オファーを作る前の大前提

スポビジ大学について

From:宮城奈津子

 

最近、スポビジ大学宛に「広告掲載依頼」の問い合わせが多く届くようになりました。

これまでは1年に3〜4件(大小問わず)の依頼があったのですが、今では月に1〜2件は必ず来ているペースです。

 

弊社の窓口となってくれている江崎さんからは。。。

「なんか最近企業さんからの依頼が多くなりましたね!」

と言われちょっとテンションも上がってきます。笑

 

ようやくスポビジ大学も価値あるサイトになりつつあるのかしら、なんて思っていたりしたんです。

 

でも、でもですよ。

その江崎さんから来たメールに対し、私の方から(社長に言うまでもないレベル)ほとんど「お断りしてください」と伝えています

 

理由はシンプル。

うちに届く提案のほとんどが「自分のことしか考えていない」からです。

ここが見えた瞬間、どんなに良いオファーを出されたとしても丁寧にお断りさせていただいております。

 

もしかしたら、あなたも他者に対して、同じような過ちを犯している可能性もあるかもしれないので、ぜひ最後まで読んで、参考にして頂けたらと思います。

 

オファーだけで人は動かない?

 

マーケティングを学んでいると、新規のお客さんを獲得するためには、とにかくオファーが重要だと言われています。

もちろん、それは間違っていません。

そもそもどんなものかわからない商品を試してもらうためには、「断る方がバカだろう」と思えるほどの条件(オファー)を、相手に掲示することで、(わざわざ)試してもらうわけです。

しかし、最近のお客さんはそんな小手先だけで動くほど、簡単ではありません。

  • その会社がこれまでどんな活動をしてきたのか?
  • その商品でどれだけ人を喜ばせてきたのか?
  • 自分の価値観とあうのか?
  • 悪い評判(レビュー)はないか?

そういった会社の内部まで見られちゃうわけです。

オファーがよけりゃどんなことしたっていいわけじゃないですよね。

だからこそ、ブログやSNSではきちんと軸の通った発信をすべきですし、「信頼」がものをいう時代だからこそ、トータルで会社のブランドを構築していかなくてはいけません。

 

そして、それらよりももっと大切なものがあります。

それは「お客さんのメリットを最優先しているか?」ということです。

 

なぜ好条件の依頼を断るのか?

 

ちょっと話を戻しますね。

冒頭で話していた「広告依頼」の案件が弊社に届くようになったのですが、私はそのほとんどをお断りしています。

なぜなら、ほとんどそのメールの内容が、「似たような企業に一斉送信しているな」というものと、明らかな「マウンティング」で来られるからです。

 

メールの転送を見た瞬間、はい、チーンです。

 

この「あわよくば」感を出されると、とてもじゃないですけどお断りです。だって、こんな会社とお付き合いしてしまうと、弊社の「信用」を無くしてしまう可能性が大幅にアップするからです。

しかも、それは相手にとってはかなりメリットがあるかもしれないけれど、うちにとってはお金以外のなんのメリットもないような条件なわけです。

もはやうちになんのメリットもありません。笑

 

お金を出せばオッケーだすでしょ?では、人(会社)は動きません。そんなオファーではもう人は動かないのです。

つまり、「自社のメリットを最優先しているのが見え見え」なわけです。言い方悪いですが、オファーが超自分勝手なんです。

 

これだと、なかなか一緒に仕事はできませんよね。

 

オファーのプラスアルファとは?

 

となれば、一体なにをすればいいのでしょうか。

それは実にシンプルで。

「相手のメリットを最優先に考えること」です。

 

お客さんであれば、お客さんにとってのメリットを最優先させること。企業であれば、相手企業にとってのメリットを最優先させることです。

そうでないと、取引はうまくいきません。

それがオファーの大前提で作らないと、契約を結ぶには至らないでしょう。

 

もちろん、会社を継続させていかなくてはいけませんから、自社の利益やメリットも確保しないと意味がないですよね。

でも、それは後回しです。

まず相手に喜んでもらうこと。相手のメリットを最優先で考えることが重要です。

 

WIN-WINの順番を間違うな!

 

WINーWINの、最初のWINは、あなたではありません。

相手のWINにして、次のWINが自分たちです。 この順番を間違ってはいけません。

 

最初に掲示されたのが、あなたにとってのWINであれば、どんなにWINーWINでも購入までいたりません。(あれ?ややこしい?笑)

とにかく、こちらのほうから「提案」をするのであれば、相手のWINを最優先する「WIN-WIN」を設計しなくてはいけないわけです。

 

さて、あなたのビジネスではどうでしょうか?

自分たちの「WIN」が先行してはいませんか?

 

まずは、相手を喜ばせること。相手にとってのメリットを最優先で設計すること。

 

ぜひこの機会に、今一度見直してみてくださいね?

 

それでは、今日はこのへんで!

 

 


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