あなただけのブランドメッセージを作る方法

スポーツ×SDGs

from 宮城哲郎

 

あなたには、このような経験はないだろうか?例えば…。

 

  • こちらの思うような層のお客さんが来ない
  • こちらが提供するサービスの価値を感じてもらってない
  • 値段で選ばれてしまう
  • 提供するサービスにいちいち文句を言われる
  • こちらが発信するメッセージが上手く伝わらない

 

上記のような事なのだが、もしも上記に当てはまる事が一つでもあるのなら、「あるコト」が原因で起きているかもしれない。

 

もしも、この症状を放っておくと厄介だ。

 

なぜなら、今後大量の広告費をかけて自分たちのビジネスのPRを行ったとしても、やればやるほど自分の思っていることとは真逆の方に物事が進んでいく可能性があるからだ。(※上記であげた事が頻繁に起きたら嫌でしょう?)

 

そんなわけなので、もしも当てはまる事があるのであれば、このまま続きを聞いて欲しいと思う。

 

ブランドメッセージ伝わってる?

では、なぜこのような状況が起きるのかというと、それは…。

 

あなたの発信するブランドメッセージが伝わってない可能性がある事を疑わないといけない。

 

ブランドメッセージという言葉を簡単に説明すると…。

あなたのミッションやビジョン、商品の価値などを表現するメッセージ

このような事を意味するのだが。

 

このブランドメッセージが伝わっていないと、上記であげた問題が生じるばかりか、どんなにあなたが自分のビジネスの周知活動を頑張ったとしても…。

 

「お客さんがブランドをよく知っているわりには、魅力的だと思わない」

そうした状況に陥ってしまう。

 

知られているのに「価値」として感じてもらえないという状況だと、日々の活動が上手くいく可能性は低くなってしまうからね。

 

そして、こうした状況を引き起こす要員としては、、、、

売り手側(あなた)と顧客側の双方が、「ブランド(あなたの事業ね)」に対する認識や価値観のズレによって引き起こされている。

という状況が特に多く見られる。

 

人間関係で例えると…

「あなたは優しい人物だと思われたいと頑張っている。だけど、周りは怖いやつだと思っている。」

※どこかの起業家みたいだね。笑

そんな感じだ。(→どんな感じだ)

 

よって、自分たちの主張や価値観が伝わっていないと思うのであれば、早急にこのズレを修正しなくてはいけない訳で、それがブランドメッセージを明確にするということなのだ。

 

いかに、その方法について3つだけポイントとしてお伝えするので、ぜひ、あなたのブランドメッセージの改善に活用してほしい。

 

ブランドメッセージを明確にするための3つのポイント

(1)コンセプトを明確にする

コンセプトとは簡単に言うと、「誰に何を」の部分になるのだが。この辺が曖昧だと自分たちの主張が全く伝わらず、顧客に対して別の意図として伝わる可能性が出てくる。

 

これこそスポーツを仕事にされている人によくあるのだけど、自分達としては「アスリート志向」のお客さんを集めたいのにも関わらず、何故かそれと真逆の客層の人達だけを集めてしまったり…。

 

自分たちが提供したいサービスがあるのにも関わらず、別の価値やサービスを求められたりする場合も、あなたのビジネスコンセプトがしっかりと伝わっていない事が原因となる。

(※もっと上位版のサービスを進めたいのに、ほとんどが断るのもそれだね。)

 

これこそあなたが考えているビジネスコンセプトが、相手に伝わってないから起きてしまうわけなので、「誰に何を」という部分が、誰がみても分かるように発信することを心がけてみよう。

 

(1つ目の質問)

あなたの商品は、「誰のどんな悩み」を「どのような方法」で解決するの?

2あなたのビジネススタンスを明確にする

これは簡単に言うと、あなたの価値観を相手に伝えるという事。

 

僕としては、ブランドメッセージとしてものすごく強烈な物にしてくる要素がここにあたる。

 

例えば、あなたも知っているブランドで、強烈なブランドメッセージとして確立しているブランドの代表的な例は、「シャネル」というブランドだと僕は思ってるのだが…。

 

創業者の「ココ・シャネル」の生き様や価値観といったものが色濃くメッセージとしてデザインに溢れて出ている。

 

ココ・シャネル自身も幼少期から孤児院で育つという不遇な時期を過ごしたにも関わらず、それを一から「シャネル」というブランドを築いたわけだから、物凄い逆境を超えてきた人とも言える。

 

そうした経験や彼女の人生観や価値観から「個性的で誰にも媚びない強さ」というようなものを強烈にブランドから感じてしまうのは、そうした創業者の想いや価値観というものが常に発信されているからに他ならないだろう。

 

「みんな、私の着ている服を見て笑ったわ?でも、それが成功の鍵。みんなと同じ格好をしたくなかったからよ?」

上記のような名言を残しているぐらいだからね。

 

この事は、単に自分たちの商品やサービスを受け取ることで得られる「メリット」だけを伝えるのではなく。

 

それ以前に、どんなお客さんにとっての「価値なのか、自分たちがどういう想いで商品を提供してるのかということも、常に様々なメディアで発信するという事を行うことがブランドメッセージを明確にするということにつながるのである。

 

ちなみにあなたもよく知ってる通り、このスポビジ大学が発信しているメッセージは以下の通り…

仕事なんて所詮、人生を彩る一つの手段にすぎない。あなたが自分の好きなスポーツで飯が食えるようになった後の未来をどう生きていくかが重要」 by 宮城哲郎 笑

 

ビジネス系の情報サイトで「仕事なんて・・・」と語る人物って、頭がおかしいのではないかと思われそうだけど、僕は本当にそうしたスタンスで周りと接している。

 

・仕事も大事かも知れないけど、もっと大事な物もあるでしょ?

