野球くじ参入?日本のスポーツくじについて考えてみた

From:宮城奈津子

 

最近、こんな記事を目にしました。

 

「野球界もスポーツ振興くじに参入!」

 

これまでは、サッカーでtotoというくじがありました。もしかしたら、あなたもtotoを買ったことがあるかもしれませんね。

 

サッカーの試合を見る前に、試合結果を予想して賭けるってやつです。今では、試合結果を予想することなく、コンピューターでランダムに予想ができるくじもあるため、素人がやりやすくもなりましたよね。

 

これはスポーツ振興くじと言われており、その収益の一部を、いわゆる「スポーツ振興」のために使う、というシステムです。

 

それを、野球盤にしようということです。

 

野球盤のtotoでは、もちろん同じように、スポーツ振興に活用される「助成金」があります。これはおそらく、野球の振興に使われるのかな?と思われますが、球場を自治体が管理しているとこも多いので、そこへの施設管理費としても使われるかもしれません。

 

もともと、政府がこの案を出したのは、実は「東京オリンピックの施設建設費不足」に対する施作だそうで。確かに新たな財源の確保という意味では、いいのかもしれませんが、その後、ただのバラマキになるようであれば、これは注意が必要となります。

 

 

サッカーくじに学ぶスポーツ振興

 

現段階で、スポーツ振興くじで誕生したクラブは3,500クラブ以上もあります。でも、その3,500クラブは、経営上火の車・・・。とても効果的なスポーツ振興が全国で行われているとは思えません。(実際にスポーツ庁に提出されている報告書の数と、活動しているクラブの誤差がすごいという気がしますが。)

 

なぜかというと、スポーツ振興をしてもらうための助成金は、「助成金の範囲内でスポーツの提供をしている」に留まってしまっているからです。

 

つまり、助成金のための事業の繰り返し。なので助成金がもらえなかったらクラブは潰れる。実際にもらえなくなった多くのクラブが潰れている自体。

 

これは、クラブが経営出来ていない証拠とも言える現象です。そんな状況だからこそ、スポーツ振興を目的としたクラブの育成を本気でしなくてはいけないのでは?と思います。

 

 

スポーツクラブが稼ぐ方法?

 

ただ、一応文科省のサイトでも「総合型地域スポーツクラブ育成マニュアル」というものが表示されています。これに書かれている文章を見たことがある人はどのくらいいますか?きっと、ほとんどいないと思います。笑

 

なぜなら、スポーツクラブ育成という項目に関して、全く「経営」の部分に触れていないからです。

 

使途用途についてはしっかりと解説していますし、振興の為にすべきことも明確。ですが、クラブの収益の出し方、利益をどうやって出すのか、具体的な「集客」や「ビジネスモデル」や「マーケティング」についての情報がない。

 

その結果、このスポビジ大学というメディアを通じて、連日、そんな地域クラブが多く相談にきています。

 

  • どうすれば、助成金を申請しなくとも収益を生み出すことができますか?
  • 小さな地域クラブが予算をかけずとも集客する方法はありますか?
  • どのように助成金から自主財源を確保できたのですか?
  • 会員制度のシステムをつくりたいのですが、何から始めたらいいのでしょうか?
  • スポーツで収益性のある事業はできないといわれたのですが?
  • スポーツは非営利でなくてはならないのですか?
  • どうやったらスポーツで生計をたてられるんですか?

 

これらは、やはり日本の地域スポーツがまだまだ国の補助金ベースで動いているからなんですね。(現に中央である東京都から、スポーツクラブの収益化について、宮城哲郎が講演依頼を頂くから驚きです。)

 

もっともっと、ボランティアレベルから、スポーツビジネスとしてステップアップしなくてはいけない。そう思います。

 

 

「クラブで稼ぐ!」をテーマにした総合型クラブの全国会議

 

実は今年の5月に、「クラブで稼ぐ!」とをテーマにした総合型地域スポーツクラブの全国会議を、沖縄県で開催します。これは、スポビジ大学の亮さんを中心とした沖縄県連絡協議会が主体となり、うちのサンビスカス沖縄も主催クラブとして運営に携わっています。

 

その講師として、なんとスポーツビジネス先進国のアメリカから、スペシャルゲストをお招きし、これまで日本にはあまりなかった『スポーツで稼ぐ』仕組みをお話ししていただくとのこと!

 

そして我らがスポビジ大学主宰の宮城哲郎と、亮さんも登壇し、「地域スポーツクラブが稼ぐための方法」について、がっつりお話しします。

 

これまで、たくさんスポーツ振興に関する会議が行われてきましたが、なかなかこの「稼ぐ」分野を取り上げた大会はなかったかと思われます。

 

しかしながら、総合型スポーツクラブ会議で出される質問にはいつも「どうやって収益化すればいいの?」と毎年毎年繰り返されていて。今回はそこにフォーカスした内容となっております。

 

きっと、あなたが知りたかったのは「集客」ではないですか?どのクラブに聞いてもやはり「集客」が知りたいはずなのに、なぜか誰もそこをフォーカスしない。

 

それは、具体的な集客を発信できる経営者がいなかったからではないですか?

 

本当に地域クラブが稼がないと、スポーツ振興は難しい。そう思っているので、クラブを経営している方は、ぜひ参加してみては?と思います。

 

スポーツは非営利?なんでやねん

 

これから、野球くじもスタートする中で、野球界でも同じ問題がきっと起きてきます。ただある財源をいただくのではなく。それを元にどう発展させていけばいいのか、どう収益を生み出せばいいのか。普段聞きにくいことも、がっつり聞けるような雰囲気になると思います。あなたも、そのモヤモヤをはらすべく、ぜひこの会議に参加してみて欲しいと思います。

 

スポーツだけでなく、ビジネスには「利益」が必要です。他のビジネスでは利益出してて、スポーツでは非営利?なんでやねん。笑

 

あなたのクラブを今後も発展させるために、たくさんの人達にスポーツを提供するために、スポーツクラブこそ、稼ぐ必要があります。

 

稼いだお金を、高級車を乗り回す為に使う訳ではありません。

いいですか?

 

稼いだお金を使って、更に地域の人達のスポーツ環境の為に還元するのです。

 

うちでは、年間200回以上の地域貢献活動を開催していますが、それが可能なのも普段のクラブ活動できちんと収益を得て、活動しているスタッフが生計をたてることが出来ているからです。

 

これこそ、まさに企業のCSR(企業の社会的責任)ではないでしょうか?

 

ですので、地域スポーツクラブが稼ぐための方法を知りたい!という方は、ぜひ沖縄まで足を運んで、今回の全国会議に参加して欲しいと思います。

 

PS その全国会議の参加資料は以下のページからどうぞ。

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