私のロマン

宮城奈津子の記事一覧

From:宮城 奈津子

 

先日、昔のブログ記事を整理していたら、非常に懐かしい記事が出てきました。

この記事は、私がコピーライターとして一番稼いでいたピーク時に書いた記事です。2016年ごろだと思います。

お金のために働いていた自分に気がつき、改めて自分の人生や働き方について考えていた時の葛藤がよーく見えます。笑

なんだかんだ言って、この経験があったからこそ、今のような働き方がでてきるなぁと感じたので。

もしかしたら、このスポビジ大学の記事を読んでくださっている方の中にも、共感できる部分があるんじゃないかと思ったので、今日はシェアしたいと思います。

稼ぐだけのライターなんていらない

From:宮城 奈津子

例えばあなたが何か商売をしているとします。

これまでは、テレビにでないと認知度が上がらないとか
ラジオや新聞に載らないと普及しないとか
そういう時代でしたね。

でも、インターネットが普及して
誰もが自由に配信できるようになりました。

今ではyoutubeで有名になった人はたくさんいます。

 

でも、その人だって、元は普通の人でした。
私やあなたと同じ、普通の人だったはずです。

何が違いをうんだのかというと。

「自分の考えを、ブレずに主張し続けたかどうか」だと思うんです。

 

私の知っている成功者と呼ばれる人たちは
みんな「ロマン」がありました。

ロマンがあるからこそ、主張し続けなければいけません。

そのロマンを達成するために、主張し続けなくてはいけないのです。

 

ロマンがない(弱い)と、途中で「まぁいっか」とか
「今日ぐらいいいか」なんて言い訳がでてきます。

でも、本物のロマンがあるのなら
主張し続けることなんて苦でもなんでもありません。

例え辛かったとしても
自分の叶えたいロマンがあるのあら
乗り越えられるんですよね。

正直、私自身もロマンより「稼ぐ」ことに
フォーカスしてしまった時期が2年ほどありました。

専属契約してくれる大手の会社を探して、セールスコピーを書いてみせる。

その会社のウリとしている商品のコピーを書いて、とにかくみせる。

そうした泥臭い営業活動をして
私はメディアを持つ大手企業のキュレーションサイトの運営総括を任されました。

月単価を30万に設定していたんですね。
それが結構良くて、(社員を一人雇うくらいの金額ですので)3社同時に契約ができました。

そして、半年後にはそのグループ会社をも任されるようになり
一時期最大時で8社との契約も結びました。

責任もある仕事でしたし、大きな会社のウェブ担当者や
マーケティング部の人と会話をするのは刺激的でとても有意義でしたね。

本当にレベルの高い話ばかりで
自分にとってもステータスの場となっていました。

その時期は、とにかく自分が余裕をもって稼げればそれでいい・・・そう思っていたんです。

たくさん贅沢もしましたし、人が羨むような生活もしていたかと思います。

でも・・・

「私は本当にそんなことしたかったのか?」

と思うようになりました。

 

なぜ、そう思うようになったかと言うと。

お金はあっても、時間はまったくなかったからです。

子供を預けて、夜中からライティングを朝までやった時期もありました。
夕飯を作るのを忘れ、デリバリーや惣菜で済ませていた日が何度あったことでしょう。

記事の質なんてどうでもいい。
とにかく企業は「量」を求めている。
そこそこの記事を、量産することが私の仕事だ・・・と。

メンタル的にもしんどかったです。

朝起きると
「今日も書かなくちゃ・・・レビューしなくちゃ・・・」
そんな思いで起きる日々。

胃がキリキリと痛み、原因不明のめまい、吐き気、頭痛は日常茶飯事。

25日、自分の通帳口座を見るときだけが唯一の至福のときです。

至福・・というか、安心というか・・・。

お金=自分の評価だと思い込んでいたんですよね。

 

お金が定期的にいろんな会社から入ってくる
私は評価されているんだという安堵感で
なんとか私は頑張れていたんだと思います。

でも、やっぱりなんか違うんです。

 

あれ?こんなんだったっけ?
いつまでこの状態続くんだろう?

