From:宮城奈津子
スポーツクラブの多くは、クラブの活動を紹介するパンフレットがあるかと思います。インターネットが普及された現代でも、名刺代わりに気軽に手渡しできるパンフレットの存在は、非常に大きな役割を担っているとわたしは考えます。
直接お会いして、会話が盛り上がった時に、さらっと渡せる紙媒体のありがたさ。会話が盛り上がった時に「じゃあ、詳しくはウェブで!」なんて言えませんよね?笑
それ以外にも、イベントに参加した際や、子供たちが参加する大会で配布できたり、行政や企業と関わる際にも、気軽に渡すことができます。
口でいろいろいうよりも、情報がまとめられて伝えやすいツールのひとつですよね。
もし、今あなたのクラブでパンフレットがないのであれあば、今すぐ作っておいたほうがいいかと思います。
本当に、なぜ今までなかったんだろう?と思うほど、大活躍してくれる営業マンとなるでしょう。
しかし、いきなりパンフレットを作りなさい!と言われても、どういった構成で作ったらいいのか。わかりませんよね?
そこで、今回はスポーツクラブ的パンフレットの作り方をご紹介いたします!
ぜひ、今日の記事を参考に、あなたのパンフレットを作ってみてほしいと思います。
パンフレットの目的を明確に書き出そう!
いざ、「さぁ!パンフレットを作ろう!」となると、あれもこれも載せたい情報が多すぎて、ページが数十ページになる勢いの方がいらっしゃいます。笑
パンフレットの良いところは、もちろんたくさんの情報を掲載できるところですが、多すぎてもいいわけではありません。
そのためには、まずパンフレットの果たす「目的」を明確にしておかなくてはいけないのです。
例えば、あなたがクラブの賛助会員(スポンサー)を集めたいのであれば、企業向けに、寄付をしたくなるような情報を掲載する必要がありますよね。
または、あなたの教室の会員さんを集めたいのであれば、教室に入ることでどんなベネフィットが得られるのかを記載する必要があります。
つまり、パンフレットを作る前に、あなたが「誰に、何のために、どう伝えるか」これを決めなくてはいけません。
ちなみに、わたしがパンフレットを作成する際には、ターゲット(誰)によってパンフレットを変えています。(めんどくせーとか言わないよ!)
なぜならば、ターゲットによって、ゴール(目的)が異なるからです。
企業用なら企業向けの、行政用なら行政向けの、顧客用なら顧客向けのパンフレットをそれぞれ作っています。
とはいえ、まずは大枠ひとつからでいいかと思います。作っていけばわかると思うのですが、伝え方(メッセージ)が変わるだけで、素材はほぼ同じものを使用しますから、ひとつパンフレットを作ってしまえば、複製は楽ですのでご安心を。笑
パンフレットに載せるメッセージを考える
ターゲットと目的が決まったら、次は素材集めです。「何を使えるのか」その素材を集めなくては、いつまでも手が止まってしまい、パンフレットは完成しません。
まず、このパンフレットで一番伝えたいことが何なのか。これを1つ決めて欲しいと思います。
これは、ゴールと繋がるように考える必要があるので、問題提起と考えてもいいでしょう。
例えば、「幼少期に運動をしないとダメな理由」を伝えて、購入に繋げたいのか。
例えば、寄付の場合は「日本で貧困の子が◯万人います」という事実やニュースを伝えて、解決策を伝えるのか。
あなたのゴールから逆算して、なぜあなたのパンフレットを読まなければならないのかを、しっかり伝えなくてはいけません。
気づき→共感→行動
この流れが作れたら、もういうことなしですわ。
ページの構成を決める
先ほどの「気づき→共感→行動」この流れを、パンフレットに記載することが大切です。 そのための基本構成はこちらです。
1、表紙(相手のベネフィットが見える表紙)
まずは、読み手に興味をもってもらうことが大事です。
特に表紙は、相手が思わず「パンフレットの中身が気になる」メッセージやビジュアルにして、興味を引きつけることが大事です。
2、問題提起
パンフレットの冒頭で、問題提起を行います。今起こっている事実、課題、悩みを浮き彫りにし、これをいち早く解決するべきだと伝えます。
そのためには、今この問題を放っておくと、将来どうなってしまうのか。このあたりを強調してもいいでしょう。
人は、問題を認識したら、いちはやく解決したくなります。なので、まず最初は、問題を認識してもらうこと。これが重要な部分です。
3、これまでクラブが行ってきた活動と成果
上記の問題提起に対して、クラブがどれだけ成果をあげてきたのか、ここで記載します。
具体的な数字やビジュアルでの納得度を高められると、より共感してもらいやすくなるでしょう。
4、お客さんの声
ここも、上記で掲示した問題提起に対しての根拠や証拠となります。
読み手と同じ悩みを抱えていた方が読むと、私もこうなりたい!そう思わせるには、お客さんの声は非常に強力なパワーを持っていますからね。
5、クロージング
問題を認識させ、その問題をクラブが解決してきた実績や成果を可視化し、お客さんの声で共感してもらったら、あとは、行動につなげるだけです。
あなたのクラブに参加したり、寄付したりするためにどういったステップを踏めば良いのか。具体的な指示をここで掲示しましょう。
教室のPRであれば、体験会への参加申し込み方法を掲載してもいいですし、寄付金集めであれば、具体的な寄付の仕方を掲示しておくといいかと思います。
以上、この構成で作ることができれば、あなたのパンフレットもゴールにつなげることができるようになるでしょう。
パンフレットのデザイン
さて、構成ができたら次はデザインです。
私はイラストレーターというソフトを使って作成していますが、ちょっと専門的な知識が必要になってくるので、ここは割愛します。
ただ、現代はとても便利になってきており、オンラインでデザインが作れるサービスも多くなっています。
特に、ラクスルさんでは、オンラインデザインというものがあり、テンプレートに沿って、簡単にパンフレットを作ることができます。
まず、テンプレートから作成をしてみてください。きっと、デザイン苦手な方でも簡単にパンフレットを作ることができるはずです!
まとめ
いかがでしたか?
この通りパンフレットを作っていけば、あなたのクラブをよりスムーズにPRすることができるようになるはずです。
今までただなんとなく訪問していた企業や行政、お世話になった方々のところに、「うちのパンフレットができたんです!」と言って、ご挨拶がてら、回ってみてください。
すると、10件に1件くらい、タイムリーな課題を持った方が、あなたに相談してくれるはずですよ?
ぜひ、試してみてくださいね?
それでは、今回はこのへんで!
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