スポーツビジネスって実は知識ワーカー

スポーツ起業の仕方

from 宮城哲郎

 

うちのマーケティング部から聞いた話なんだけど、
物凄く興味深いのであなたにもシェアしたいと思う。

 

実は、「スポーツで起業したい」そういう人達に対して、
うちのスタッフがリサーチも兼ねて、その理由を聞いたところ。

 

かなりの割合で・・・

「スポーツが好きだし、身体を動かす事が好きだから。」

ということを答えたらしい。

 

だけど、実はこれって間違い。

 

もしも、スポーツサービスを提供している会社に、
「就職」したらそうかもしれないんだけど。

 

もしも、あなたが自分の好きなスポーツを活用し、
「起業」を志すのなら。

 

「身体を動かすのが好き」という理由だけでは、
大変な目にあう。

 

なぜなら、起業するという事は、
それは即ち経営者になるということだからね。

 

経営者というのは、身体を動かす事よりも、
頭を使う仕事の方が多い、即ち知識ワーカーなんだ。

 

これは、例えスポーツビジネスでも同じ。

 

身体よりも頭を動かす事が多くなる

例えば、あなたが自分の好きな種目を活用した、
教室系ビジネスを立ち上げたとしよう。

 

最初の頃は、あなた自身が教室の先生となり
実際に身体を動かして経営していこうと試みるのだが。

 

ここで、ある問題が生じる…。
そう、それは「生徒の集客」だ。

 

これに関しては、単純に身体を動かすという事とは
まったく次元の違うの働き方になる。

 

生徒を集める為には、まず自分の持っているスキルが
誰の悩みを解決しえる物かを考える必要がある。

 

この事は、ターゲットを絞るということになるのだけど、
次に考える事は、そのターゲットに対して…

「どのようにすれば自分達の商品の事を欲しいと思ってもらえるのか?」

というメッセージを作る必要が出て来る。

 

これは、マーケティングで言う所のコピーライティングにあたり、
例え、良いコピーが書けたとしても。

 

今度は、どんなメディアを通じてそれを届けるのか?
というような事を考えなくてはならない。

・ブログだけで来るのか?

・それともポスティングをするのか?

・ネットに広告をだすのか?

こういったことを、自分達のターゲットの、
ライフスタイルを加味して決定しなくてはいけない。

※しかも、これにはテストも必要だからね。

 

なにより、これらの事というのは、
「一度やれば終了!」なんて事はない。

 

その時々のビジネスの状況によって、
常に改善をしていく必要があるわけだ。

 

どうだろう?こう考えると、スポーツビジネスも、
なかなかの知識ワーカーだという事がお分かりだろう。

 

それでも価値がある

こういう事を伝えると、一気に熱が冷めるのか、
スポーツ起業にハードルを感じる人がいるのだけど安心して欲しい。

 

そもそも、好きな事「だけ」をやれるような事って、
なかなか存在しないし。

 

自分の中では、理想的な生活を手に入れたしても、
それはそれで別の問題や課題は出て来る物だからね。

 

でも、それ以上の価値ややりがいもある。

 

自分のこれまでの経験を活かして、たくさんの人達を、
幸せにする事が出来るのもこの分野の醍醐味なんだからね。

 

そう考えると、多少の勉強ぐらいは頑張って欲しいし、
これはあなたにとって良いニュースだと思うのだけど。

 

スポーツ起業を成功させる為に必要な事は、
やること自体はとてもシンプルだからね。

 

今後も、あなたが可能な限り、「好きな事(だけ?)」に、
集中できる環境を作る為のコンテンツやノウハウは提供したいと思っているので。

 

ぜひ、一緒に頑張っていこう!

 

それでは・・・

 

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宮城哲郎
スポビジ大学主宰。元プロサッカー選手として国内外で活躍した後、「スポーツで街を元気に」を合言葉に一般社団法人サンビスカス沖縄を設立した事をきっかけに事業家としての道を歩む。サンビスカス沖縄を通し年間延べ1万人以上の人にスポーツサービスを提供し、自身の経験から生まれた幼児体育プログラム「アミーゴプログラム」では3万人以上の子供達の発育・発達に役立つプログラムに成長させる。「業績アップが難しい」と言われるスポーツビジネスという分野において数多くの成功事例を出した経験から、スポーツ以外の業種に対してもコンサルティングを行うなど、その活動の幅を広げる中で「もっと多くの人達にスポーツを仕事にする事の喜びを知ってほしい」という思いからスポビジ大学を作り今に至る。他にも「スポーツやスキル系で飯が食える訳が無い」と言われている中で、引退後のスポーツ選手、スポーツトレーナー、インストラクター、治療院、セミナー講師、教育サービス、アパレル系、コンサルタント、コーチング業などの業界で多くの起業家を輩出。その経験や知識を継承するスポーツコンサルタントの育成にも奮闘中。2014年、15年にはFIFA公認国際サッカー東アジア大会へ「琉球代表」として選手兼監督として出場し、見事優勝を飾るなど、スポーツ起業家らしく、実業とスポーツ競技者として異色の活躍をする。支援したスポーツ経営者は1678名(2018年12月現在)と、スポーツ界に旋風を巻き起こしている。