残念なコンサルタント

スポーツコンサルタント

from 宮城哲郎

 

僕が、スポーツビジネスに特化した「コンサルタント」を育成している事は、きっとあなたも知っていると思う。そして僕はそれをスポーツコンサルタントと呼んで育成している。

 

特に僕の場合は、スポーツビジネスの「業績アップ」に貢献できるコンサルタントを集中して育成しており、ここ数年でその数も増えてきた。(特にマーケティングに強い人達)

 

加えて、これもまたよく話す事なんだけど僕は仕事柄、多くのビジネス案件を頂く。

 

でも、残念ながら現役の経営者ということもあって、どうしてもキャパオーバーという理由から、コンサルタントとして仕事を受注する事に対して制限がかかっている状態でもある。

 

そんな訳だから、「お?面白そうな案件だぞ?」とは思っても、キャパオーバーで泣く泣く断っている事も多い…涙

 

だからこそ、今日まで育ててきたコンサルタントの弟子達を通じて、様々なプロジェクトを依頼できるという状況になっているのは正直、かなりありがたいことであるわけだ。

 

今回の流行り病のせいで多少計画は遅れていたのだが、これからは僕の門を叩いた弟子達が登場する場面も多くなるので、それを楽しみにしてほしいと思う。

 

さて、そうした動きが活発になっているおかげなのか、僕の周りには現役のコンサルタントと名乗る方々たちから「スポーツビジネスに参入したい」という感じで、相談に来る事も多くなっている。

(※まずは養成講座を受けてね?と最後には伝えるんだけどね。)

 

今回に限らず、これまでも様々な場所でお伝えしてきたが、スポーツビジネスという分野では、まだまだスポーツを売る事が得意な人達は少ない。

 

そのような理由から、このようなコンサルタントを名乗る人達が「スポーツ界に貢献したい」という風に言ってくること自体は凄く有難いことだと勝手に思っている。

だって現場をサポートしてくれる訳だから。(実際に足りてないし。)

 

ただ、そうした相談に乗ってる中で、「お、ぜひスポーツ界に力を貸して下さいよ!」と思うような人達と出会ったのと同時に…。

 

逆に、「残念だな…」と思ったコンサルタントもたくさんいたので、今回は、そんな残念なコンサルタントをあなたにも紹介したいと思う。

 

その競技しか知らない

僕らのようなスポーコンサルタントという存在は、確かにスポーツビジネスの現場をサポートする仕事だ。

サッカークラブであれば、サッカーを。バスケならバスケを…。という感じだね?

 

でも、実際の仕事というのは、その競技を好きな人達だけを集めることではなく、「競技自体を知らない人達」に対しても、価値を伝えてお客さんにしていくということをする事が主になって来る

 

だから残念なコンサルタントは、その競技だけが詳しいだけで終わってしまい、極端な話、扱っている競技以外の価値を見出せなくて、多くの人を巻き込めずにいるという結果に終わってしまう。

 

「サッカーが好きだからコンサルタントになりました。将来はバルサのようなクラブを作りたいです。」
(こういうSNSのプロフィールよく見るでしょ?)

もちろんその想い自体は素晴らしいことだと思う。

 

でも、サッカー(その競技)が好きな事と、会社の業績をあげることは別の話だし、必要なスキルや知識もアプローチも違うという事に気が付いていないといけない。

 

サッカー(その競技)に詳しい人ではなく、経営に詳しい人でないといけない事を理解していない事が「残念」という事だね。

 

アドバイスする事が仕事だと思っている

これも残念なコンサルタントのタイプ。

確かに、僕らのようなコンサルタントは「アドバイス」をする機会が多い職業ではあるが、実際には「手」を動かしたり「足」を使ったりする事も多い。(特にプロスポーツでは。)

 

例えば、スポンサーの営業の効果を高めたいと考えた時には、ただ、これまでの販促活動に対してアドバイスするだけでなく、実際に自分が販促物やプレゼンの資料を作ったり、直接訪問するという事もやらないといけないケースもある。

 

