この2つから強みを見つける方法

from 宮城哲郎

GWも終わり、週明け最初の仕事は、
事業パートナーとのミーティングで始まりました。

僕自身は、誰か人を雇用するよりも、
その事業で必要なリソースに関しては、
得意な人にお任せしたほうが好きなタイプです。

よって、よほどの人材では無い限り、
基本的に部分での事業をお願いする方が、

結果的にストレスもありませんし、
なにより責任が双方にバランスよく
求められるので楽です。

そんな中で、
定期的にパートナーと呼ばれる人とミーティングをする理由は、

こちらの今後の方向性に対して、
「一緒にやるか?それともやらないか」

というような意思疎通の確認もありますので、
大事な時間です。

実際に、このような確認をしないと、
依存関係になりますし、

お願いした事業の納期が間に合わないとか、
こちらの思っている物と違う内容になっている・・・

などのような事がたびたび起こりますので、
そういうのを未然に防ぐ意味でも重要視しています。

そんな中でのやり取りの中で、
「強みってなんでしょうか?」

そういうような話しから、
気付いた事がありましたので。

これをあなたにもシェアしたいと思います。。。

目次

強みとは2種類ある

色々な専門家が「強み」に関して、語っているとは思いますが、
僕の中で「強み」というものは2種類あると考えています。

それは・・・

・他がやりたくても出来ない

・他が、やりたがらない事が出来る

この2つです。

前者の場合は、「能力の高さや条件の良さ」というものが必要で。

後者の場合は、「マーケティング的な要素と、アイディア的な要素」が必要です。

この様に分けた場合、多くの人達は
前者の「能力の高さや条件の良さ」という物を見出す作業をします。

これは、例えば・・・

他が出来ない技術力やサービス力、
立地などを探すというような行動を起こす事です。

ですが、実は、それって結構ハードルが高いのです。

他が出来ない技術力やサービスを生み出すという作業は、
一長一短ではできません。

時間もかかれば開発や研究費に対する費用もかかります。

他にも良い条件ということで「立地」も挙げられますが、
人通りの良い立地は、これまた費用もかかりますからね。

ですから、やれる人が「限られて来る」のです。

他がやりたがらない事をやればよい

その反面、後者の「他が、やりたがらない事」というのは、
きちんとマーケティングを学び、周りを調べれば誰にでも手がつけられます。

例えば、スポーツを仕事にしたいと思っている人達のネックの1つとして。
施設などを所有する『ハード面』が挙げられます。

そして、民間のフィットネスクラブなどは、
この様な施設面をウリにして会員数を増やそうとしています。

ですが、逆にそういう施設を持たずとも、
こちらから「出向くスタイル」のやり方で戦えば勝機が見えます。

わざわざ、出向くスタイルですから、
個別に近い対応になりますゆえに価格も自動的に高くできますし。

何よりも、これを大手が真似ようとした際には、
ただでさえ施設面での維持費がかかるのに加え。

この様な派遣型にも力を入れてしまったらどうなんでしょうか?

『施設の外で完結出来るビジネスを自分達でやった場合、優れた施設に人を集める事が強みという自らの武器を否定することになりますし、自分で自分の首を絞める様な状況に追い込むのです。』

そう考えると、たとえ外で完結する訪問型が「良い」と思っていたとしても、
そこにはなかなか手が出せないのです。

もちろん、お客さんのニーズにも色々とありますので、
どちらが良くて、どちらが悪いうといのは一概には言えませんが。

この様に、
競合が「やりたくてもできないこと」

これに注目して、自分の強みを活かすという方法は、
長く、しかも安定したモデルを作るのには絶対に考えないといけない事なのです。

強みとは、競合がやりたくてもできない、
まやは、あえてやりたくないことを「持っていること」とも言えますから。

ある種、オンリーワンにもなり得るという発想なのです。

ぜひ、意識してみてはいかがですか?

 

宮城哲郎

 

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この記事を書いた人

スポビジ大学主宰。元プロサッカー選手として国内外で活躍した後、「スポーツで街を元気に」を合言葉に一般社団法人サンビスカス沖縄を設立した事をきっかけに事業家としての道を歩む。サンビスカス沖縄を通し年間延べ1万人以上の人にスポーツサービスを提供し、自身の経験から生まれた幼児体育プログラム「アミーゴプログラム」では3万人以上の子供達の発育・発達に役立つプログラムに成長させる。「業績アップが難しい」と言われるスポーツビジネスという分野において数多くの成功事例を出した経験から、スポーツ以外の業種に対してもコンサルティングを行うなど、その活動の幅を広げる中で「もっと多くの人達にスポーツを仕事にする事の喜びを知ってほしい」という思いからスポビジ大学を作り今に至る。他にも「スポーツやスキル系で飯が食える訳が無い」と言われている中で、引退後のスポーツ選手、スポーツトレーナー、インストラクター、治療院、セミナー講師、教育サービス、アパレル系、コンサルタント、コーチング業などの業界で多くの起業家を輩出。その経験や知識を継承するスポーツコンサルタントの育成にも奮闘中。2014年、15年にはFIFA公認国際サッカー東アジア大会へ「琉球代表」として選手兼監督として出場し、見事優勝を飾るなど、スポーツ起業家らしく、実業とスポーツ競技者として異色の活躍をする。支援したスポーツ経営者は1678名(2018年12月現在)と、スポーツ界に旋風を巻き起こしている。

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