自分の理想のメンバーでコミュニティを形成する為の方法

from 宮城哲郎

先日、うちのスポーツクラブが9年目を迎えた事もあり、
10年目に向けて色々な物を整理しました。

 

僕のプロフィール等をご覧になっている方は知っていると思いますが、
本当にこの8年間に色々ありましてね。

 

立ち上げて1年目の時なんて、一生懸命に作ったチラシなどの広告物は、
配布しても読まれず、下手したら捨てられるのは普通。

 

今では信じられませんが、
当時、「スポーツになんでお金を払う必要があるの?」というような時代だったので、

 

スポーツを題材にした事業をしようとすれば、
批判を受けたりした事も多々ありました。

 

何をやっても、形にならず、
形にならないから当然、お金もありません。

 

お金がありませんから、生活は苦しくなりますから、
バイトを2つ掛け持ちしてなんとか凌いでいた感じです。笑

 

当時、子供も産まれたばかりだったので、
「明日のミルク代はどうしようか?」なんて真剣に悩んでいた時期もあるぐらいです。。。

 

そういった状況を越えたきっかけが、マーケティングという概念を知った事でして、
その中でもダイレクト・レスポンス・マーケティングの出会いは自分にとって大きな変化になりました。

 

まだまだ、日本では表立って資料も無かったので、有名な洋書を翻訳したり、
英語がわかる友人に細かいニュアンスを聞きながら、少しずつ勉強して実践していきました。
(※今では、だいぶ浸透していますので大丈夫です!)

 

そのきっかけが功を奏して、少しずつですが組織も大きくなり、
たくさんの人達を巻き込んだ規模の事業を何度も興す事が出来ました。

 

今では、僕自身、このスポーツクラブ意外にも、マーケティング専門の事業(いわゆる集客代行)とWeb制作事業、独立・起業事業、広告物作成事業を担う法人も設立し、2社の法人の経営者になりました。

 

これにより、大金持ちになったとは言いませんが、自分の好きな事、なにりより「やりがいのあるコト」を仕事にし、家族や仲間と充実した時間を過ごせるライフスタイルも手に入れる事が出来ました。

 

そんな中で、気がついた「ある重要な事」をあなたにシェアします!

さて、この様な感じで僕の過去をお話した事には理由があります。それは、組織が発展して行く為に、何より自分自身が「やりがいのある日々」を過ごす為に必要なのは、マーケティングだけが重要では無かったからです。

 

誤解の無い様にお伝えしますが、売上を上げる為に、組織に利益をもたらす為にマーケティングを実践するというのは必須です。

 

なぜならマーケティングとは、自社の商品やサービスの価値を市場に伝え、一人でも多くの人達に「あなたの商品が欲しい」と思って頂く活動だからです。

 

店舗ビジネスで例えたら、よく分かります。

 

もしも、あなたが飲食店を経営していたとして、お店だけを作って「ただお客さんを待つだけ」なんてことはしませんよね?きっと、お客さんに来店を促す為に、なにかしらの宣伝活動をするはずです、そうしないと誰もあなたのお店に気付いてくれませんから。

 

お客さんに気付いてもらえないという事は、あなたのお店の商品やサービスは売れません。売れないとビジネスは成り立ちませんから、いかにしてお客さんを集めるかという活動は必要なのです。

 

ですが、それでも「自分自身がやりがいのある毎日」を過ごすとなると、話は別です。それだけでは足りません。

 

なぜなら、どんなに売上が上がったとしても「ある事」が満たされないと、やはり仕事はシンドイからです。

 

あなたは価値観の会う人達に囲まれていますか?

僕は、スポーツに限らず、多くの「自分のスキルや知識を仕事にしている個人や企業」に対して、経営のサポートをしてきました。

 

その中でほとんどの人が売上を上げる事が出来たのですが、それは「正しくマーケティング」を行なったからです。※ちなみに売上を上げる事が出来なかった人達は、実際に行動に移す事が出来なかった人達です。

 

ですが・・・

売上を上げた人達が全て幸せになっているのか?

といえば、必ずしも「そうではない」という報告をする人がいたのも事実でした。なぜなら、彼等はビジネスを作り上げる際に、ある肝心な事を想定しないでマーケティングを実践していたからです。

 

それは…

「自分と価値観の会う人」を巻き込んだビジネスを作っていない。

ということでした。

 

要は、売上は上がったのだけど、嫌なお客さんばかりを集め締まったり、ストレスのたまるスタッフやパートナーと仕事をしているという状況を自ら作ってしまったのです。

 

価値観の合う人達に囲まれて仕事をする唯一の方法

せっかく、自分が「好き」ではじめたことも、価値観の合わない人達に囲まれてばかりだと、本当にシンドイです。そうなってしまうと遂には「なぜ、自分はこんなビジネスを選んだのだろう?」と嘆くのがオチです。

 

今回は、それを解決する為の方法をお伝えするのですが、その方法は1つです。

あなた自身の人生や価値観に正直になり、普段からきちんとそれを発信する事!

