あえて「未完成なもの」に人は惹かれる

25177911 - little boy reads childrens books inside a bookstore
スポーツセールスコピー

FROM:宮城奈津子

 

これは、娘が5歳・息子が3歳の時に

一緒に図書館へ行ったときの話です・・・。

 

その日は大雨が降っていたので、公園で遊べず、

仕方なく地域の図書館へ行ったのですが。

 

 

子供達は予想を反して大喜び!

 

 

いつもうるさい子供達も、周りの静けさに、

 

ここでは小声で話さなきゃ・・

 

と思ったらしく、ヒソヒソ声で絵本を物色。笑

 

そこで、いくつか選んだ絵本を読んであげました。

 

 

息子は自動車の図鑑だったため、自分で見て満足していたのですが。笑

 

娘はやはり女の子なので、童話集のような分厚い絵本を持ってきました。

 

いや〜これを最後まで読むのは大変だぞ〜。

 

 

そう考えながらとりあえず読んでいたんです。

 

そしてたしか25話くらいのお話があって、5話くらい読んだ後に

 

 

息子、ついに我慢の限界・・・。

 

ぐずりだしました。笑

 

「ママー!!もう帰ろー!帰りたいー!!泣」

 

さすがに3才の男の子に、図書館は退屈だったのでしょう。

はやくも帰りたいオーラ全開。笑

 

 

 

一方、娘に読んだ絵本はちょうど、白雪姫がりんごを食べて倒れたところ。

 

そう、めちゃくちゃ山場のシーンでした。笑

 

 

しかし、弟は泣き叫びます。

静かな図書館に、彼の泣き声が響き渡り、もはやそこにはいられません。笑

 

絵本の大事なシーンの途中で、

「ごめん!続きはまた今度ね!」と娘に話し、

結局最後まで読むことができず、絵本を返す事に。

 

 

娘はその後、めちゃくちゃ続きが気になるらしく、

家に帰ってからもずーーーーーっと

 

「ママ〜あのあと、しらゆきひめは、どうなったの?りんごたべて、しんじゃったの?」

 

と、毎日のように聞いてきます。

 

 

あまりにも毎日聞くもんだから、

「今度、しらゆきひめの絵本買おうね!」

と言って、後日その絵本を買いに行く事に。

 

 

念願の白雪姫の絵本を買ってあげて、

娘は続きをすぐに読むように言ってきて、彼女のソワソワは無事に解消されました。笑

 

 

 

そしたら、翌日。

娘の担任の先生が、突然私にこう話してきました。

 

 

それは・・・・

 

ゆいちゃん(娘の名前)、しらゆきひめの絵本が大好きなんですね?

今日お友達にストーリーを話していましたよ?

内容も全てきちんと順序良く覚えていて、本当にすごいですね!

お母さんが毎日読んでくれているんですか?

 

 

いえいえ先生、何をおっしゃりますか。

私がそんなマメなことするわきゃないっすよ。

 

そうです。

私は実質、1回しか読んでいません。笑

 

 

1回しか読んでいないのに、なぜこんなにも覚えているのか?

もしかして、この子は天才か?!と、

親バカモード満載だったのですが。笑

 

 

これには人間の心理である

『ザイガニック効果』というのが影響していたのですね。

 

 

 

ザイガニック効果とは?

 

と、前置きのストーリーが長すぎましたが。笑

 

このザイガニック効果。

心理学を学んでいる方なら、一度は聞いた事があるのではないでしょうか。

 

ザイガニック効果とは、

「完成されたものよりも、未完成なものに興味を惹かれる」という心理効果のこと。

 

 

ちょっと難しく感じるかもしれませんが、実は日常的にあなたも体験しています。

 

 

例えば、テレビ番組を見ていて、

「この後、衝撃のシーンが!!」といって、CMに突入するパターン。

 

よくありますよね?

 

「なんだ〜またCMかよ〜」

と思いながらも、続きが気になってしまい、

見るつもりはなかったのに、ついつい最後まで見てしまう。

 

 

また、テレビドラマの最後のシーンでは、

必ず何かハプニングが起きますよね?

 

その次回の話が気になり、来週も、再来週も見てしまう。

 

 

このような心理効果のことを、『ザイガニック効果』といいます。

 

ザイガニック効果のあるものは、記憶にも残りやすく、

記憶に残り続けるから、その未完成な物事に対して、

興味や関心が、より高まり続けるのです。

 

 

つまり、未完成な情報にあえてすることで、

その完成形が知りたい!という

強い欲求に変える事ができる、というわけなんですね。

 

 

うちの娘が、「続きはまた今度ね!」といって、

絵本を途中で終わらせてしまった時に。

 

普通に読むよりも印象に残り、続きが気になる事で、

その絵本の内容を全て記憶できたのです。

 

 

実際、その他に読んだ5つのお話の内容は、

まったく覚えていませんでしたから。笑

 

 

そのザイガニック効果を、

広告の世界ではキャッチコピー(ヘッドライン)に使う事が効果的だと言われています。

 

 

 

キャッチコピーに使えるザイガニック効果とは?

 

 

 

その方法は、とても簡単です。

 

大事なのは、相手の感情を高めておいて、それを寸前で隠すこと。

つまり、相手の欲求や興味を高めておき、あえて未完成のまま情報を与えます。

 

例えば、

「このダイエット器具があれば、筋肉がついて徐々に痩せていきます!」

というキャッチコピーだと、ベネフィットはあっても、なんだか弱い感じがしますが

 

 

「たった1分でできる!しかも食事制限なしで、確実に痩せる最新のダイエット法とは?」

というキャッチコピーだと、思わずどんなもんや?と気になりますよね?

 

それは全てを明かさずに、興味や好奇心を掻き立てて、

続きはこの文章の中に書いていますよ!

 

というメッセージを込める事なのです。

 

そう、あえて全部を伝えすぎないようにするってこと。笑

 

すると、興味を掻き立てられた人は、文章を読んでくれる、というわけです。

 

ザイガニック効果を上手く使う事で、読めば読むほど、

その商品のことが気になり、商品に対する興味が高まり、

いざリリースする時には、その欲求が最大に高まっているという流れがベストですね。

 

 

広告は、読まれない・信じない・行動しない

 

 

これは、広告の父、デイビッド・オグルビーが話した有名な名言・・。(知らんがな)

 

広告はほとんどがキャッチコピーだけしか読まれません。

悲しいですが、これは事実です。

 

 

あなたも、新聞や雑誌を見る際には、見出しの部分しか読まず、

興味のある記事だけ文章を読んでいるはずです。

 

そのキャッチコピーや見出しの部分で、

続きが気になる!

という気持ちにさせなければ、

本文が読まれる事はほとんどないでしょう。

 

しかし、現代の広告はこういったことがあまり意識されていません。

 

本文が読まれなければ、あなたが本当に伝えたいことは、お客様には伝わりません。

もちろん、価値が伝わらなければ、購入にまで至ることはないでしょう。

 

なので、ぜひこのザイガニック効果をうまく利用して、

あなたが書いた文章を、ついつい読み進めてしまうような構成にしてみましょう。

 

 

きっと、広告の反応が変わってくることだと思いますよ^^

 

それでは、今日はこのへんで!

 


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