも生まれ、とても素晴らしい機会となりました。
チーム全体として、「自分ごと」にすることが、これほどまでにチームワークの力をあげるんだなあと、今回の講習会を見ていて感じましたね。本当にみなさん一生懸命取り組んでくださいました!
参加していただいた選手の皆様、経営フロントスタッフの皆様、本当にありがとうございました!
きっと、今後本格的に活動がスタートした時には、J.FC MIYAZAKIの選手たちの活躍がみえてくることだと思います!
スポビジ大学のブログをいつも読んでくださっている皆さんも、ぜひJ.FC MIYAZAKIを応援してくださいね♪
そして今回、ご依頼頂きましたJ.FC宮崎、社長の亮さん、本当に貴重な機会をありがとうございました!
今シーズンのご活躍を応援しております!
今回ご依頼下さった宮城亮様が社長を務める会社
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さて、長崎、熊本、宮崎と、九州各地の講演会が続いたこの「スポーツ起業家講演会」ですが。新型コロナウィルス感染拡大予防のため、3月から4月までの講演依頼はすべて中止とさせて頂きました。
主催を希望されていた方には大変心苦しい想いでしたが、4月までのスポビジ大学の講座もすべて延期とさせていただきました。ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
なお、5月以降であれば随時スポーツ起業家講演会の主催者様を募集しております!
うちの地域でも講演会を開催してほしい!という方がいらっしゃいましたら、ぜひともお呼びください。2名分の旅費だけで可能です!