from 宮城哲郎
最近、「クロノトリガー」というゲームが再ブームを起こしている宮城ですww (知らない人はすみません。ちなみにロボの優しい感じに萌えてます。)
別に、外出規制を言い訳にゲーム三昧になっているわけでは決してないんだけどね。久しぶりに童心に戻って楽しんでいる自分がいるよ。
ちなみに、このクロノトリガーというゲーム。知らない人達の為にザックリ内容をお伝えすると、主人公達がタイムマシに乗って、過去や未来を飛び回りながら冒険を繰り広げていく内容だ。
過去の歴史が変わる事で、未来の結果が変わる。
最悪の未来を変える為に、時空を超える。
なんとも、好奇心が掻き立てられるストーリーだと思わない?
不思議と、こうした「過去」や「未来」というキーワードに触れていくと、自分の「今」を構成したのは、一体いつからなのかと思う時がある。
「今、あなたに対して偉そうに記事を書くことになったきっかけというのは、いつから遡るべきだろう?」
そんな事を考えたりするんだよね。
で、今回、せっかくなので少しだけ考えてみたんだけど、しばらく考えていく中で、僕の中で「これがキッカケだ!」となる時期がわかった。(というか思い出した)
今回、そうした思い出を振り返りながら、当時の僕がどんな事で悩み、それを解決する為にどんな行動を選択してきたのかを貴方にもシェアできたらと思う。
という事で、続きをどうぞ…。
現場との両立時代(証拠有)
今から、遠い昔。
僕は、自分の立ち上げたクラブで「プレイングマネージャー」という形で、ビジネスをやっていました。(以下証拠 ↓↓)
午前中は保育園生に「体育」を教えていたり…
(画像が古くてごめんね?笑)
地域の子供達と一緒にグランドゴルフをプレーしたり…。(画像が古くてごめんね?笑 ×2)
週末は、サッカーの試合に帯同したり…。(画像が古くてごめんね?笑 ×3)
夜遅くまでサッカーを教えたり…。(画像が古くてごめんね?笑 ×4)
教室や運動指導が無い時間は、県内の幼稚園や保育園を回って無料で、地域貢献活動をしたり…。(画像が古くてごめんね?笑 ×5)
地域の人達に、なぜか卓球を教えたり・・・。(画像が古くてごめんね?笑 ×6)
時には、クラブの主催する親子スポーツ事業に、保護者として参加したり…(画像が古くてごめんね?笑 ×7)
時間を見つけて、家族サービスをしたり(あ、関係ない?)(画像が古くてごめんね?笑 ×8)
この様な感じで、朝から晩まで、年から年中、ずっと「仕事に関係する事」をやってた気がするよ。
でも、こうした事ってのは何も特別な事ではないのかも知れないね。きっと、世の中の社長にとっては「当然」の行動だと思う。だって自分のビジネスだからさ。
仕事自体が嫌だとかでは決してなかった。むしろ、楽しかったよ。笑
ちなみに最初のうちは良かった。なぜなら自分が現場に出て仕事をすればするほど、売上が上がったからだ。
自分の時間を惜しみなく使えば、それなりの収益も手に入ったわけだから、僕は暇さえあれば「俺に任せろ!」みたいな感じで、どこにでも行ったし、何だってやった。笑
スタッフも信頼できるメンバーなので、僕の考えている事を、僕とは別の場所でしっかりと体現もしてくれていたので、本当に凄く充実していた事を覚えてる。
でも、ある時、思ったんだ…。
「俺が、倒れたらどうなる?」
ってね。
で、実際に2012年、サッカーの試合中に僕はアキレス腱を断裂してしまう。(写真は試合後、すぐに向かった病院で診察結果を聞いた後)
上の写真では陽気な様子を見せてるけどね本当にショックだったよ。だってお医者さんから、以下のような事を言われたんだもん。
「宮城さん、もう元の様に走り回る事は難しいよ?」ってね。
今でも、実は「こっそり」動いているんだけど、サンビスカス沖縄というクラブはサッカービジネスとして動いてる部門がある。プロスポーツに関われるような活動だ。(普通にやったらシンドイから会社を強くする事から先だと思って、会社のビジネスモデルを変えたのはもう少し後の話。)
で、当時は僕もまだバリバリ。その少し前まではプロとして色々な場所でプレーしてたわけだからさ。プレーに関しての自信も凄くあった。
「俺が、選手として、社長として、必ずプロ化まで導く!」
そんな事を大々的に語って活動してた。
でも、そうした想いがね、、、呆気なく崩れた瞬間だったわけだ。
これは、今でも少し恥ずかしい思い出なんだけど。。。
家に帰るまでの道中、妻が運転する車の後部座席で、自分でも驚くほど号泣したよ。大声出して、呼吸が止まりそうになるぐらい泣いたな。うん。
後にも先にも、これだけ人前で泣いたのはその日だけだと思う。でも、本当に何もかもが一瞬で失われた感覚だった。
悩んでる暇もなく・・・
でも実際には、これからが大変だった。だって、今まで「僕自身が会社の事業の多くを担当」していたわけだからさ。
いくら不慮の事故とは言っても、それはお客さんには全く関係ない。とりあえず、すぐにでも自分の代わりを入れないといけないという状況だった。(病室から鬼の指示 ww)
ま、幸いにも今もいるスタッフに無理を言って、この難局は超える事が出来るんだけど、現実には、まだまだ僕自身がしばらく現場に出る事ができない状況に変わりはない。
そこで、強制的に時間ができた僕は、今までの自分の経営のあり方を見直したわけだ。
「多分、このままでは会社は持たないだろう。何としないと…。」
てな感じでね!?
