(続編)「悲しませていませんか?あなたのスポーツビジネス」

スポーツマネジメント

from ミヤギタスク

 

本当に信頼している人が突然辞めてしまった、後継者がいない・育たない、
本当に意義があり給与も魅力的な仕事なのに人が来ない。。。

 

という問題について前回記事を投稿させて頂きました。

前回の記事はこちら↓ ↓

https://supobiz.com/2017/03/29/2-11/

 

これについて結構反響が大きかったので、また少し書かせてもらいます。

 

前回は、クラブに入る時の想いには皆さん熱いものがあると思いますが、
実はその次に来る想い、2番目の想い、相手の希望とでもいいましょうか?

 

そこが実は重要なのではないか?

・お金は欲しい

・休みも欲しい

などなどについて事前にしっかり話しをし、
お互い納得の上で働いてもらいましょう!

 

ということをお伝えしました。

 

これって本当に重要なことでして。。。

 

実は、ある企業のコンサルに入っていた時のことなんですが。

 

その逆「もう辞めて欲しい。。でもクビに出来ない!」

 

ということがあったのです。

 

会社としては、そのスタッフの働きぶりや社内での態度が、
業務に悪い影響が出ており、

 

会社が再三注意をしても反省するどころか、むしろ酷くなるような状況。。。

 

きっと上司の注意の仕方にも問題があったのだと思いますが、
話はこじれにこじれ「クビにするなら不当解雇で訴える!」
という話にまで発展しました。

 

この案件半年~1年くらいかかりました。。。

 

何度か面談なども行いながら、
誠意を持ってまずは業務について指導をしていき、

 

・相手が思う業務とは何か?

・その業務に対して最善のアクションは何か?

 

など相手に考えてもらうように努めながら、
とりあえずやめない方向で話しをしながらやっておりました。

 

すると・・・

 

どうやら訴える!などをして、
裏で会社を邪魔しようとしている人物の影が見えてきました。

 

この件に関しては、そこから話が展開し、
結果その方は自主退職という流れになったのですが、

 

これもやはり採用するときにお互い条件を、
しっかり確認したほうがよかった案件でした。

 

記載されている業務内容を最低限やっていた場合、
会社はそう簡単に解雇にできないし、

 

グレーな言い回しの文言では、
相手が都合の良い解釈をする場合もあるので問題があります。

 

人を雇用する場合は、ある程度諦めのようなものも必要なのか?
そう感じた出来事でした。

 

今ブラック企業なども問題になっていると思いますし、
パワハラやセクハラなど組織の問題はきりがありません。

 

最近では副業を認める企業が出てきたり、働き方も多様になってきました。
その分組織もこちらの義務と相手の責任など考えることが山積みです。

 

スポーツクラブなんかは、誕生の経緯でボランティアや気持ちで、
手伝ってもらっているところからスタッフになるというようなこともあると思います。

 

ですが「だから安心!」ではないのです。

 

その逆!

 

気持ちで動いてもらっていたからこそ、
その気持ちがこじれた時によくない方向に行くことがあります。

 

クラブ運営や組織運営をされている皆さん。

 

まずはどんなことがあっても、
お客様や会員様にご迷惑をおかけしてはいけません。

 

ですので、人と雇用契約や業務委託契約などを行う場合は、
様々な状況を想定し、

 

お金の面・休日・業務態度や内容の査定方法・期間・期間終了後の延長についてなど、
詳細に取り決めを行う必要があります。

 

多少売り上げが上がってきたから、すぐに雇用ということを考えず、
長い目で見た組織運営を行っていくことをお勧めします。

 

安定的に経営することは、会社のためであり、
スタッフのためであり、何よりお客様のためなのです。

 

ミヤギタスク

 

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