フィットネス事業の集客の方法とは?

スポーツマーケティング

From:宮城奈津子

 

 

年末ですね〜。今回のこのブログが、スポビジ大学の記事、書き納めとなることでしょう。みなさま、今年も一年ありがとうございました!!

 

さて、年の初めである2017年に、良きスタートが切れるよう、今回は「フィットネス事業」を手がける、もしくは手がけたいと思っている方に向けて書いていきたいと思います。

 

業界により、集客手段は多少変化させなくてはいけません。なので、このスボビジ大学では、スポーツ業界で活躍する多くの方に、あなたの業界での集客方法を見つけて欲しいと思っています。

 

 

今後ますます加速するフィットネス業界

 

 

まず、フィットネスとはなんでしょう。辞書で調べると、「健康・体力向上のための運動」といったフレーズが出てきます。

つまり、健康のための運動や、体力をつけるための運動っていうことなんですね。

 

よくフィットネスクラブという大手のクラブがありますが。それは前回のスポーツクラブの集客で行っていますので…(※記事はこちら→スポーツクラブがやるべき会員集客法とは?

今回はあくまでも「個人でフィットネス事業を手がける」人にフォーカスしてみたいと思います。

 

フィットネス業界は徐々に上がってきている

 

まず、市場規模で考えた時、個人でレッスンを持っているインストラクターの先生は増えてきています。昔はエアロビックなどの運動が主でしたが、今ではジャザサイズやズンバ、ボクササイズ、ヨガ、ピラティスなどなど、よりニーズに応じたフィットネス事業が増えてきています。

 

もちろん、それに伴いインストラクターの先生が増えてきています。スポーツクラブで教室を持ったり、カルチャースクールでレッスンをもったり、公共施設でレッスンをしたり、はたまた自分でスタジオをつくっちゃう方もいます。

 

また、健康に関する情報も多く流れてきていますので、さらに国民の健康志向は上がってくることが予想されます。なので、個人的な見解ですが、個人のフィットネス事業は数年伸び続けていくのでは?と見ています。

 

個人の集客で最もネックなのは?

 

さて、個人のインストラクターさんが自分でレッスンをしようとすると、まず一番の壁は「集客」ですよね。今までは、スポーツクラブが広告費を負担していただいて、スポーツクラブが集めた会員さんに対し、レッスンを行うだけでよかった。

 

しかし、独立してレッスンを持つとなると、自分でチラシを作ることからはじめて、それを巻いて宣伝することも自分でやらなくちゃいけません。

 

実は多くのインストラクターさんが独立できないのは、ここが大きな壁になっているんですよね。

特に、経験の浅いインストラクターさんであれば、実績もないし、どうやって売り出したらいいのかわからないんです。これは、パーソナルトレーナーにも言えることですね。

結論から言わせてもらうと、個人での集客も、そんなに大変ではありません。笑

 

ターゲットを絞って、きちんと相手に対するメッセージを書くことができれば、きっとお客様は集まってくれます。では、その具体的な方法をひとつ、ご紹介しましょう。

 

助成金や補助金をうまく活用する

 

多くのインストラクターさんは、元手が少ないです。つまり、お金があまりない状態でスタートする方がほとんどでしょう。その場合、大きな手助けとなるのが「助成金」や「補助金」です。

 

健康志向なのは、何も国民だけではありません。その国民を管理している「国」そのものも、健康については永遠のテーマとも言える課題でしょう。

 

医療費はかさばりますし、寝たきり高齢者は増え続けるばかり。生活習慣病から発生する様々な病気など、それにかかるお金は膨大です。ですから、それを未然に防ぐための健康事業、つまり「フィットネス事業」に対して、国の予算を投じてでもやりたいことのひとつ。

 

県のHPや、企業団体のHPには、多くの補助金や助成金情報が多く流れています。そこに企画書を提出して、100万円でもいいので、そこで少しの予算を確保します。

 

すると、あなたはそれを事業資金として運用することができます。これは本当にうまく事業に繋げられるのなら、有難い制度です。

 

助成金や補助金はあくまで支援

 

しかし、勘違いして欲しくないのですが。助成金や補助金はあくまでも「支援」だと認識しておいてください。

 

これまで私が見てきた中で、その助成金だけで生計を立てようとしている方も多く知っています。正直言って、その使い方でうまくいっている人はいません。

 

私自身、実は助成金なんてとらない方がいい、だったら銀行から借りた方がまし。と思うタイプですが。笑

 

しかし、お金のない状態で事業をスタートさせるには、補助金はすごく助かります。なので、これはあくまでも支援だ、と最初から割り切って、活用することが大切です。

 

助成金・補助金の活用法

 

補助金や助成金の使い方はこうです。

①ターゲットを明確にする(誰のための事業なのか)

②無料で事業に参加したい方を集める(ハードルを低く参加しやすい環境)

③ターゲットが求めるメリットを提供する

④無料で体験できる教室の最終日に、本事業の案内を渡す(実際にお金をいただく)

⑤事業化

 

という形をとることが大事です。

 

最初から「お金を出してフィットネス教室に参加してください!」というと、お客さんにとってはハードルが高く感じます。しかし、無料で開催して、ハードルを低く設定し、教室を複数回行うことで、お客さんが「お金を払うだけの価値があるかどうか」を判断してきます。

 

そして、あなたにその価値が見せることができれば。

お客さんはきっと、お金を払ってでも、あなたの教室に足を運んでくれるはずです。

 

 

メリットを伝えていますか?

 

お客さんが、価値があると判断する要素は「自分にとって、どんなメリットがあるのか?」これを明確に、あなたが伝えることなんです。

 

だから、最初のターゲットを明確にし、そのターゲットが欲しがっているメリットをきちんと与えられるんだと、あなた自身が伝えなくてはいけません。

 

これがきちんと理解できれば、個人であっても法人であっても集客は可能です。

 

わかりやすく、お客さんの欲しい未来を掲示しましょう。

 

ぜひ、意識してみてくださいね?

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