治療院集客のコツとは?

スポーツマーケティング

From:宮城奈津子

 

治療院って今もの凄く増えてきていますよね。あなたの近所にも「あ、また治療院できたんだ」と言うくらい治療院ブームがきております。

 

なぜこれほどまでに治療院ブームが起こったのかというと、まず、柔道整復師という資格の普及が挙げられます。私もこれまでに、何軒かの院長さんのチラシを作成させて頂きました。あと、サイトのコピーもいくつか。

 

そんな中で、院長さんの話す共通の悩みは「競合が増えていて経営が厳しい」というもの。院長さんにも下積みがありますから、院長自身が独立前、30代でバリバリ働いていた時代は、柔道整復師という資格を持っているだけで、50万円以上の月収があったようです。お客様もひっきりなし。

 

なんならその時の院長さんなんてプチ金持ちのような月収があった。しかし、現状は院長さんであっても30万もらえるかどうか。

 

独立しても、3年以内に廃業に追い込まれるのが4割もいると言われています。

 

独立する事が安価で可能になった

治療院ブームが起こったもう一つの理由は、割と独立・開業にかかる費用が安価でできる時代になったためだと思われます。

 

しかも、治療院ブームの時は、国も金融機関も割とお金をバンバン貸してくれていましたよね。現在は、新規参入する場合、担保がないとなかなか厳しい現状のようです。

 

半分が廃業においこまれるのですから、そりゃ貸す側もリスクも考えますよね?

それだけでなく、大手の格安マッサージやクイックマッサージなど、コリをほぐす目的の店舗も増えてきました。だからこそ、お客様の奪い合いになってしまうんですね。

 

まさに、治療院ブームの終息が見えてきています。

 

経営がうまくいっていないのはなぜ?

もしかしたら、この記事を読んでいるあなたは治療院を経営されているかもしれません。

 

だとしたら、今頃めちゃくちゃ不安になっているか、何やこいつ・・・ってイラっとしているかどっちかでしょう。笑

 

でも、今日はぜひ最後まで読んでほしいです。

 

もちろん、治療院を経営していなくても、ビジネスの本質に基づいてお話しするつもりですので、他業種のかたでも参考にしてください。

 

そもそも、経営がうまく行かないのは、「集客」できていないから。つまり、お客さんを来院させていないために、経営ができていないのです。

 

独立・開業までするあなたであれば、その腕のスキルにはきっと自信もあることでしょう。

「質はいいのに、なぜお客さんがこないのか?」とか、

「きっと、治療院が増えすぎたからだろう。」とか

あなたはこんなことを毎日考えていませんか?

 

もちろん、治療院が増えたから客足が減ることも大いにあるでしょう。しかし、そのお客さんを簡単に取り戻す方法があるのことに実は多くの人は気付いていません。

 

基本的なことをやらないから

経営がうまくいかない本当の理由。それは、ほとんどの治療院の先生が、基本的なことを行っていない。だから、経営がうまくいかないのです。

 

私のクライアントの例でも、体のことは向こうが専門でも、集客については私の方が専門ですから、一度話をすれば、ほとんどの先生が納得して実行してくれます。

 

もちろん、中にはすごく経営が上手な先生もいます。そういった治療院は、以前と変わらず集客にも困っていませんし、オンライン・オフライン共に集客を上手に行っています。

 

そういった先生の話を聞く機会も多いのですが、何か特別なことをしているのか?といったらそうではありません。がっかりしたかもしれませんが、基本的なことをするか、しないかだけで、経営の質は変わってきます。

 

だから、誰がすごいとか、センスがあるとか、そんな次元ではありません。やるべきことを、やっているかやっていないかだけなのです。

 

なので、もしもあなたが経営がうまくいっていない・・・そう感じるのなら。ぜひ、一度立ち返って、自分が基本的なことをしているのかどうかを、判断してみてください。

 

基本的なことって?

では、基本的なことって何?と知りたくなってきたことでしょう。最初で言っておきますが基本的なことは基本的なことです。笑

きっと、勉強熱心なあなたなら、一度や二度は知り得た情報、聞いたことのあること、実際にやったことのあることだと思います。

 

それを今日、整理してみましょう。

 

基本的なこと1:マーケットを知る

マーケットとは、あなたのお客さんになる「ターゲット」のことをいいます。このターゲットを、集客をする際に決めなくてはいけません。運動をする前の準備体操のようなものです。

 

あなたのターゲットは一体どんな人ですか?これに、今すぐ答えられる人は、きっと経営がうまくいっています。う〜ん・・・と考えてしまった人は、ぜひ、もう一度「誰に」向けたサービスなのか、考えてみてください。

 

基本的なこと2:メッセージを決める

ターゲットが決まれば、おのずとメッセージが決まってきます。メッセージとは、そのターゲットに対して、「何を言うか?」と決めること。

 

例えば、ターゲットが肩こりに悩んでいる患者さんであれば。

 

メッセージは「どこの院にいっても治らない頑固な肩こりでお悩みの方」などといったメッセージを書くことができます。

メッセージのコツとしては、ターゲットが抱えている「悩み」にフォーカスして、その悩みを解決できますよ!とアピールするようにしてください。

 

その際には、今いるお客さんの声とか、実際になぜ肩こりがなおるのか?という根拠をしっかりメッセージの中に入っていれば、より集客がスムーズにできます。

 

メッセージについては、超がつくほど細くなるので、今回は簡単に・・・。笑

 

基本的なこと3:メディアを決める

ターゲットが決まり、メッセージが決まったら、あとはお客さんに対して、どうやって届けるか?というメディアを決める必要があります。

 

メディアとは、テレビとかラジオだけでなく、新聞や広告、インターネットやチラシなどを使った媒体のことをいいます。

 

あなたのターゲットが、手に取りやすいメディアを探す必要があります。

 

例えば、高齢者をターゲットにしているのに、フェイスブックなどのインターネット広告にお金をかけていても無駄ですよね。だとしたら、新聞の折り込みチラシの方が効果が高い可能性があります。

 

こうやって、あなたのターゲットがよく目にしている「メディア」がなんなのか?をしっかり調査する必要があります。

 

そうして出た利益で、再度メディアを検討したり、複数のメディアを活用して広告していくと、自然と集客はうまくいきます。

 

 

3つをしっかり継続的にやること

いかがでしたか?以外にあなたも「え?これだけ?」と思ったかもしれません。ですが、ほとんどの治療院が、以上のようなことをおろそかにしているのです。

 

チラシ一枚けちって、ただただ待っていても誰も足を運んでくれません。また、上記の3つのどれが欠けてもいけません。3つとも、真剣に考えて、ターゲットを設定し、そのターゲットに対してのメッセージを書いて、メディアでテストを繰り返す。

 

それを、ただ1回や2回やっただけで、「反応無いな」と諦める人が多すぎる。だからこそ、あなたはなんども繰り返しテストをするだけで、勝手に集客が軌道に乗ってきます。

 

基本的なことを、愚直に行う。それこそが、本当の成果だと思いませんか?ターゲットを誤ったとしても、なんども繰り返すことで、だんだん見えてくるものです。それは、メッセージにしろ、メディアにしろ同じ。

 

しかし、途中で辞めちゃうと何も得られません。なのでぜひ、基本的な3つのことに立ち返ってみてはいかがでしょうか。

 

PS このビジネスの基本的なことを学びたいのなら、うってつけの物があるので良かったらどうぞ。毒のある人ですが、多くの方がこの人からビジネスを学んでますから。

↓ ↓