プロクラブのスポーツ教室よりも人気のある教室を作る方法

スポーツマーケティング

from 宮城哲郎

2017年度もあっという間に2ヶ月も終わり、
僕の住んでいる沖縄では夏の到来を感じさせる予感。

 

まだまだ暑くなったり、
涼しくなったりの繰り返しではあるが。

 

それでも、徐々に暑さを感じられるような日々になってきた。

 

僕の方はというと、現在このスポビジ大学の
メルマガのリニューアルに追われてかなり忙しくしている。

 

新しいメルマガでは、スポーツ教室の経営から
クラブ経営、そして組織の拡大と・・・

 

小さなスポーツ教室を満員にするというノウハウを応用し、
それをどんどん成長させていく事をコンセプトにしており。

 

色々なコンテンツを活用し、ビジネスの大小に関わらず、
多くの人達にとって学びやすい様なコンテンツに仕上がっている。
※プチ自慢。笑

 

これまで10年近くもスポーツビジネスというものにも携わってきたけど、
やっぱり、スポーツ教室を会員や生徒でいっぱいにするという方法って。

 

僕の実感としては、たくさんの人が想像している
「スポーツビジネス」にも繋がると思うんだよね。

 

だって、スポーツ教室を満員にするって、そのスポーツ(競技)の持つ価値を
市場に伝えられないと実現できないわけだからね。

 

ということは・・・

 

たかがスポーツ教室

されどスポーツ教室

 

そういっても過言では無いと思うのだが、
あなたはどうだろう・・・?

 

なぜ、プロスポーツチームが運営する教室は苦労しているのか?

これって、全部が全部ではないと思うけど、プロチームが運営している
スポーツ教室が満員にならないのって一般的に不思議に思わない?

 

だって、コーチ達も元◯◯というような経歴を持つ人達が指導するわけだし、
そういう人達の指導って価値がありそうでしょ?

 

でも、蓋をあけてみると、あなたの地域でもそうだと思うけど、
なんか「プロがやっている教室なのに・・・」という教室って多くない?

 

反対に、ぜんぜん無名だった人達が運営している教室が、
かなり盛り上がっていたりすることだってあったりする。

 

この違いってなんだろう?

 

スポーツの価値って多様化している

例えば、僕はスポーツクラブやスポーツ教室という分野で
経営をされている人達に対して

 

これまで本当に色々な形で、そして多くの地域の人達に
アドバイスやサポートをしてきた経験からわかった事がある。

 

それは、その人達の悩みの中で、一番多かった相談は、
「近くにプロクラブが運営するスポーツ教室がある」
という不安が圧倒的に多かった事だった。

 

実際に、関東近辺にいくとその不安はより強く、
色々な競技や種目でそのような人達が凌ぎを削っているわけだから、
その不安はより一層大きい印象があるのだけど。。。

 

でも、不思議としばらくコーチングを受けていく中で、
その不安は増すどころか、徐々に少なくなっていくんだよね。

 

なぜなら、そのクライアントの教室やクラブにもしっかりと
会員さんや生徒さんが集まって来るから。

 

これって、なぜだと思う?

 

そう、もしかしたらあなたも気付いたかもしれないけど、
これってスポーツに対する価値が「多様化」している事に原因がある。

 

必ずしも「上達」を求めているわけではない

なんか、一般的にスポーツ教室に通うということは、
何かを学びにいくわけだから。

 

その教室に通う事で…

 

「スキルや知識の上達を目的とする」
そういうイメージがあると思うんだけど、実はそれが一番の誤解。

 

実際には、本当に色々な理由で、スポーツ教室に通っている人達がいる事に
多くのスポーツ界の人達は気付いていない。

 

要するに、上達したいからという理由だけで
教室に通うわけでは無いだんよね。

 

それなのに、僕等はどうだろう?

自分達の発信する情報の多くは・・・

「うちの教室では、経験豊富の指導員がいる」

「うちの教室の強みは、ドリブルだ!」

「うちはプロ養成で将来日本代表を育成する!」

「日々の部活で物足りない人は、ぜひうちのスクールで!」

そんなものばかりではないだろうか?

 

でも、実際にはそういう「極める」という部分が目的の、
人の方が圧倒的に少ないはずだ。

 

これは特に子供向けの教室だと顕著に出るよね?
きっと、この方が売りやすいからだろうけど。

 

実際には、そういうニーズではなく、もっと違った価値観でスポーツを
「欲している人達」がたくさんいるコトに全然気付いていない。

 

これって勿体無くない?

 

スポーツにお金を払う理由をもっと深掘りしよう

例えば、最近うちの妻が突然・・・

「私、絵の講座を受ける!」

そんなアホな事を言い出した。笑

 

僕は妻の事は尊敬しているので、
きっと彼女にも何か理由があると思ったので…

 

一応「どうしたの?画家でも目指すの?」そう聞いたんだが、
妻の答えはNO!

 

「単純に色々な絵の書き方を知れば、楽しそう!そう思って。」
というのが妻の言い分だった。

 

別に極めたいからとかいうような理由ではなく、
自分の趣味として加えたいというのが動機。

 

これって、今まで何かをやるといったら
『とことんやるのが普通っしょ!』的な僕からしたら、
全く理解出来ない境地。

 

だって時間やお金を使うわけだから、
何か成果を出さないともったいないと思うじゃない?

 

でも、実はそういう発想こそが、多くの人達の
「スポーツへのきっかけ」を消していることに気がつかないといけない。

 

もちろんスキルをアップする事は大切。

 

だけど、それ以上に大事なのは、目の前には
「様々なスポーツに対する価値観を持った人達が眠っている」という事実であり。

 

実際に、うちのクライアントはこういった人達のニーズを
汲み取って形にしているからこそ…

 

競合だらけの業界の中で、いわゆる「上手くいっている」
と言われる教室経営ができているわけなんだよね!

 

自分のこだわりや、やりたい事を追求するのは大切なんだけど、

 

でも、それを「価値」だと認識してもらう為には、
目の前の人達のニーズが「本当は何か?」

 

そのようなことにも、きちんと目を向ける必要がある
このことをぜひ覚えておいて欲しいと思う。

 

それでは健闘を祈る!

 

宮城哲郎

 

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