From:宮城奈津子
私が運営しているナツコカンパニーのセールスライター養成講座の受講生から、先日こんな相談が来ました。
「ブログや広告のコピーを書く際に、途中で手が止まってしまい、一記事書くのにとても時間がかかります。」
ほほう。これはあるあるですね。
せっかく毎日ブログを更新しようと思っても、一記事書くのにめちゃくちゃ時間がかかって、他の業務がすべて停止してしまう・・・。
もしかしたら、あなたも同じような悩みを抱えてはいませんか?
ブログを書くのに超時間がかかる人
私の学生の頃は、ミクシィが流行りだしたときで、もう毎日のように日記を書いていました。日記のようなどーでもいい記事は、きっと誰もがスラスラッと書けるでしょう。しかし、いざ仕事のブログを書くとなると、ピタッと手が止まってしまう。
これはなぜでしょうか??
考えてみたら分かると思うのですが、日記のような記事が書きやすいのは、自分の想いのまま書けるからなんですよね。しかし、一方で仕事上でのブログは、「自分の考え」ではなく、『お客さんに伝わるようにしなければならない』という部分が追加されます。
この「伝えなければならない!」というヤツこそ、あなたのライティングのスピードを落としている原因なのですね。
でも、一方で、仕事用のブログがスラスラッと書ける!という人もいます。その違いはなんなのでしょう。
ライティングのスピードはリサーチがすべて
仕事用のブログをスラスラッと書ける人というのは、お客さんのことがよく分かっている証拠です。目の前のお客さんのことが見えているからこそ、その人に伝えるようにする為に、スラスラッと会話のようにライティングができるんですよね。
なので、上記のような「ブログ一記事に時間がかかる人」というのは、お客さんのことを調べていないのが原因の一つだと言えます。
では、どうすればお客さんのことを理解できるのでしょうか。
今回は、そんなお客さんにきちんと伝える為の文章を書けるようになる為、リサーチについてお伝えしたいと思います。
3つのリサーチ
さて、早速リサーチするための方法をお話ししたいと思いますが、実はリサーチには3つのリサーチ方法があります。
- 商品リサーチ(商品やサービスのこと)
- ターゲットのリサーチ(見込み客のこと)
- マーケットのリサーチ(競合やあなたの業界のこと)
一つずつ解説したいと思います。
商品リサーチ
まず、商品リサーチについてですが、これはもう徹底的にリサーチしてほしい分野の一つです。多くの人は、自分の商品だからって、リサーチを手抜きしてしまう人がいますが、これは大きな間違いです。
どれくらい商品をリサーチすればいいのかというと、もう自分が惚れ込むくらい、商品やサービスの良いとこを調べてください。その商品が持つ、メリットや利点を徹底的に調べて欲しいと思います。
逆に、どんなにリサーチしても、商品に惚れこめないのなら、この商品は売れない商品だと思って良いかと思います。その場合は、商品の改良に重点をおくべきです。
具体的に商品のリサーチをどうするかというと、紙にとにかくその商品のもつメリットや利点を書いてみてください。そしてその商品が持つメリットを、お客さんの欲しい未来である「ベネフィット」に変換する。
これをとにかくたくさんやって欲しいと思います。
見込み客のリサーチ
見込み客のリサーチに関しては、2つポイントがあります。
- ビリーフ(信じる)「何を信じているのか、常識は何か」
- デザイヤー(欲求)「本音の部分ではどう思っているのか」
この2つのポイントを深く調べていくことが大切です。
あなたの見込み客が考えている、本心とか、理想の状態とか、抱えている悩みとかそういったことを、解決できるんだと伝えることが本来のコピーの力になります。
ビリーフをリサーチできれば、お客さんの価値観を転換することができます。見込み客が思っていた、信じていたことが覆されたとき、人は「むむ」と反応しますよね。
例えば、「糖質を抜けば、体に良いと思っていませんか?」と言われたら、糖質を抜いていた人たちは「むむ」となり、続きを読みたくなります。
こういった信じてることを、覆すときに、非常に効果がでます。
なので、見込み客が読んでる本とか、見ているサイトとか、こういったことに、人は影響されるので、何を信じているのか、どんなことを思っているのかを調べる必要があるのです。
次に、デザイヤーですが・・・
「今、緊急性のある問題はなんですか?」
「何をまず避けたいですか?」
「何を最初に叶えたいですか?」
こういった質問をすると、見込み客の欲求を調べることができます。
あなたの見込み客なら、なんと答えるでしょうか。
マーケットのリサーチ
マーケットのリサーチっていうのは、メジャーなニュースとか、業界に影響しそうな出来事を調べます。つまり、市場の状況を知ることが大切です。
例えば今の時代であれば、「短期で稼ぐ!」というよりも「生き方とか働き方」を重視しているような風潮があります。
それなのに、「今すぐ稼ぐ!」といった広告を出してしまうと、市場とのギャップが生まれ広告の反応が出ないという結果になってしまいます。
また、市場は常に変化します。ですので、市場(マーケット)に合った伝え方を常にリサーチし、今の時代にフィットした文章を考えなければいけません。
今、競合がどんな情報を流しているのか、どんなサービスを出しているのか、どんなメッセージを出しているのか。こういった要素を調べるといいと思います。
リサーチを繰り返せば顧客が分かる!
以上がリサーチの方法です。
この記事を読んで、さらに「あー、リサーチとかめんどくせー」と思った方もいるかもしれませんね。笑
でも、定期的にペルソナを作ってみたり、マーケットや商品のリサーチをすることで、だんだんとあなたの中のお客さん像が確立されてきます。
そのお客さんに、まるで話しかけるかのようにあなたの商品の紹介をする、事例を報告する、うまくいったことを報告するだけで、ブログの記事もスラスラッと書けるようになってきます。
もしも、あなたがより反応の高い記事を書いて、商品やサービスを売りたいと思うのなら。ぜひ、今一度ターゲット・商品・マーケットのリサーチを繰り返し行って欲しいと思います。
染み付くまで、染み付くまで・・・ですよ?笑
それでは今日はこのへんで!
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