フリーラインを使って集客効果を上げる方法

利益を残す方法

From:宮城奈津子

 

前回、成約率はオファーで高めるべきという記事を書きました。

その記事では、オファーのパワーを知ってもらうことで、新規のお客さんを効率良く集めるための方法について書いたのですが。

その中でも「無料」と名のつくものは、本当にパワーがあります。

もちろん、無料という売り方は、何十年も前からやっている手法であり、王道中の王道なのです。しかし、この「無料で売る」ことを実際にやっている会社はいても、効果的に使えている会社は少ないでしょう。

 

無料といえば質の悪いものでもなんでもいいか?というとそうではありませんよね。例えば観葉植物が無料であったとしても、観葉植物に興味のない人からすれば、何の魅力もないじゃないですか。笑

要は、価値のあるものを無料で提供するからこそ、無料のパワーというものが発揮されるわけなんですよね。

あ、これ、結構重要ですよ?

 

そこで、今回は無料の力を使って、見込み客を獲得するための方法をご紹介したいと思います。もしもあなたが、今無料でなにかを提供しているのなら、ぜひこのブログを見て、改めて考えてみて欲しいと思います。

それではいきましょう!

 

フリーラインを動かせ!

 

突然ですがあなたは、「フリーライン」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?インターネットマーケティングを学んだことがある方なら、知っている「常識中の常識」だと思いますが、その名のとおり、「無料の線」です。

通常、セールスプロセスを作る中で、最初の無料お試しから、フロントエンド(安価な商品)、そしてバックエンド(高額な商品)という感じで、どんどんと階段を上っていく形をつくりますよね。(図1)

図1

 

フリーラインというのは、その無料と有料の境界線のことをいいます。

無料で商品やサービスをお試しさせよう!という気持ちはどんな経営者にもあるかと思いますが、このフリーラインについて、知っているか知っていないかで、見込み客の集客が大きく変わってきます。

 

フリーラインとは、先ほども言った通り、無料の境界線です。無料から有料に移る境目ですね。

ある程度、無料商品を提供し続けたら、集客効果はだんだんと少なくなってきます。となるとまた別の無料を提供するかといったらそうではありません。

その場合は、フリーラインを動かして(ずらして)、フロントエンド商品だった場所まで、フリーラインを上げてみたとします。すると、バックエンドであったはずの商品がフロントエンド商品になるため、バックエンド商品の値段を、どんどんと上げていくことができる、というわけです。(図2)

図2

そうすれば、見込み客自身も価値のあるコンテンツを手にいれることができますし、満足度も高い。となると、後に続くバックエンドを、より高額なものとして販売できるようになり、結果手に取る利益が上がるというわけです。

結果、信頼も獲得できて、質の高いお客さんだけを集客していくことができるのですね。

 

価値があるものを、無料で提供するから集まる

 

あなたもこれまでに何度か「無料レポート」や「無料資料請求」とかって取り寄せた経験はあるでしょう。でも、その大半は、「あ〜やっぱり無料だしね」と思うようなレポートばかりではありませんか?

売り手側が、無料で提供するのはこのくらいでいいだろうって思って提供すると、実際に手に取るお客さんも、その程度の価値しか、あなたの会社に感じることができません。

 

しかも、やっかいなのはその後も「どうせ大したことないだろう」という印象は拭えず、結果なにも購入しないというリストだけが集まって「顧客」にはならないケースがほとんどです。

なので、大事なのは価値です。どれだけの価値のあるものを「無料で提供できるか」ということなのです。結論を言えば「価格と価値の差」がどれだけ見せられるか、なんですよね。

 

無料という価格は、当たり前0円ですよね。もう一番低い条件です。で、提供するものの価値が8程度だと、「やっぱり無料だとこのくらいだよね」になり、顧客にはなにりにくい。

でも、価格は無料で、提供するものの価値が80だとしたら?どれだけ顧客が満足するかは、想像すればわかりますよね。いい意味で期待を裏切ることが重要なのです。

そうすることができれば、あなたの商品やサービスに惚れ込み、次々と商品を買ってくれるお客さんを囲うことができるわけです。

そのためには、フリーラインを動かして、価値のあるものを提供しましょう!というわけなのですね。

 

信頼獲得が一番難しいと知ること

 

実は集客で一番難しいのは、「新規のお客さんに信頼してもらうこと」なんです。新規客に、こいつの言っていること、本当かよ?と思われているうちは、なかなか商品を買ってくれません。

最初の段階で「こいつの言っていること、すげーな!面白い!やってみたい!」と思わせることこそが、一番難しいことなんです。

なぜならば、私たちの日常生活の中で、インターネットでの広告のメッセージや、マーケティングのメッセージは、十分すぎるほど溢れていますよね。そんな中、人間の防衛本能が働くのは、自然のことなんです。逆らえません。笑

なので、最初にすべきなのは、「価値のあるものを無料で提供し、信頼してもらう」事なのです。

その価値あるものを提供するためには、今あるフロントエンド商品まで、フリーラインを上げる事ができないか?という点について、考えてみて欲しいのです。

そして、その商品を手に取った人が、「無料で手に入れて価値を感じてくれたのなら」きっと、あなたの提供する「バックエンド」まで購入してくれる優良顧客を囲う事ができるようになります。

 

社長であるあなたが次にやるべきことは、そのフリーラインを上げていくこと、そして、利益型商品であるバックエンドを量産できるような仕組みを作っていくことだけです。

そうすれば、あなたのビジネスは、右肩上がりで成長していくことだと思いますよ?

 

ぜひ、試してみてくださいね?

 

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