色々と考えた結果…
そこで僕は、今までの事を振り返った。
一見、順調に会社は成長してた様に「見えて」はいた。でも、それはマンパワーに頼った経営であって、現実には凄く脆い事を知ったわけだ。
そこで僕は…。
「これまでとは抜本的にやり方を変える必要がある」
そう思ったわけだね。
僕が、ここまで来れたのはスポーツに「ダイレクトマーケティング」を導入した事に他ならない。でも、今までのような取り入れた方では限界がある。
その事に気づきだしていた僕は、せっかく時間も出来たこともあったので、もう一度、ちゃんと学び直そうと決意したわけだ。
「マンパワーに依存しないで、会社を強くする方法ってないのか?」
もう、そればっかりを考えてたね。笑
で、僕はある分野の学問と出会う事になる。それは「セールスコピー」という学問だ。
ある日ね、インターネットで情報を調べてたら「あなたが寝てる間も24時間売上を上げてくれる方法」みたいな感じで広告が出ててたんだ。(ちなみに、それはダイレクト出版という会社の広告だったと思う。)
この広告メッセージを見て、僕は思った。
「俺が寝てる間にも売上を上げてくれる?どんな方法だ?」と。
凄く興味を持ったこともあり、しばらく、その情報を調べてみると、「セールスコピー」というスキルを学ぶ事がどうやら良いのだという内容だったわけだ。
一度、売れる文章を書いたら、その文章が掲載されているwebページから商品が勝手に売れていく。。。
そんな感じの事を教えてもらったんだけど、今まで、そんな概念なんか全く無かったし、そもそもウェブサイトなんて「置物」程度でしか考えてなかったから、正直、驚いた。
でも、更によくよく調べてみるとダイレクトマーケティングの権威と呼ばれる人達は、どうやら「セールスコピー」の達人でもあるということも知ったんだ。
「え?ダイレクトマーケティングとセールスコピーって繋がってる?」
正直、マーケティングを取り入れた事で業績がアップしたと、実感していたつもりの僕だったんだけど、実は、これってまだまだ「序の口」だったという事を初めて知ったわけだ。笑
「これは、もっと深く学ぶ必要がある・・・」
そう思った僕は、そこから、僕はダイレクトマーケティングに加えて、「セールスコピー」という分野を学ぶ事を決意したんだ。
ひたすら買い漁る日々
まず、僕がやった事と言えば、セールスコピーと書かれている分野の書籍をかき集めて購入する事だった。
当時は、まだまだネットで商品を購入する感覚があまり無かったので本屋で探すも、今と違って「マーケティング」に関する本が圧倒的に少ない時代だ。「セールスコピー」なんてのは、ほぼ「皆無」に等しかった。
でも、それでも色々な情報を辿って、「プロのセールスライター」と呼ばれる存在がいる事を知る。(もちろん、ピンキリでいたけど。)
飛行機のチケットを購入して色々な講座に参加したり、教材を購入して学んだり、自分でなんどもテストしてコピーを書きまくって、少しずつだけど「自分が寝てる間」に売上が立つという経験をできるようになった。(多分、当時だけで500万ぐらい使ってるww)
最初の頃は、自宅やカフェで何時間も勉強するという感じだったんだけど…。
怪我から復帰した後には、現場と現場の合間に「スタバ」に通って勉強。夜のスクールが終わった後も、もう一度、「スタバ」に戻り勉強。笑
あまりにもスタバに通うので、店員さんに「夜食」をもらう始末。笑 (さすが、スタバ!)
