From 宮城哲郎
「新しい生活様式」が始まる
そんな言葉を最近よく耳にするようになり、僕らスポーツ界も大きく変化を迫れる事になった。
無観客試合(リモートマッチ)や人数制限を設けてのイベント興行なんて誰が想像しただろう?
今まではスポーツと言えば、スポーツを通じて皆でワイワイやって楽しむ事が醍醐味だったはずなのに、それ自体がリスクになりえる事を皆が考えるようになってしまった。
これは何も観るスポーツだけでなく、「する」「支える」場合でもそうだ。スポーツのあらゆる形に変化が求められているわけだね。
今まで当たり前だった物が、当たり前では無くなっている様を見ると、「もう、元通りにはいかないのだろうな?」と、少し寂しい感じもする。
実際に、今回の流行り病の事があってからというもの、今まではハードルが高いと思われていた「Zoom」や「Skype」の利用率もアップしているそうだ。
ミーティングのような会議だけでなく、なんと飲み会や合コンすら、これらのオンラインツールで行うようになっている。(ま、飲み会や合コンに関しては、直ぐに飽きる感じがするけど。笑)
このように確実に、これからの未来のあり方は変化してきているわけだ。僕らはそれに対応しなくてはいけない。
新時代のビジネスの常識?
今までは「人が集まる事が好まれる時代」だった。
まさにスポーツなんかはそれで、「人を集める為の手段」として、様々な形で重宝されてきたはずだよね。
町おこし、地域おこし、海外交流、何をやるにも「スポーツ」を起爆剤として活用してきたのだが、スポーツをマグネットコンテンツとして捉えたスポーツコンベンションという言葉をあなたも聞いた事があるだろう。
ただ、これからはその勢いは減少する。
なぜなら今まで以上に「移動リスク」を想定されるからだ。
あの世界一有名な投資家でもあるウォーレン・バフェットが、自身の保有している航空会社の株を売りさばいたのは有名な話だが、そうした決断の要員として…。
「もう、人はいままで以上に移動することは当面ないな?」というのが大きな判断だと想像できるだろう。
でも、これからは「人が集まらずに済む事が好まれる時代」になってくるのは避けられない。
たとえ、極端にそうならなかったとしても、今までよりは確実に「人が集まらずに済むことを好む層」が増えるのは間違いない。
日本では、まだまだな感じがするが、正直うちでは会議や打ち合わせなんかは、最早、Zoomで充分だなとすら感じる。
皆の移動時間を奪うこともないし、無駄にガソリン代を使うこともないし、それにも関わらず互いの情報を交換するという「目的」は充分に果たせるからだ。
これこそ、「人が集まらずに済むなら、そっちが良い」の代表的な物ではないかなと思う。
で、これまでの生活様式であればスポーツサービスというのは「直接会うからこその価値」が求められていた。
実際に、僕らは全力でその価値をどう表現するかにフォーカスしていたはずだ。だって、スポーツは直接あって皆でワイワイする事が価値でありメリットだったからね?
しかし、その反面サービスというのは「人」が相手に提供するという形の故に、どうしても「人」の数に応じてしか提供できないというデメリットもあった。
簡単に言うと、複製が難しいかったんだよね?
実際、うちのクライアントの多くも事業を拡大したいときは必ずと言っても良いのだが「人材の数」の壁にぶち当たっていた。
「事業を拡大したい。でも人手が足りない」
これは、スポーツサービスを提供する業態のあるあるなのだろうが、そうした「複製しづらいデメリットの要素」があるからこそ、その「人」が提供するサービスという物には価値があったんだ。
でも、今後の新しい生活様式では「人が集まらずに済む事が好まれるようになる時代」だ。
何度も言うように、僕らはそうした変化に対応しないといけない。
- 指を加えて、「きっと元に戻るさ?」と楽観視するのか?
- それとも自社のビジネスの中に「今後、人が集まらずとも提供できるスポーツサービスも導入しよう」と行動するのか?
これが分岐点となっていくのかなと予測している。
ちなみに、うちではすでにここ1、2年のうちで、こうした新しい生活様式に対応する形でのスポーツサービスの開発、提供の仕組みは作り上げようと動いている。
それは何か?
そう「デジタルスポーツサービス」だ。
今までは難しいとされていたけど、Zoomなどのツールの登場でそれも容易になってきた。
今後、さらに多くのツールが出てくるので、そのあたりのインフラは更に整うのだろう。
「人が集まらずとも〜出来るスポーツサービス」
これをテーマに自社のリソースをシフトさせていきながら…。
「わざわざ人が集まった方が良いスポーツサービス」」
というものを新たに提案しながら、事業モデルを変えていこうとすでに動いている。
(何気に、今後はリアルの価値を新たの創出する想像力の方が問われる時代であると本気で思ってる。)
ま、この辺りの詳細に関しては、弊社クライアントやスポーツプレナークラブ・スポビジアカデミーのようなビジネススクールのメンバー達から、テストも踏まえながら公開していこうと思っている。
(そこは贔屓しないと怒られるでしょうから。笑)
もし、そうした経緯を経て形になったのなら、きっとこのブログをご覧になっているあなたの目にも映るようになるだろうから、その時は注目してて欲しい。
ただ、せっかくなので、一つだけあなたにヒントとして考えて欲しいことは…。
あなたのビジネスにとって。
- 既存の事業を「人が集まらずとも〜出来るスポーツサービス」にするためにはどうすれば良いのか?
- 「わざわざ人が集まった方が良いスポーツサービス」って、どういうものだろうか?
この2つだけは、今のうちに真剣に考えておくことをオススメするよ!?
ということで、今回の記事はこちらでお終い。
それではお互い頑張っていこう!
PS 僕の事、試してみませんか?
僕のスタンスなのですが僕自身、自分に近い存在であればあるほど贔屓するスタイルでビジネスをやってます。(ま、あなたもそうですよね?)
なので、ブログやYouTubeなどでは語れない事の多くは、メルマガのようなクローズなサービスを中心に発信しています。もちろんお客さんになっていただけたら更にエコ贔屓します。
ただ、そうは言っても僕のアイディアやノウハウに対して「ナンボのもんじゃい」と思ってる人もいるかもしれません。
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1ヶ月も読んでくれればく、きっとあなたもスポーツビジネスで生計を立てる方法を理解する事が出来ると思いますので…。
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