From:宮城奈津子
「スポーツで起業したいと思っているんですが、不安が大きくて・・・」
スポーツ起業前の方が必ず悩む問題のひとつがこれです。
つまり、上手くいくかどうか確証がないから不安なんですよね。
スポーツで生計を立てている人なんてそうたくさんいるわけでもないし、情報が多いわけでもない。
プロスポーツチームも地域にあるし、なんの実績も知名度もない僕(私)のとこに、お客さんがくるイメージがない。
そうやって思っちゃう。
でも、それはみーーーーーーんな同じです。
あなたが決して臆病者だとか、ネガティブな考えだとか思わないでくださいね?
だって、考えてみて欲しいのですが。
やったこともないことって、絶対に不安ですよね。
- 海外に行ったことのない人は、海外旅行に行くときはめちゃくちゃ不安を持っているはず。
- 会社に勤めたことのない新卒者は、入社するときめちゃくちゃ不安なはず。
- 小学校に行った事のないピカピカの一年生は、入学するときめちゃくちゃ不安なはずです。
それと同じ。
まさに、ドキドキドン一年生という曲が物語っています。(全部の歌詞読んでみて欲しいくらい。起業前の状態なら涙がでますよw)
誰でも最初は一年生〜♪(一年生〜♪)
ドキドキするけど、どーんとーいーけー♪
・・・。
うん、実に深い。
あ、ただ起業の場合はドーンといくとドーンと失敗する可能性も高いのでw
できればリスクを最小限にしながら乗り越えたいですよね。
そこで、今回は私がオススメしたい「起業して最初にやってほしいスポーツ教室への導線の作り方」についてお伝えします。
起業して、まず何からやろうかな〜?と思っている人は、ぜひこの導線作りから初めてみてもいいのではないかな?と思います。
それではいきましょう!
step1:スポーツ教室を提供する組織の名前をつくる!
まず最初にやってほしいのは、「クラブの名前」をつくることです。
ここでいうクラブは、地域スポーツクラブのようなものです。個人事業でもいいですし、任意団体(※自分で勝手に名乗るだけの組織)でもいいです。
もちろん、いきなり法人でもいいのですが、法人設立にはちょっといろんな(めんどくさい)手続きが必要なので、これは最初でなくてもいいでしょう。
なので、まずは自分が何者かを名乗るための組織名(クラブ名)を作っちゃいましょう!
これ、単純なことだと思いますでしょう?
実はこのクラブを名乗ることって、すべての走りになるんですよ。
実は一番のボトルネックだったります。
なので、これは後回しでいいか〜ではなく、決めてくださいね?
これ決めないと、進めませんからね!(しつこいw)
step2:名刺をつくってしまおう!
さて、次にやってほしいことは、そのクラブの代表であるという「名刺」を作ります。
自分で手作りでもかまいません。ワードやエクセル、パワポが使える人は、自分で名刺作成をしてもいいでしょう。
あとは名刺用紙をかって、プリンターで印刷するだけですから。
でもまぁ、私がオススメするのは、名刺は外注してもいいかな〜と思います。
お金に余裕がある方は、デザイナーさんに依頼してもいいかと思いますが、まずは格安の名刺制作会社に依頼したほうが、ぶっちゃけ楽です。
自分で作るとなると、自分の作りたいイメージと合うまでに、何時間も何日もかけてしまい、結局「もういいか〜」ってなる人がいるんです。
そんな人のために、私がオススメしたい名刺作成会社があるので、リンクつけておきますね♪
おそらく、500円程度で100枚は印刷してくれます!
step3:あなたの市町村の役所を訪ねてみよう!
クラブ名も決まった、名刺も作った、そしたら次にやることは、「役所・役場」に行くことです。
役所といっても、スポーツ関係の部署、もしくは青少年や教育関係の部署、幼稚園、保育園の部署、高齢者福祉の部署、健康推進関係の部署などです。
なぜ、これらの部署かというと、これらはすべて「スポーツ」で解決できる問題をたっくさん抱えている部署だからです。
こういった行政の関係者は、各部署に届く問題や課題を解決してくれる事業者を毎年探しているんですよね。
- 例えば、青少年関係の部署であれば、小学生の放課後に「スポーツを通して健全育成事業を行う人を公募したい」と思っていたり。
- 高齢者福祉の分野では、孤独死問題がありますから、自宅訪問して簡単な体操をしてくれる人を探していたり。
- 幼稚園保育園の分野では、怪我の発生率が高い園に訪問し、運動指導をしてくれる人を探していたりするんですよね。
※私の仕事は、県や市町村のHPをひたすら検索して公募に関する情報収集。ムフフ
こういった問題がたくさん行政には届きます。
しかし、行政は自分たちだけで動くことは少ないです。なぜなら、通常の行政業務が多忙だからです。(公務員は決して楽な仕事ではないのです。)
そのような理由から、何かしら地域のスポーツ指導員や、体育協会、指定管理者、地域スポーツクラブに委託していることも多いんです。
そこで、起業前にやってほしいのは・・・
「僕(私)のクラブは、スポーツで問題を解決できます!」
ということをアピールしてほしいのです。
アピールするといっても、いきなりプレゼンしろとかそういうことではなく。
「スポーツを通して、地域の問題を解決する仕事がしたいんです!」と、名刺を配り歩くだけでもいいんです。
市町村によりますが、わざわざ会議室に通してくれる市町村もいますし、窓口のひとに「はいはい。」って冷たくされる場合もありです。笑
でも、どちらの場合でも、もしあなたのような方を探していた!という方が一人でもいれば。
こういった行政から「地域課題」の相談を受けることができるかもしれません。
そして、その地域課題について考えていく中で、委託事業のような機会を得ることにつながる可能性もありますよね?