もちろん、お金は大事です。
今後も必要なものに変わりはありません。

ただ・・・。

それは金額ではなく、仕事に対する「想い」が
ぽっかり抜けている・・・そんな感じでした。

 

そこで、久しぶりに実家に帰ったとき見つけた

ある経営者の本がありました。

 

そこには、「ロマン」という文字が
大きく書かれていて。

私はそのとき、ハッと気がついたのです。

いつから稼ぐということにフォーカスしたんだろう?
いつからお金のために働くようになったんだろう?

本当にやりたいことってこれだったのか?
違う!もっと心の内側から熱くなれる、想い溢れることがしたかったはず!

そこから価値観が大きく変化しました。

稼ぐだけのライターなんて、ぶっちゃけ世の中にゴロゴロいます。
だって、ライティングを学び始めて5年程度の私が、あれだけの大きな会社に頼まれたくらいですから。

 

有名な会社の製品を販売することなんて、多少の経験とスキルがあればできます。

なぜなら、有名な会社にはすでに認知度もあります。
顧客もいます。広告予算もあります。

テストをすれば、右肩あがりで広告効果をあげることなんて
経験したことある人なら誰でもわかります。

 

でも、それって。

 

私にとっての「ロマン」ではありませんでした。

 

私の場合、稼ぐだけ、お金だけの目的だと
長く継続することができないんです。

辛くて、きつくて、やめたくなるんです。

 

でも、最終目標であるロマンが明確にあれば

どんなきついことも、苦難も、乗り越えることができるのです。

 

そうして振り返ってみると

そもそも私がコピーライターとして活動するようになったのは

「本物の価値を伝える仕事に魅力を感じた」からなんですよね。

日の当たらない、メディアには取り上げられないモノに
スポットライトを当てるような。

メディアで取り上げられるのは、いつも表立ったもの。
市場の反応に合わせたものです。

でも、本当のドラマや苦悩、頑張り、努力なんかは
いつもニッチで、現場の裏側にしかありません。

 

この世には多くの人がいます。

その人の数ほど、ドラマがあります。

これは商品やサービスでも同じ。

私は、そんな「自分の惚れ込んだ商品やサービスの価値を伝えること」がしたかったはずなんです。

 

目の前の「トレンド」ばかりに目移りするような

稼ぐだけのライター。

そんなん、本当にいらない。

 

だから、私は稼ぐだけのライターを卒業します。

 

私が本当にやりたかったこと、したかったこと。

そのために、自分のこれまで学んだスキルを活かしたい。

そう本気で思えたから。

『ロマンを伝えるライターになる!』

それが私のロマンです。

 

なかなか熱い想いで恥ずかしいのですが、今でもその想いは変わりません。

私自身、今は個人で新規の集客をしていませんし、自分のクライアント専用のサイトを作って、そこだけで仕事を受注しています。

顔のわかる人、自分のことを知ってくれている人、昔からの付き合いのある人、9割がそんなお客さんばかりです。

それだけ近い人たちなので、自ずとライティングするにも力が入ります。

値段どうこう関係なく「この人のために!」って思いながら仕事ができることって、本当に素晴らしいことだと思うんです。

だって、やる気も違うし、質も違ってきますから。

なので、私はできる限り、自分のできる最大限の努力をしたうえで、仕事を受注します。クライアントに「任せてよかったー!」って思ってもらえるような仕事がしたいからです。

それが当時で言う私の「ロマン」なんでしょうね。

面白いことに、この時が一番稼いでいましたが、今はその当時の労力(心身ともに)は5分の1程度になり、報酬は間もなく追い越しそうです。

自分が継続できる状態を模索し、それを積み上げていくことで、お客さんにも還元できるし、還元できるから何度もリピートもしてくれます。

だから結果もついてくるんですから一石二鳥どころじゃないですよね。

 

きっと、あなたにも仕事や人生においての「ロマン」があると思います。

自分が本当にやりたいこと(正直に)
自分が本当にやりたくないこと(正直に)

こういったことを一度じっくり考えることも、たまにはいいんじゃないかな?と思いますよ^^

 

何かのヒントになれば幸いです。

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございます♪

 

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