なぜターゲットを絞る必要があるのか?

スポーツ起業の仕方

From:知念諒

 

先日、免許更新に行ってきたのですが、その際に配布された「SD(セーフドライブ)カード」のチラシにもマーケティングがの手法が使われており、「こう言ったところでも使われているんだ!」と一人興奮していた知念です!笑

 

さて、今回は、「なぜターゲットを絞る必要があるのか?」についてお話ししていきたいと思います。

 

初めに、答えをいってしまいますが「ターゲットを絞らなければ売れない」からです!

 

え!?でも、市場が大きい方が良いからターゲットを絞らずに幅広い層を対象にした方が良いんじゃないか?

 

と思う方もおられると思います。

 

実を言うと、マーケティングを学ぶ以前の私自身もそのように考えており、クラブの代表でもある主宰の宮城哲郎さんより、「ターゲットを絞ることが重要だよ!」と言われても、

 

「幅が広い方が対象が多くて集まりやすいと思うけどな。。。」とイマイチ理解できていませんでした。

 

しかし、実際にセミナーや勉強会などに参加しマーケティングを学で、実践していくと「なるほど!」と理解できるようになりました。

 

なぜターゲットを絞らなければ売れないのか?

では、なぜターゲットを絞らなければ売れないのか?と言うことをお話ししていきたいと思います。

 

例えば、年齢や性別の区分でターゲットを絞ったとします。

 

あなたが、30代の男性で「最近少し太ってきたな。。」と悩んでいるとします。

 

そこに、万人向けのダイエット本と「30代男性はこうやって痩せる!」というような本があったら、どちらの本を選ぶでしょうか?

 

きっと後者を選んだり、30代や男性というキーワードに引っかかって興味を持つのではないでしょうか?

 

このようなことが他の年代や性別でも起こるため、万人向けのようにターゲットを絞らない方法であると、お客様に「響きにくい」ということです。

 

お客様に響きにくい、お客様に興味を持ってもらえないとどんなに良い商品でも売れる可能性が低くなってしまいます。

 

ベネフィットによってターゲットを絞る

 

しかし、年齢や性別だけでは、ターゲットを絞ることはできません。

 

なぜなら、同じ年代や性別でも、お客様によって求めているベネフィットが違う!ということがあるからです。

 

例えば、先ほどと同じ30代の男性のダイエットで考えたいと思います。

 

一方は、結婚をしていて子どももおり、子どもたちや家族のためにもまだまだバリバリ仕事をするぞ!と思っていながらも、健康診断で医者から「痩せなさい」と言われ、健康のためにダイエットをしたい!

 

もう一方は、結婚はしておらず、そろそろ彼女が欲しいけど、このポッコリお腹ではダメだ!モテない!と思い、ダイエットをしたい!

 

というように、同じ年代、同じ性別でも、その人の状況や環境、思考によって求めているベネフィットが違ってきます。

 

そのため、私たちは、

 

「どんなベネフィットを持っている人たちをターゲットにするのか?」

 

を考えなければいけません。

 

それを考えることが、ターゲットを絞ることに繋がり、ターゲットを絞ることで、よりそのターゲットの方が興味を持つような広告を出したり、そのターゲットが求めているもの提供することができるようになります。

 

万人向けに発信するのではなく、あなたの商品やサービスを求めている、必要としているターゲットを絞って、しっかりとそこにアプローチしていくことが、重要になってきますので、

 

ぜひ、自分たちのターゲットを絞ってみてほしいと思います!