何より、自分たちの地域の課題が何かを「正確」に知ることができるので、より、自分たちの持っているスポーツのスキルや知識の「活用方法」が明確になります。
では、なぜ私がこれほど市町村から地域課題の相談を受けるべきかというと、
実は様々なメリットがあるからなんです。資金の少ない起業前ならなおさらです。
次は、そのメリットについてお話ししますね。
行政の委託で得られるメリット
スポーツ教室やスポーツクラブを運営しているのであれば、地域に根ざすことが大前提となります。
では、地域に根ざすとはどういうことでしょう。
これは様々な意見があるとは思うのですが、私が思う地域に根ざす意味は、
「どれだけ地域の人のために動いたか」だと思うんですよね。
これを、私たちの言葉では「地域貢献活動」といいます。つまり、地域に貢献することこそが、地域に根ざす第一歩だと思っているんです。
※毎年、無料の地域貢献活動をたくさんやってるのです。えっへん
そのために、問題の山積みな行政にいって、スポーツで解決できるものを、あなた自身が解決してあげてください、ということなんですね。
しかも、それをボランティアでやるのはしんどいです。しかし、行政はその問題を解決してくれるなら、しっかりと課題を解決してくれる事業者に委託したいと考えてます。そこでHPに公募が出ていることをそこで知ることもあります。
地域貢献活動をしていく中で、あなたの認知度やクラブの名前は徐々に波及していきます。しかも、ただではなく、きちんと報酬も得られるので、リスクは一切ありません。
会場代も経費ですし、人件費も、備品も経費です。あなたが支払う金額はありません。すべて委託事業の範囲として行えるのです。
これは起業前は本当にありがたいですよね。
地域貢献しながら自分の教室をPRする
さて、大事なのはここからで。
地域貢献活動はもちろん、地域の方々に認知してもらったり、感謝されたり、あなたの存在を知ってもらうことが目的です。
でも、せっかく無料で教室を行えるのですから、市町村の委託事業に参加していただいた方に、自分のスポーツ教室の告知までしちゃいましょう、という話です。
このことは実際に国の方からも「総合型地域スポーツクラブとして地域住民の受益者負担でのスポーツの場所づくり」という事を推奨しています。
例えば、ダイエット教室を市町村の委託で行ったとして、全4回の教室の終了後に、
「今日でこの事業は終わりになります。でも、実は個人でもダイエット教室をしておりまして、今後も継続したい!と思った方は、ぜひうちの教室にも遊びにいらしてください。」
とチラシやクーポン券などを配布します。
すると、あなたのサービスに満足した方は、あなたの教室で今後も継続したい!と、一部の方は思います。
そして実際にあなたの運営するクラブの教室(これは有料)で、
再度体験をして、入会まで繋げてはじめて本当の収益に変わる、というサイクルができます。
つまり、行政の委託事業は無料で集めて→最終日に自分の教室(有料)の案内をして→入会していただくという導線が出来上がるわけです。
そうすれば、起業最初からかけるお金はめちゃくちゃ低いですし、備品も会場代も人件費も委託事業内でまかなえます。
さらに地域貢献活動をしている実績も作れますし、地域への認知度も上がる。
しかもこの委託事業そのものが広告費の代わりともなるわけですから、一石二鳥どころか一石五鳥くらいになっちゃいますよね。
この流れを作れたら、スポーツ教室の集客はかなり楽になります。
なので、私がまずスタートアップの方に進めたいのが、この導線を作ること。
ここまでの流れを見てもわかると思うのですが、やることはいたってシンプルです。もしかしたら当たり前のことばかりを並べているかもしれません。
でも、これを本気でやるかやらないかの差は、もうあなた個人でしか決めることができません。
なので、まずはできることから始めて、リスクの少ないスポーツ起業ステップを踏んでほしいなと思います。
きっと、数年後には「あの時やっていてよかったな〜!」と
過去の自分を褒めたくなる瞬間が来ることだと思いますよ?^^
それでは今日はこのへんで!
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