スポーツに応じた観戦体験とは?

ベンチャースポーツ

From:古田優

みなさんこんにちは。

現在、高校3年生のインターハイや高校野球まで中止という状況になり、今までのスポーツライフがなくなってしまっているかと思います。ほんと残念です。

 

しかし、スポーツ業界も国内・国外問わず、どうにかしてスポーツができないか、どうやってスポーツという娯楽や感動体験を伝えられるかを模索して様々なことを行っています。

 

先日、デンマークのサッカーリーグの記事を読んで、これからの観戦体験が変わるかもしれないと感じたので、今回はその事についてお伝えしたいと思います。

 

zoomを使ったサッカー観戦

 

3月中旬から中断していたデンマークのサッカーリーグは、先日の5月28日から再開されました。

 

その試合は無観客で行われたのですが、ピッチの周辺にたくさんの壁を用意し、オンラインビデオツール「Zoom」に参加していた何千人ものサポーターの姿を映し出し応援していたそうです。

(ちなみに今後は駐車場のスクリーンから観戦するドライブインスタイルも検討しているらしい。もちろん車内のファンの映像はスタジアムに映し出される。)

 

このように今までは現地のスタジアムに行って生観戦するのが基本で、スタジアムに行けない場合はテレビやDAZNでリアルタイム観戦するというスタイルでした。

 

しかし、現地での観戦ができない今、リアルタイムで観戦でき、少しでも生観戦に近い雰囲気で観客を楽しませるかを考えた結果、Zoomを使用した世界初の観戦スタイルが出来上がったのです。

 

観戦体験で大事なことは?

 

マイナースポーツは認知が低いため、大会に観戦しにくる人数も少ないですし、見に行っても盛り上がりがなく、面白くないと思われることが多いです。

 

なぜそうなのかというと、選手のためにしかない大会で、観戦者のことを考えて設計されていないからなんです。

 

もちろんスポーツ大会というのは、競技に参加する選手のためのものではあります。

勝敗を争うことで、国内ランキングや日本代表が決められますし、世界大会にも影響してきます。それを疎かにしろというわけでは決してありません。

 

しかし、あなたのそのスポーツの魅力を「たくさんの人に伝えたい、体験してほしい」と思っているのであれば、そのスポーツを見にきてくれる「観戦者」のことも考えてイベントを設計ないといけないのです。

 

だって、観戦者が増えればスポーツの魅力を知ってくれる人は増えますし、観戦者が観て楽しいと思えたのであれば、また観に来てくれる可能性も高まりますからね。

それが結果、選手の競技力向上にもつながるわけです。

 

 

では、観戦者のことを考えた観戦体験とは何なのか?

 

これはいかに共有する空間」を作れるかです。

 

冒頭のデンマークのサッカーリーグでは、スタジアムの生観戦では味わえるけど、テレビでは味わえないリアルタイムでの「共有」空間がZoomで成り立っています。

 

リアルタイムで、みんなで一緒に応援する。得点シーンを見て一緒に盛り上がる。

 

これができるからスポーツ観戦は楽しい。もう一度その空間を味わいたい。となってファンは何度もスタジアムに足を運ぶのです。

 

 

マイナースポーツでこそ観戦体験を考えるべき

 

大会での観戦体験を考える際には、エンタメ要素が必要と言われます。

確かにお金をかけて素晴らしい演出をすると盛り上がりますし、一体感も生まれます。

 

しかし、マイナーと言われるスポーツには、お金があるところは限られていますから、大きい演出やお金のかかる装飾なんかできないスポーツがほとんどです。

 

「ならできないね。」なんて思って諦めてはいけません。

そもそもエンタメって演出のことだけを指しますか?違いますよね?

 

エンタメと一言でいっても、その内容は様々です。大小はありますが、実はマイナースポーツでもできるエンタメはあるんです。

 

例えば、大会開催地域の店に協力してもらって、飲食系の販売をするのもエンタメですし、選手がSNSのライブ配信ツールを使用して解説をするのも立派なエンタメです。

 

チュックボールでは以前の大会動画ではありましたが、Zoomで現役日本代表が解説するオンライン観戦ということもしました。(自粛期間だったため)

まずルールやスポーツを知ることができないマイナーなスポーツには解説をするというのが結構好評で、ここに参加した人たちには「実際に大会に行ってみたい。」「体験会やるときは誘ってください。」という声もいただきました。

 

このように、やり方次第では観戦者が楽しめる空間は、マイナースポーツでも十分作ることができるのです。

 

ただし、ここで大事なのは先ほども伝えた「共有する空間」を忘れてはいけないこと。

少し言い換えるといかにお客さんを巻き込むかということです。

 

 

試合はもちろんですが、そのスポーツを楽しむ空間を共有するのが、演出なのか、応援なのか、飲食や解説等のイベントなのか。

 

選手と観戦者、観戦者同士、地域とスポーツなどたくさんの人を巻き込む共有空間をどう作るかが、今後のマイナースポーツの魅力アップにつながると思います。※ちなみにこれは大会だけでなくイベントでも使えますよ。

 

あなたのスポーツが、より楽しめる観戦体験はなんでしょうか?

ぜひこれからの大会・イベント運営する際に考えてみてください。

 

 

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