・誰かが定めた成功がすべてでもないでしょ?

・人生、一回だぜ?あなたが真にやりたいことは何?

 

そうした事をスタンスとして主張しながら、その上で、スポーツビジネスの業績アップの為の方法をお伝えしているだけにすぎない。

 

単に、業績アップだけの方法を学ぶというのであれば、きっと、他にもたくさん専門家がいると思う。だけど、「スポーツ」という分野で「仕事よりも人生」という価値観の中で、業績アップの方法を教える先生は、そんなにいないはずだよ。

 

(2つ目の質問)

あなたは自分の商品を通じて、どんな「価値観」を顧客に伝えたいの?

3 一貫性

実は、上記の2つのポイントを押さえてしまえば、ある程度のブランドメッセージを作る事はできる。

 

でも、「それが形になるのか』と言えば実は話は別で、それがこの「一貫性」という部分になる。口で言うのは簡単だけど、「それを実際に体現し続けているか?」ここが、すごく重要なわけだ。

 

あなたは自分達が発信しているメッセージ通りの事を、常に意識して仕事に取り組んでいるだろうか?

 

「口でなら何とでも言える。」まさに、これが象徴するように、あなたのビジネスの日々と取り組み方にギャップがあるとお客さんは響かないわけだ。

 

そして、何気にここが最も難しい部分でもある。なぜなら、一貫するということはシンドイからだ。特に上手くいかない時期であればあるほど、周りから批判されればされるほど難しい。

 

もしも、世のすべての人達が継続というものに対して、もっと簡単に達成できるものであれば、きっと多くの人が上手くいっているだろうが、その背景には単純に自分達の主張を「推し進める」ということの難しさもあるわけだ。

 

誰が何と言おうと、そのビジネスに対するスタンスを崩さずに一貫して取り組んでいる姿勢を続けているからこそ、人は「ブランドという価値として認識」してくれる。

 

そして、あなたという存在が、その他大勢とは別の存在であるという風に認めてくれるのである。

 

(3つ目の質問)

あなたは自分の発信しているメッセージと実際の行動との一貫性はあるだろうか?

ブランドは1日にしてならず

以上が、ブランドメッセージを作るために意識しなきゃいけないポイントなのだが、それを実際に形にするということは日々の努力も必要であるということは言うまでもないだろう。

 

ブランドは1日にしてならずとはよく言ったものだ。

 

真にブランドを構築したいのであれば、結局のところ自分たちの持つ価値を信じて継続して行動するしかないということなのだよね。

 

この事は、もちろん僕自身も常に念頭に置きながら毎日を過ごしているのだが、やっぱり、日々変化する外的要因に触れながら、自分の信念を継続しながら過ごすというのはシンドイもの。

 

でも、そうした事の積み重ねのおかげで、少しずつあなたのような方にもこうして情報をシェアできる立場になっているわけなので、今後もそこはブレずにやれたらなと思う。

 

そうは言っても、ブランドメッセージとは時代に応じて少しずつ「アップデート」していくものでもあるのは確かだ。

 

なので、今回の記事に置いては「まず、現時点での自分のブランドメッセージとは何か?」そうした観点から学んでいただき、あなたの活動に役立てて頂けらなと思う。

 

それでは、頑張っていこう。

 

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宮城哲郎
スポビジ大学主宰。元プロサッカー選手として国内外で活躍した後、「スポーツで街を元気に」を合言葉に一般社団法人サンビスカス沖縄を設立した事をきっかけに事業家としての道を歩む。サンビスカス沖縄を通し年間延べ1万人以上の人にスポーツサービスを提供し、自身の経験から生まれた幼児体育プログラム「アミーゴプログラム」では3万人以上の子供達の発育・発達に役立つプログラムに成長させる。「業績アップが難しい」と言われるスポーツビジネスという分野において数多くの成功事例を出した経験から、スポーツ以外の業種に対してもコンサルティングを行うなど、その活動の幅を広げる中で「もっと多くの人達にスポーツを仕事にする事の喜びを知ってほしい」という思いからスポビジ大学を作り今に至る。他にも「スポーツやスキル系で飯が食える訳が無い」と言われている中で、引退後のスポーツ選手、スポーツトレーナー、インストラクター、治療院、セミナー講師、教育サービス、アパレル系、コンサルタント、コーチング業などの業界で多くの起業家を輩出。その経験や知識を継承するスポーツコンサルタントの育成にも奮闘中。2014年、15年にはFIFA公認国際サッカー東アジア大会へ「琉球代表」として選手兼監督として出場し、見事優勝を飾るなど、スポーツ起業家らしく、実業とスポーツ競技者として異色の活躍をする。支援したスポーツ経営者は1678名(2018年12月現在)と、スポーツ界に旋風を巻き起こしている。