総合型地域スポーツクラブの現状 ~ アフリカのカカオ豆の少年から学ぶ ~

FROM:宮城亮

 

数週にわたって、総合型地域スポーツクラブについて書いていますが、こうも一生懸命PRするには訳があります(笑)

 

今日は、そんな総合型地域スポーツクラブの現状について書きたいと思います。

 

つくりっぱなし禁止!!!

 

以前こちらでもご紹介させて頂いた通り、全国に約3600クラブが存在する総合型地域スポーツクラブ。その全てが活発に活動しているわけではありません。

もちろん解散したクラブもあります。しっかりと役員会や総会など手順を踏んで解散を決定したクラブは本当に立派なものです。

 

かなり多いのが「つくりっぱなし」です。

この「つくりっぱなし」も3600に多く含まれています。

 

私は、沖縄県の総合型地域スポーツクラブの連絡協議会の代表をしておりますが、いつもこの数の認識で議論になります。

 

県としては、今までに作ってきた数が60数クラブあるので、未だに全部で60クラブ以上あると思っているのですが、実際にがっつり調べてはいませんが、きっと半分も活動していないと思います。

 

もしくは、活動をしていないわけではないが、もともと別の活動団体であったにもかかわらず、助成金をもらうために総合型地域スポーツクラブを名乗り、助成金が終わったので元の団体に戻ったというもの。。。

 

都合いい時にだけすり寄ってくるやつ。。。

 

こういったクラブが多いのが現状なんです。

 

ということは・・・?

 

 

世の中から信用されにくい

 

 

つまり、こういった中途半端な人たちのせいで、業界全体が本当に迷惑している。

 

「あの時は、やるつもりだった!」とか言い訳をする人もいますが、そんな思い付きでやられたり辞められたりしたら本当に困ります。

 

こういった人たちの多くを早めに排除していくことも業界を守ることだと思っていますが、そもそもこの様ないい加減な人たちのせいで、もともとあっと国や地方公共団体からの信用が本当になくなりつつあります。

 

もう国や地方公共団体からは、今までの様な「特別扱い」はしてもらえないでしょう。

 

「もう特別扱いされないから、次行こうぜ!」という様な人もいます。

 

だ・か・ら。

 

そういうスタンスだから信用失うんですよ!!

 

私はそうではなく、せっかく使命感を持ってやり始めたこの総合型地域スポーツクラブの経営者の皆さんと新しいワークグループを作りたいと考えています。

 

本当にやる気のある人たちだけで、持ってるプロダクトをどんどん売りまくるためのグループ。

 

 

「継続は力なり。」

 

 

しっかりベースは継続しながら、各クラブのの「本当の価値」「本当の資産」「本当のプロダクト」を見抜き、磨き、適切な価格設定をし、経営できるようにしていきたいと思います。

 

上でも書いた業界を守るという発想ではなく、中途半端な奴との差別化(踏み絵でもさせるか!)をしっかりし、世界中で価値を感じてくれる人たちと喜びを分かち合いたい。

 

本当にこれは面白くなりそうだ~

 

まだみんな自分たちの価値を気づいていないんですよ!

 

昔テレビで見たけど、アフリカでカカオ豆を拾い集めて売っている子供たちが、チョコレートを食べたことがないって話!これと全く一緒!チョコレート食べたら、自分たちのカカオ豆がどれだけ誇らしいことかわかるよね??

 

まだチョコレート(自分たちの価値)を知らないクラブが多い。これが今の現状。

 

そしてここからどう動き出すのか??

一緒にここで学び、より価値を磨いていきましょう。

 

では今日はこの辺で。

 

 

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