From:宮城奈津子
組織や会社の代表ともなると、多くの人を巻き込みながら拡大していくことが求められます。
できれば、気の合う仲間や、価値観の似た様な人材を求めたいところではありますが、組織が大きくなればなるほど、「ちょっと苦手だな?」と思う様な人も出てくるでしょう。
もしかしたら、あなたの中でも、「この人とは対立関係にあるな」と感じてしまう様な人が会社の中にいるかもしれませんね。
今回は、そんな対立関係にあるような人とも上手に付き合っていくための「考え方」についてお話ししたいと思います。
なぜ苦手な人と付き合わなくてはいけないの?
そもそも、なぜ苦手な人と付き合わなくてはいけないのでしょうか。かなり壮大な話になりそうですが。笑
もちろん、極力は苦手な人と付き合わないと決めることもできます。その人を避ければいいだけですからね。
でも、会社の社長であったり、組織の代表者というのは、そういうわけにもいきません。なぜならば、多くの人を巻き込まないと、会社というもの自体が成長しないからです。
巻き込まなくても良い規模であれば、個人事業主(もしくは一人会社)で十分です。しかし、ほとんどの組織にはある程度の人がいて、その人たちによって組織は持続しているはずです。
なので、会社や組織を持っている人であれば、苦手な方とも付き合っていかなければならない宿命なのですね。
マネジメントの世界では良く聞く、こんな諺があります。
「早くいきたいなら、一人で行け。遠くへ行きたいなら、みんなで行け。」
聞いたことありますか?私はとても大好きな言葉のひとつです。
会社も、早く成果を出して、自分だけが食べられる様になりたいのであれば、実は早く結果も手に入ります。マネジメントの必要がありませんから。
でも、自分だけではなく、目標が大きければ大きいほど、多くの人を巻き込みながら進んで行く必要があるというわけなのです。
苦手な人も巻き込むマインドセット
とはいえ、苦手な人と付き合わないといけないとなると、とても嫌な気持ちになったり、モチベーションが上がらなかったり、発言が出しにくかったりしますよね。
でもこれって、考え方を変えれば、とても気があう仲間に感じられる方法があるのです。
つまり、これは「マインドセット」の問題なのです。
どういうことか。説明しますね。
例えばあなたが、「阪神ファン」だったとします。
するとあなたからすれば「巨人ファン」は対立の立場にいますよね。
阪神ファンからすれば、巨人には敵対心を持っていますし、巨人ファンにとって阪神には敵対心を抱いてしまいます。
しかし、ここでマインドセット。
例えば、阪神vs巨人の構図ではなく、「同じ野球ファン」だという認識にしたらどうでしょうか。
となると、急に仲間意識が芽生えて、「野球を愛する人」という同じ価値観が見えてきます。
巨人と阪神という近視的な見方をしてしまうと、対立意識を持ってしまったり、苦手意識を持ってしまいますが、一歩外のカテゴライズをすることで、「同じ野球というスポーツを愛する仲間」になれるわけです。
どうです?面白くないですか?
私はこの話を聞いた時、「おお〜素晴らしい考え方だな〜」とすごく感動したのを覚えています。
人間関係を、マインドだけで変えられるわけですから。
誰もが仲間になりうる
こういったマネジメントのスキルというものは、リーダーと呼ばれる人たちに必須のスキルです。
そして、それを部下に伝えることも非常に大切です。
従業員、一人一人が、このようなマインドを持つことができれば、きっとお互いに苦手意識がなくなり、会社の雰囲気が変わっていき、好循環が生まれてきます。
多くの人を巻き込む中で、対立が起こることは必然です。なぜならば、同じ組織に属している以上、その組織をより良くしたいという正義と正義のぶつかり合いなわけです。
それを、対立的に見るのではなく、「こういう意見もあるんだ」と受け入れること。そしてそれをさらにより良くしていくためのディスカッションが、組織の拡大を後押してくれします。
ぜひ、マネジメントのスキルとして、覚えておいてほしいと思います。
それでは、今日はこのへんで!
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