From:戸川 俊輔
世間は自粛モードで先行きが見えない状況になってきています。
ただ、今の状況に何もやらないという選択は、恐らくトレーナーのあなたはしていないと思います。
自宅自粛しているからこそ、自宅で完結できるサービスを考えていかなければなりません。トレーナーは顧客に健康を届ける事が一つの使命であると僕は考えていますし、あなたもその一人ではないでしょうか?
健康を届ける事を僕は不要と捉えていません。
なぜならば、今後人々はこういった感染症などの病に敏感になるでしょう。
どんなにお金を持っていたとしても、100%感染症にならない体は手に入りません。だからこそ、少しでも健康であるために、我々人間は運動をしたり、免疫力をアップさせるための「正しいトレーニング」を継続しなくてはなりません。
トレーナーの価値・必要性を今こそ魅せる時だと思っています。
※スポビジ大学代表の宮城さんがオンラインシステムの素晴らしいコンテンツを配信しています。そちらも最大活用されて下さい。
さて、今回はトレーナー視点での僕の解釈で、オンラインシステムを導入する一つの手掛かりになればと思っています。
あなたにはこの様な思い込みがありませんか?
- オンラインしたいと思っても何から手をつけるべきか分からないと思い込んでいる。
- 実際に顧客と会ってサービスする事でしか内容を伝えられないと思い込んでいる。
- トレーニング器具がないと対応できないと思い込んでいる。
あなたが過去に大量のインプットをして、今までに顧客にサービスを提供している経験があるのであれば、オンラインで完結できるサービスを早急に提供できると思います。
何故なら、トレーナーは身体の専門家であるからです。
とは言うものの、いきなりオンラインとなると、最初は戸惑うと思います。今まで直接体に触れて、指導してきたトレーナーならなおさら。
僕自身も最初は戸惑いましたから・・・・
という事で、そんな不安を感じているあなたに、僕自身のオンライン立ち上げまでの過程を具体的にお届けします。
いきなりお金を取るシステムを作る必要はない!
まずは、オンラインの経験が無い、知らないのであれば、あなた自身がオンラインサービスを体験する必要があります。
何故なら、リアルとオンラインでは見え方や感じ方が違うからです。
顧客からあなたがどのように見えているか、また、あなたから顧客がどのように見えているかは、正直何度かやり取りをして、体験し、修正していくしか方法が無いのです。
そんなシステムに慣れていない不安なあなたが見えてしまう事で、顧客も不安になってしまうでしょう。
そもそも、見えていないものに顧客はお金を払う事はまずしませんし、分かりにくいものにも顧客はお金を払いません。だからこそ、顧客には安心してお金を払っていただくためには、あなた自身がオンラインでも大丈夫だということを伝えなければならないわけです。
そのようなあらゆる前提条件をクリアしていく為にも、僕がとった方法は以下になります。
オンライン商品構築までの道筋
それでは、実際に僕が行ってきたオンライン商品を作るまでの手順をご紹介します。
- オンライン商品を購入してみる
- オンライン商品を使ってみる
- オンラインの顧客側の操作方法を学ぶ
- オンラインで出来る事を体験し、あなたのサービスに置き換えてみる
- オンラインシステムを選択する
以上、5つのステップで行いました。一つずつ解説していきます。
1、オンライン商品を購入する

僕自身、スポビジ大学の商品を数個購入しています。それ以外にも、今回の自粛期間に4社のオンラインシステムを受けました。
そうする事で、売り手の商品内容も大切ですが、売り手がどのようにオンラインで商品を届けているのか?オンラインの使い方やシステム、特典などをリアルにオンライン上で消費者目線と生産者目線を学ぶ事が出来るのです。
なので、まずは自分自身が一度オンラインサービスを体感することが大切です。
2、オンライン商品を使ってみる

