マーケター不足のスポーツ業界

スポーツマネジメント

from ミヤギタスク

地域クラブは、まだまだ「指導者=代表者」というのが多いように思います。

クラブ代表者が、クラブのプログラムで指導を行いながら、
片手間でクラブ運営を行っているということです。

もちろん僕も同じようにやっていました。
だけどやってた者としてアドバイスをしたいと思います。

そんなの辞めたほうがいいと思います(笑)

正直大変だと思いますが、お金を借金してでも、
経営に専念することをお勧めします。

指導者になりたいのであれば、指導者ライセンスを取得するなどして、
プロコーチとして生計を立てることをお勧めします。

クラブ経営は指導を同時に行えるほど甘いものではない!
と僕も数年前に痛感させられました。

それぞれ片手間でやっているから上手くいかないんです。

のちに経営が上手くいってたまには
現場の感覚を持つために指導に出るのは良いことだと思います。

しかし、専念しないことには道は開けないと思います。

よく考えてみてください!

あれはあれで問題もあると思いますが
「プロスポーツクラブがあれだけ明確に役割分担してても赤字なんです!」

我々も同様に地域クラブの経営者として、
クラブ経営をどう捉えるか?どう経営していくか?
これを真剣に考える必要があると思います。

では具体的にどうしたら良いのか?

そうは言っても、今自分が指導を離れるわけにはいかない、
自分は指導したい!という方もいらっしゃると思います。

①そんな方はまず、マーケティングという概念を学ぶことです。

こちらから営業に行かずして、相手からクラブに来てもらうためにはどうしたら良いのか?
そういう視点で物事を考えると良いかもしれません。

そうすることで、経営の方向性が明確になることに加え、
実際のクラブのプログラム内容までより具体的に指導の方向性が見出せると思います。

②経営専門職を雇う。

スポーツ振興くじtotoなどが以前「クラブマネージャー」への謝金を助成しておりましたが、
これらをそのまま指導をしている代表者に支払い消えていくことが多くあります。

そうではなく、しっかり経営に専念するスタッフの人件費に当てる。そしてもちろん助成金がなくても、そういった方を雇うことで明確に役割分担もできるので投資して経営者を雇うということをお勧めします。

最初は、借金することに抵抗もあるかもしれませんが、長い目で見た時にしっかり「稼ぐ」という感覚を身につけるためにも当初の投資はやむを得ないと思います。(というか本当にその方が楽でした!)

③コンサルを依頼する。

そうは言っても、どんな人を雇ったらいいのか?
そもそも雇うお金も厳しい、どの方向性で動けばいいのか?

というのがわからない方もいると思います。

そういう方は、コンサルタントに依頼するのもいいでしょう。

社会保険などを完備して雇用することより断然楽ですし、
明確な方向性を示してもらえると思います。

また一定の成果が出たり、方向性が明確になったら、
そのあとは自分たちで行動するということに切り替えもできるので、
その方がハイブリットな感じがしますね!

どちらにしても、しっかり経営をするという感覚を持つこと、
そしてマーケティングすることを強く念頭に置いて活動しなくてはなりません。

その感覚を持った上で、自分に合った形で、
サポートしてもらう人を決めると良いかもしれません。

ミヤギタスク

 

 

 

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