From:宮城 奈津子
皆さん、お元気ですか?私は元気です!
この自粛期間中で、私の「暇時間」がどっか行ってしまいました。私は暇がないとダメなタイプなので、今必死で暇になる方法を探しています。(なんの話や)
さて、今日は皆さんにヒントになればいいなぁという話をしたいと思います。大丈夫です。きっと得します。自分で言うのもなんですが、結構自信があります。笑
今回のテーマは、「スポーツの新しい売り方」についてです。
スポーツの売り方って少なくね?
これまで、スポーツというのは、「する」「見る」「支える」という、教科書の定型文のような形でしか考えられていませんでした。
「する」というのは、スポーツ教室や、ダンスレッスン、トレーニングといった実際にスポーツを実践することですね。
「見る」というのは、実際に行われているスポーツを、チケットや入場料を払ったり、DAZNにお金を払ったりして、スポーツを観戦すること。
「支える」というのは、プロスポーツで言えば企業スポンサーさんや後援会、ファンクラブがなどが、スポーツを支援することです。
つまり、これまでのスポーツビジネスと言われるのは、スポーツを「する」ことを売ったり、スポーツを「見る」ことを売ったり、「スポーツを「支える」ことを売ったりしていたわけです。
でも、本当にそれだけでしょうか?
もちろん、細かい分野では様々な売り方を工夫されているんでしょうけど、大枠この3パターンしかなかったと思います。
で、ですよ。
今回はその「する」「見る」「支える」以外のスポーツの売り方を、皆さんに考えてほしいなと思ったわけです。
スポーツの価値って、実は売り手側の「固定概念」が強すぎるせいで、販売パターンが少なすぎると思うんです。スポーツってこうあるべき、的な。
これを言ったら怒られるかもしれませんが、プロスポーツ選手って、今回の自粛期間で、価値を見出せる人が、どれだけいたでしょうか。選手だけじゃありません。フロントも、クラブもそうです。
それって、
競技が開催できなかったら、選手の価値ってないよね
って自分たちで言っているようなもんです。
でも、もちろんそんなことありません。
プロ選手になることって、非常に、ひじょーーーに難しいことですし、一部の才能ある方、努力された方がしかなり得ない貴重なもののはずです。
しかし、競技以外の価値を見出して売っているチームって、ほとんどないんです。
(※贔屓目なしに、亮さんが社長をしているJ.FC MIYAZAKIくらいでしょうか。勉強になるんでフォローした方が良いですよ!)
しかし、私の中では、「プロの選手、この期間中にアレすればいいのに!コレすればいいのに!」と思うことがたーーーーっくさんあります。笑
それは、その業界にいないから思うこと。
つまり、スポーツ選手に価値を感じているからこそ「もしもこういう売り方をしたら買うのにな〜」が柔軟に発想できるわけなんですよね。
それは、スポーツを売っている皆さんも同様です。
お客さん(価値を感じている人)からすれば、あなたが売り方を変えるだけで、今の状況でさえ、スポーツを売ることってできるはずなんです。
スポーツを「与える」需要ってない?
そこで私は考えました。
スポーツって、そういえば実際に「する」場合にお金を払ったり、「見る」場合にお金を払ったり、「支える」場合にお金を払っているけど、誰かにプレゼントする場合にもできないか?と。つまりスポーツに「与える」という需要はないかと考えたわけです。
自分でお金払ってまではスポーツしないけど、大切な誰かからもらったスポーツなら、興味がなかったとしても、体験してもらうことってできるのではないかと思ったんです。
スポーツのような無形の商品というのは、体験してみないと「価値」がわかりませんよね。だからこそ、普通に売っていたら、見込み客(興味のある人)を集めるのが、非常に難しいんです。
でも、例えば、遠く離れたおじいちゃん、おばあちゃんに、大好きな孫から「これで運動して元気になってね」っていう手紙つきで、「シニア向け免疫アップオンラインレッスン」が届いたとしたら?
「せっかくだから・・・」といって、重たい腰をあげて、シニアでもオンラインレッスンに巻き込むことだってできるかもしれません。
他にも、例えば5月10日の母の日に向けて、実家の母親に「60代以上から始めるオンラインヨガ」をプレゼントすることだってできるわけです。
もちろん、販売するときは、ちゃんとギフト風にして、ヨガで使うアロマキャンドルと、シニアでもわかるZOOMのはじめかたガイドみたいなヤツをセットにして届けたらいいわけですよ。

シニア向けに作ったZOOMガイド
このようにあらかじめ「プレゼントする」ための商品を作ってリリースすることで、自分では申し込まないけれど、プレゼントされたら、「せっかくだから」といって、始める人を拾うことができますよね。
これは、法人向けにもできます。
「社員の在宅勤務中の運動不足を解消しませんか?」っていう言い方で、無料で営業したらいいんです。
そこで、在宅勤務中の1ヶ月間、50人ほどの社員に対してZOOMを使ったオンライントレーニングをして、その後、続けたいと思った方は、個人で本格的なオンラインレッスン(有料)に申し込むか、会社の福利厚生として売り出して、定期顧客に繋げてしまえばいいわけです。
これって、自粛中にもできませんか?
大事なのは、実際に体験してもらったら、その価値を知ることに繋がるわけです。その結果、継続会員に入会するっていう設計まで作れちゃうわけです。
これは、スポーツを「する」だけじゃなく、「見る」に関してもそうですよね。
例えばあなたが野球に興味がなくても、友達から「チケットあるから一緒にいこうよ!」ってことで、「せっかくだから」といって野球を見にいく。そこでハマったら(価値を知ったら)、いつのまにかカープ女子化しているような感じですね。
結果、スポーツのような無形のものは、ギフトとしての活用法はものすごく相性が良いと思うんです。
だからこそ、私たち売り手というのは、スポーツを「与える」需要をもっと深堀していかなくてはならないと思うんですよね。そうすれば、興味のない層をいっきに取り囲めるわけなんです。
今後「与える」需要は増えてくる
これは、あくまでも私の妄想なのですが。笑
今後、スポーツは「健康」に対する価値が上がってきます。
こういった感染症なんかもそうですが、どんなにお金をだしても、感染症に100%ならないってことは手に入らないわけじゃないですか。だとしたら、自分自身の「免疫力」を上げること以外できないわけです。
スポーツは、まさにその免疫力を高めるのに重要な要素を持っています。だからこそ、ずっと健康でいてほしい人には、スポーツの「与える」需要、つまりギフトの需要っていうのは今後さらに高まってくると思うんです。
このように、スポーツを「する」「見る」「支える」だけの視点ではなく、他の売り方を見出す必要があるんです。きっと、この記事を読んだあなたにも、違ったスポーツの売り方が思いついた!という人もいるかと思います。
そもそもあなたの提供しているスポーツは「価値」のあるものですから、絶対に需要はあります。大事なのは「売り方」です。
今回はスポーツの与える需要について考えてみました。
ぜひ、この機会に、あなたも今一度、スポーツの売り方について、考えてみてください。
応援しています!
PS:私が作ったシニア向けのZOOM使い方ガイド、スポビジ研究所でダウンロードできるようにしますので、シニア向けのオンラインレッスンをしたいと考えているサロンメンバーはぜひ自由にご活用ください♪
PS:これを機にスポビジ研究所(スポビジアカデミー)に入りたいと思ってくれた方はこちらから!