オンライン講座以外に付随している特典やチャット等、主催者は色んなことをオファーとして提示しています。その商品や付随しているものを実際に手に取り学び、使ってみる。
例えば、個人チャットのレスポンスや質問に対しての内容など、どれぐらいの関わり方を主催者はしてくるのか?リアルに体験できます。
そして、あなた自身が提供できるものに置き換えてみる事をしてみます。そうする事で、直ぐに取り掛かれるものと、今の知識では難しいものが判断できます。
3、オンラインの顧客側の操作方法を学ぶ

オンライン上で使うアプリケーションによって分かりやすいもの、分かりにくいもの、手間がかかるものが見えてきます。
実際にあなた自身が操作に戸惑う事もあれば、円滑に進む事もあります。その体験は主催者側にまわった時にアドバイスができる事になります。
特に高齢者の方はオンラインに対しての苦手意識は高いので、そこをどう顧客目線で対応できるかが、今後のオンライン商品を左右するほど重要なのです。
4、オンラインで出来る事を体験し、あなたのサービスに置き換えてみる

トレーナーであるあなたの知識や知恵、指導を置き換えてみます。
座学的なものはPowerPointなどを使う事で完結しますが、実際のトレーニング指導に限っては難しい領域になります。
指導時にあなたがいつも口にしている事を具体的な表現に落とし込む必要があります。
少し想像してみて下さい。
実際の指導であるある。
リアル指導であれば対応は直ぐに出来ますが・・・オンライン上で指導は中々困難です。
例えば、「骨盤はここですよ!」と言われても画面の向こうにいる顧客は分からないかもしれません。
具体的に顧客自身の手を使ってもらい、触ってもらいながら口頭で説明していく方法も必要になってきます。
いつものリアルならあなたが教えてあげられます。しかし、オンラインであるという事は、あなたはそこに居ないのです。だからこそ、あなたを顧客に憑依させる為には顧客の身体をあなたが使いこなす必要があるのです。(遠隔操作)
言葉一つでも、顧客にイメージが出来ているのかどうか、顧客の反応を随時確認する必要があります。まわりくどいかもしれませんが、出来る限り言語化する意識が必要になります。
5、オンラインシステムを選択する

僕の場合はZoomを使用して行っています。何故なら、回線の接続が良く、非常に操作が行いやすいからです。
また、有料ですが録画機能がついていて、後から動画を顧客にお届け出来ます。
そうする事で顧客側の見直しも出来ます。
ただ、僕の場合は主催者側の見直しがサービスの向上に繋がると考えています。
出来上がった動画を再確認し、自分が何をしゃべっているか、分かりにくくないか、指導にする際に行き届いているか、どう顧客に映っているか等、改善にもつなげる事が出来ます。
上記の様な5つの観点から始めてみる

まずは身内や近しい方、関係性が構築出来た顧客に対して、お試しで良いのでオンラインで関わるサービスを提供してみる事を始めていきます。
そうるすことで、ひとつ体験する「理由」ができます。理由があれば、人は動きますから、まずはお試しでオンライン商品を体験してもらい、そこで良いと思わせることができれば、今後の有料商品にもつながります。
今、お試しすることは決して無駄ではないんです。
僕自身オンラインは商品のセットとして顧客に提供していました。
しかしながら、今の世間の流れです。今後はオンライン商品を高付加価値商品で販売する方向性に動いていますし、できると実感もしています。
今の自粛ムードで先行き不安な社会。
お金を支払う事にも躊躇してしまう人も居る時です。
だからこそ、期間を決めて無料で良いからオンラインに着手しトライしてみる。
今からあなたを含め顧客もオンラインに慣れていく事をしていく必要があります。
そんなやり取りをしていく中で、オンラインの価値も上がりますし、顧客との繋がりも強固になっていくと思います。
そして、自粛が解放された時、あなたの1つの行動が顧客に感謝され、顧客との関係性がより一層強固になり、あなたの価値がより高くなっている事を僕は祈っています。
リアルでも、オンラインでも、あなたの価値を提供できる事を応援しています!
一緒にこの難局を乗り越えて行きましょう!
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