From:宮城奈津子
昨日から小学校が休校になり、突然の夏休みがきたような感じで一緒に休んでしまっている私です。でもしっかりブログは書きます。
さて、今日のテーマは、欲しい答えを知るための、効果的な質問の仕方というテーマでお届けしたいのですが。
実は弊社にはたくさんの質問フォームがあって、毎日、様々なメディアを通して質問が届きます。(いつも本当にありがとうございます!励みになります!)
メルマガからきたご質問に関しては、毎週金曜日に放送している「スポーツプレナーTV」でお伝えしていますし、弊社のビジネススクールでもある「スポビジアカデミー」や「スポーツプレナークラブ」の方からも、毎月質問が届いて、宮城が直接答えたりしています。
でも、こういった質問をお受けすると、「これって、こういう捉え方でいいのかな?」とちょっと迷う質問もあるんですよね。
要するに、質問者さんが聞きたい事に対して、よくわからず答えてしまっている場合があるわけです。
特に、スポーツプレナーTVで頂いた質問に関しては(番組の都合上)私の方である程度要約して質問として掲示しているので、もしかしたら質問を読まれた人たちの中には「あれ?それ聞きたい事ちゃうけどな」なんて思われた方もいるかと思うんです。
別にこれに対して「ちゃんと的を得た質問しろや」と言っているわけではないのですが(言っているかw)、せっかく時間を割いて質問をお送りいただいた方に対して、こちらが返せていない問題が発生するのはもったいないなと思うわけです。
例えば、質問をする場面というのは意外と多くて、スタッフとのやり取りの中だったり、取引先とのやり取りだったり、時には子育ての場面だったりと。
私たちのライフワークの中では「質問」というのは切り離す事ができません。
逆に、いい質問の仕方をすることで、仕事の成果や効率があがるなんてことも大いにあるわけです。
なので、今回は「いい質問のポイント」についてお伝えしたいと思います。
質問の前に相手の答えを想像する
いきなり「え?」と思われた方もいるかもしれませんが、私はこれを意識してからはとても質問が上手くなった気がします。笑
相手に質問をする時に、回答まで想像する。
そうすることで、質問が具体的にすることができます。そして、質問を想定する事で、自分が聞きたい事が言語化されるので、相手にとっても伝わりやすいんですよね。
例えば、「起業」について質問したい場合、
「サラリーマンをやめて、春に起業しようと思うんですが、どう思いますか?」
と、聞きたいとします。これだと、めちゃくちゃ抽象的ですよね。
その質問をした場合、「起業する際の情報」が欲しいのか、「起業する前にやっておくこと」が欲しいのか、「起業のリスク」を知りたいのか、よくわかりません。
だから、答える側も、その時自分が思った事を返します。(まぁ普通なら「やめた方がいいですよ」でおわりでしょうけど。笑)
そうではなく、まずは相手に投げかける前に、まず自分が回答者側になって答えてみてください。
そうすると、質問の抽象度がはっきりしますし、相手に失礼にもなりませんし、自分の欲しい情報(答え)が手に入ります。
せっかく質問を投げかけるわけですから、まずは質問がちゃんと伝わるのかどうか。これを自分で仮説を立てることが大事です。
調べてわかることは質問しない
これもよくある質問なのですが、調べて分かる事はわざわざ質問しないほうがお互いのためかと思います。
これはスタッフとのやりとりでもそうですが、ブログを更新する際に「ワードプレスで◯◯の操作はどうやるんですか?」なんていちいち聞く人がいます。
ホリエモンが「ググレカス」という言葉を言っていますが、まさにその通りですね。笑
特に今の時代は、操作方法などはほとんど調べてわかるはずです。
「フェイスブックの広告はどうやったらかけられますか?」
「総合型地域スポーツクラブはどうやって設立するんですか?」
「スポーツの月謝を銀行から引き落としするにはどうしたらいいんですか?」
「銀行から融資を受けたいのですが、どうしたら借りれますか?」
そんな質問はすべて「ググレカス」と言われてしまいますので、どうかご注意ください。笑
アドバイスを求める質問にする
いい質問をされる方の特徴としては、自分の考えを持った上で、その考えに対してアドバイスをもらおうとする事です。
例えば
「〜という状況の場合、私は〜という対応をしたのですが、◯◯さんならどう動きますか?」
などですね。
ある状況下で、自分が判断をしようと思っているんだけど、この方向性で良いのか不安ということはよくあるはずです。
なので、この方向性は正しいのか、それとも別の視点があるのかをアドバイスくださいという質問はとても答えやすいですよね。
こういった質問がきっかけとなり、問題や疑問を解消する事ができますし、新しいアイディアが生まれるきっかけともなります。
専門家は、あなたよりも経験値が高いので、やはり経験者ならではのアドバイスは、一番説得力がある事だと思いますし、これはケースバイケースなので、ググっても出てきません。
こういったアドバイスを求める質問ができる人は、とても効果的かなと思います。
『質問=恥』というマインドを捨てる
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」
ということわざがありますよね。このことわざは、知らない事は積極的に質問すべきだという意味が込められています。
よく、ブログでも「今更聞けない」というフレーズが多く目につきませんか?これは、知ってないと恥だと自分が感じていることなんですよね。
でも、実際知らないじゃないですか。笑
そのわからないことを放置しておいた事が原因で、会社の大きなミスを起こす可能性だってあるわけです。
このような一生の恥を回避するには、日頃から積極的に質問するという姿勢をつくっておくことが大切です。
質問が持つメリット
いかがだったでしょうか。
普段、身近すぎて、質問について考える機会はなかなかなかったかなと思います。
でも、「質問上手は出世する」と言われるように、質問力がある人は、早く疑問を解決する能力がありますし、問題を見つける能力が高い傾向にあります。
それは、いつでも「質問」するという姿勢が、問題をいち早く発見することができ、スタッフとのコミュニケーションにもつながり、目標をいち早く達成しやすくなるというメリットがあります。
「売上が目標に達成しない原因はなんなのか?」
「テストで良い点がとれなかった原因はなにか?」
「なぜ、ここでミスしてしまったのか?」
このような課題発見能力が身につく事で、結果、課題解決能力が身についてくるというわけですね。
質問はなにも相手にするものだけでもありません。自分自身に問いかけることもあります。
そういった意味でも、日頃から「質問」に対して、アンテナを張り巡らせて、いい質問を投げかけることで、欲しい結果が得られますし、そういった質問を通して、よりあなたの成長につなげてほしいなと思います。
それでは、今日はこのへんで!
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