これに尽きます。

 

詳しく説明しましょう…

 

例えば、もしもあなたが治療院を経営していたとして、自分の腕やスキルには自信があり、きちんと患者一人一人の症状を見ながら、患者にあった治療をしたいと願っているとしましょう。

 

ですが、それなのに、あなたは日頃から自社のチラシやWebサイト、ブログなどのマーケティング活動で…

「業界最安値でサービスを提供します!」

そう言ったらどうなるでしょうか?

 

きっと、あなたの想いとは裏腹に、あなたのお店には「値段しか見ていない、ただマッサージが受けれたら良い」という人しか来ないでしょう。

 

これ、保険診療をメインにしている治療院にも多く見られます。どんなに良い事を語っていても、価格が「1コイン」でしたら、そういう人ばかりがが訪れると思いませんか?

 

「1コインだから来てやってるんだ!」という感覚の人はきっと、あなたが保険診療を辞めた瞬間に訪れる事は無いでしょう。

 

要は、こちらの主張とは別の主張を知らず知らずに「相手に伝えてしまっている」ということになるのです。

 

これは、周りのスタッフやパートナーとの関係も同様です。

 

あなたが「何を言っているか?」という事でしか、相手はあなたの価値観を判断しませんから、あなたが言った事に「響く人」しか集まらないものなのです(※正確には出来ません)

 

例えば、僕は常々、「行動しない人」、「直ぐに誰かに依存する人」、「直ぐに言い訳をする人」とは仕事はしないと決めてますし、何より公言しています。クライアントにも同じ様に言いますから、必然的に…

「短期間で儲かるノウハウ無いかな?」とか

「ちょっと自分は楽したいな?」とか

「何か上手い話が無いかな?」とか

「うちのスタッフがさ…?」とか

「家族のせいで時間がさ…?」とか

そういった事を考える人達にとって、僕という存在は単にウザいだけです。そもそも向こうから近づいて来る事も無いでしょう。

 

なぜなら、「そういう人はNG」と僕は日頃から発信しているからです。実際に、僕のその様な部分を知らなくても、実際に付き合って行けば、日頃からそういう事を発信しているので、向こうから去ってくれます。

 

それは、なぜか?僕は「自分の価値感をしっかりと主張」しているからです。

 

誤解の無い様に言っておきますが、僕は自分の価値感に会わない人を「否定したい」わけではありません。単に、一緒に行動したくないだけなのです。

 

なぜなら、ストレスがたまるからですし、我慢をしたくないからです。そして、そういう状況になってしまったら…

「なぜ、自分がリスクを負ってまで起業したかが分からなくなる」からです。

それに、僕と価値観が合わないだけで、その人達は別の「その人と価値観の合う人と付き合えば良いだけ」ですから、互いに、互いの価値観を尊重していれば別に問題は無いはずです。

 

この事を、マーケティングをする時にも、求人募集をする時にも、必ず記載しておく必要があるのです。

 

お金という餌で釣ったら、また別のお金という条件の餌に食いつきます。これは僕でもそうです。同じ条件なら、金額が良い方に行くに決まっています。

 

例え、金額は良くても「これの内容は自分は嫌だな…」と思ったら絶対に行きませんから。

 

自分の価値感を伝える事により得られる事とは?

ですが逆に、僕が日頃から「自分の価値感を主張している」のにも関わらず、僕の所に訪れる人達というのは「そんな僕の価値観を善し」と思ってくれる人達です。

 

必然的に、互いの価値観は似ていますから、一緒にいても凄く楽しいですし、充実しています。充実しているから、毎日が精力的ですので、何をやるにも生産性の高い事が出来ます。

 

生産性の高い事が出来ますから、自ずと効果も出ます。効果が出ますから、また次への行動が活発になります。

 

しかも、そんな時でも、周りにいる人達は「自分の好きな人達」ばかりです。この人達の日々の活動や成功ににも刺激をもらえますから、また更に自分も頑張ろうという気になります。

 

よく、相手の成功を妬むのは「自分とは価値感が違う人」が成功したからだと言われます。本当に、自分と価値観が合う人でしたら、いちいち妬みません。むしろ自分の事の様に嬉しくなります。

 

そうなると、足を引っ張り合うという現象すら起きません。むしろ逆に応援し合うという状況が起こります。

あなたにとって、どちらが有意義なライフスタイルでしょうか?

ですから、もう一度考えて欲しいのです。このスポビジ大学は「スポーツを仕事にしている人達を応援するサイト」です。

 

本来はスポーツビジネスをされている人達にとって役立つ情報を提供するサイトなのですが、今回の記事は何もスポーツビジネスに限らずの話だと思います。

 

なぜ、あなたは今の仕事を選んだのですか?

なぜ、あなたは自分の未来を象る為に、今の仕事を選んだんですか?

 

今回の記事は、何もマーケティングについての話ではありません。あなたの理想のライフスタイルを築く上で、もっとも重要な人生設計についてのお話です。

 

もしも、今あなたが…

毎日を全力で頑張っているのにも関わらず、自分の思う様な状況を作れていないのなら…

今回の記事をぜひ実践してみてください。

 

応援しています。

宮城哲郎!

 

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