人脈こそ財産

スポーツマネジメント

from ミヤギタスク

 

最近本当に痛感させられる。「人脈こそ財産」

 

IT革命が起き、世の中はどんどん便利になって、
SNSでは実際にあったこともない人ともつながれたり情報が得られるようになった。

 

しかしスポーツビジネスにおいて人とつながらないで、
できることは本当に稀ではないかと思う。

 

スポーツは、人間の衝動であり、欲求である。

勝ちたい!負けて悔しい!努力の成果を披露したい!など、
一人ぼっちでやることよりも圧倒的に他所と交流し比較することが多い。

 

そのため他社との交流は不可欠であり、
また様々なスポーツに対する欲求に応える上で、
その相手を知ることは絶対に必要だ。

 

そんな中で、スポーツの交流は交通網の整備によりどんどん圏域を広げ、
国内を飛び出し海外にまで及び、海外での早急な対応に迫れることもある。

 

そんな時に重要になってくるのが、その先々での仲間の存在であり、
様々な状況でその必要性を感じる。

 

そんな時やはり大事になってくるのが価値観だと思う。

 

自分が大切なもの、相手が大切に思っているもののミスマッチがあると、
なかなか話が前に進まない。

海外ではよくあるが、約束や契約という概念。

取引スピードに言葉の壁。

言葉の解釈の違い、環境の違いでまとまる話もなかなかまとまらない。

 

詳しくはしらないが、その昔「ジョン万次郎」という人がいたそうだ。
船が漂流した時に外国人に助けられ、現地で言葉を覚えて日本に来ることになった。

 

彼が重宝され活躍したのはみなさんの知るところだと思うが、
やはり日本の文化や解釈をよく知った人間が間に入ったということが重要だったのだろう。

 

最近こんな話があった。

ある外国の資本家が、日本のクラブのスポンサーになりたいと名乗り出てきたことがあった。
通訳が私に言ってきたのは、スポンサーになりたい!ということである。

しかし、話を聞いているとオーナーになりたいという内容だと感じた。

 

通訳はスポーツの世界があまり詳しくない方だったのでしょうがないが、
Jリーグは外資が51%以上を占めてはいけないというルールがある。

 

つまり、クラブのオーナーにはなれない。

 

しかし、通訳はしきりにスポンサーになりたい!
スポンサーになりたいを繰り返していた。

 

私は間に入る立場だったので、その意図をくみ取って説明をしたが、
言葉のちょっとしたチョイスミスでも話がこじれることはある。

 

契約した後に解釈が違った!何て言われても後の祭りである。

 

まぁこれは本当に簡単な例だが、細かく契約書を交わすときなど、
通訳やその国に詳しい弁護士の存在などいろいろ必要になってくるだろう。

 

こういうときに、現地での人脈が必要になる。

 

相手の意図してることをより詳しくくみ取ってアドバイスしてくる人、
お金を払ってでもリスクヘッジになる人がいるのなら、これほど頼りになることはない。

 

間に入る商売の人は、コンサルタントなどもそうだが、
なかなかその価値を分かってもらえない時がある。

 

全てにおいて相手と直接やり取りするのはかなりリスクもある。

 

今名刺交換が面倒くさい、関係構築で挨拶に行くのが面倒くさいと思っている人もいると思うが、
いつ何時その方に助けられるかわからない!

 

常に相手とのコミュニケーションは大切にするべきだし、
自分のスタンスをしっかりお伝えしておくことをお勧めする。

 

ミヤギタスク

 

 

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