僕は、一度ハマるととことん追求するタイプだ。気がつくと平気で閉店時間まで勉強していることもしょっちゅう。
あまりにも帰りが遅いので、妻からは「大丈夫?」と、何やら怪しい視線を送られていたのはここだけの秘密だ。(その後、妻の方が僕よりもハマって更に変態になっていくんだけどね。)
しかし、この努力は無駄にはならなかった。なぜなら、学びだしてから半年ぐらいたったある日、とんでもない出来事を僕は経験するからだ。
衝撃の結果
ある日、某海外プロサッカークラブのジュニアキャンプの集客を手伝う事になったのだけど、せっかくなんでそのコピーで学んだスキルを駆使して宣伝文を書いてみる事にした。
まだまだ半信半疑だったんだけど、実際に他所で試してみる絶好のチャンス。意を決して学んだ事を思い出しながらコピーを書き上げた。
すると、なんと7万円もする価格のキャンプが数日で満員になるという事が起きたんだ。(196名だよ?計算してみて。)
あまりにも大量のアクセスが、その会社のHPにあったみたいで対応に追われて混乱したと変に逆ギレされたよ。笑
もちろん、その商材が良かった事もあると思う。
でも、その後、自社関連の商品やサービス、イベントなどに同様のスキルを駆使すると、同じような出来事が何度も起こったんだ。。。
「これは、マグレじゃないな・・・」
そう、確信した瞬間だったね。
だってさ、それまでは、お客さんを集めるという行動をするならば、必死こいて訪問営業したりしてたわけよ。サッカー教室の集客一つとっても学校の前で待つ伏せして手配りしたりしてさ。もちろん頭を下げながらだよ?
(今のスタッフはきっとそんな経験すらやった事がないと思う。)
でも、そうした事を一切やる必要がなくなったのはデカイ。むしろ、僕がコピーを書けば書くほどお客さんが「向こうの方から」問い合わせをしてくれるようになったんだ。これには本当に驚いた。
そして、僕はその学んだ知識を自社だけでなく、新しく会社を作ってそこでも使うようにした。
まさに、このスポビジ大学もそうなんだけど、僕がサンビスカス沖縄というスポーツクラブの代表とした活動している間に、僕が書いたコピーを通じて、別会社の商品が売れるという現象が何度も起きた。
他にも、僕がコンサルタントして講座や、セミナーなどを開催している間にも、サンビスカス沖縄の商品やサービスの問い合わせが頻繁に起こるようになってきた。
ちなみに、その後、さらに「セールスコピー」を学び続ける中で、本質部分は「セールスをする前段階のマーケティングをどう展開していくのか?」という部分に戻ったので、僕は、再度、マーケティングという分野を今度は広く学ぶ事を決意する。
今度は、僕一人でマーケティングをするのではなく、それをチームで行えるように仕組化するという事に着手したんだ。(なので、うちのスタッフは集客が上手い。)
その頃からはマーケティングという分野と並行する形で、「経営」という分野も積極的に学ぶようになったな。
そしてそれを機に、実際に僕が経営する会社の商品やサービスを「売る」という仕事に関しては、このスポビジ大学の執筆者でもある「奈津子」さんに依頼するようになったんで、マーケティングやセールスコピーという分野については、僕が奈津子さんに相談するという機会も増えた。
おかげで、より会社の未来について考えることが出来るようになったし、会社のミッションやビジョンといった事の重要性、CSR活動やSDGsという事に対して取り組む事にも繋がった。
そして、そうした経験を元に、スポーツコンサルタントを育成したり、スポーツ起業家を育成したりという事にも着手できているという「今」に至る訳である。
でも、本当に当時の経験や発見がなければ、今頃こうやってあなたの前で自分の経験を伝えることも無かっただろう。
本当に、当時は自分で言うのも何だけど、「何で俺だけが・・・」みたいな事を何度も心の中で叫んでいたのだけど、こうやって振り返ると全ては「今」に繋がってるんだなと感じる訳だ。
「今」は過去の行動から生まれている
僕らは普段から何気なく毎日を過ごしている様だけど、実は、その日常を作っているのって過去に自分が起こした行動の「結果」でしかない。
そして、未来を変えたければ「今」、自分が何かを決意して動き出すしかないという事を、幸いにも僕は大怪我から知ることができた。
もしかしたら、あの時、怪我をしなかったことで得られた事もあったかも知れない。でも、こうして振り返ってみると…。
「未来の為に、今、自分に出来るベストは何か?」
そんな感じで、悲観すること以上に、目の前のことだけに集中してたなと感じている。
今年のコロナ問題で、色々と苦境に立たされたりもしたんだけど、当時と一緒で、「今、自分が出来ることは何か」ということに集中しているうちに、どんどん状況は良くなっている気もする。(多分)
そして、今後も色々な出来事が必ずあるんだろうけど、このような未来に対して、最高の自分でいられる為には、結局、「今」自分がどれだけ頑張るか?ということしか無いんだなと感じているわけだ。
未来の事は誰もわからない。そんなわけだから今のうちから未来の主導権を握ろうと考えることは凡人の僕らには無理だろう。
でも、今この瞬間、自分のベストを尽くすことで、本来訪れるはずだった未来以上の「良い未来」を手にいれる為の決断は自分で出来る。
あなたの人生の主導権は、常にあなたにある。
今回の記事を通じて、あなたの未来に少しでも良い影響があったら良いな?そんな事を感じながら、今日の記事は終わりにするよ!
凄く長い記事だったけど、最後まで読んでくれて本当にありがとう!
では、健闘を祈る!
PS なぜ、あの教室だけがいつも満員なのか?
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