他にも、人脈をフルに活かしたアプローチなども必要になって来るので、そう考えた場合には、これまで培ってきた経験が活きたりする。

優れた人脈を築いてきたコンサルタントというのは、総じて、これまでの経験の中で「手」や「足」を使って泥にまみれて来た人が多い

 

単に口頭だけのアドバイスだけでなく、それ以上に価値をたくさんの人に提供して来たからこそ、真の人脈というのは培われる訳なんだけど、

でも、そうした泥水を被った事もないままに、何かの書籍やネットで得た情報だけを知識として仕事をしている人も多く、「それは甘くないかい?」という事だ。

 

SNSにだけ頼ってる

もう令和の時代になったというのに、いまだに「SNS」に依存した活動しかやってない。そんな残念なコンサルタントもいる。

確かに、平成の時代であれば、こうしたSNSは真新しい物だったので、「やりさえすれば」反応も多く出た。

 

でも、誰もが当たり前のようにSNSを使うようになった昨今。それだと全く仕事になんてならなくなっている。

むしろ、昭和の時代のように「いかに直接、顔を合わせる機会」を作れるのか?

それぐらいのバイタリティというか熱がないと振り向いても貰えないんだ。

 

もちろん無駄だとは言わないよ?

 

でも、自分の事を必要としてもらう為には、もっと他にもやる事があるんじゃないの?という事だね。

 

ちなみに僕の周りにも多いんだけど…。

「SNSでどんなに発信しても、全く反応が無いんですよ」

みたいな事を相談して来るコンサルタントがいるのだが、そんな相談が来ると僕は…。

 

(以下、心の声。)

「はああああ!?あなたコンサルタントですよね?」

「SNSだけで、自分の知識だけを語って振り向いてもらおうなんて、経営のコーチのくせになんて甘っちょろい考えしてるんだ?」

「もしも、あなたがクライアントの会社の社長になっても、同じ事を指示するのかいな?」

という事を心の中で思ってしまう。(小心者なので…)

 

今の時代、ツールも便利になってZOOMなんかを使えば、直接コミュケーションを取れる機会は簡単に手に入る。

 

それにも関わらず、「面と向かって話す事が面倒だから」と楽なSNSの投稿だけをやって…。

 

「私の事、見つけてね・・・」って、あんた乙女か!!!

・・・と心の中で密かに思っている。(小心者なので)

 

スポーツビジネスって人を介す機会の多い業種でしょう?

そうであれば・・・。

 

  • お客さんになり得る人がどんな人か?
  • そして、その人達はどんな事で悩んでいるのか?
  • 何に不満を感じてるのか?
  • どんな未来を渇望しているのか?

 

そういった事を知る為には、自分のことだけを語るだけでなく、お客さんになる人たちの事も知ろうとしないとアカンというわけだ。

 

お客さんを深く理解せずにビジネスは出来ません。。。

ジャージが正装

ここからは、個人的な観点が強めなんだが外見がジャージ姿というのもアカン。

 

特に「学ばせて欲しい」と言って、連絡して来たのにも関わらず、ファーストコンタクトでジャージはアカン。

 

「監督会議ではないよ?」

「コンサルタントってどんな仕事かわかる?」

 

そんなTPOが分からない人が多いのも、実はスポーツ界には多い傾向なんだ。

 

ま、中には良しとする人もいるかも知れない。でも何度も言うけど、僕らは「スポーツに関心の無い人も巻き込んでく」事もするわけで、そうした人達の先入観とか価値観を無視して・・・。

 

「いや、オレ流だから!!」

みたいな変な自己主張する人間はNGだと思わない?

 

マウント取ってくる人

これは個人的に苦手な人種なんだけど、プロスポーツに携わっていたかどうか知らないが、例えばサッカーであれば、なんかやたらと「Jです!」みたいな事を言って、威張り散らしていマウントを取ってくるタイプの人。

これもダメです。

なまじ、サッカーというスポーツが競技人口が多いからなのか理由は分からないが、それと経営スキルは話は別なので、これも残念である。

 

ちなみに本物の「Jです」は、言われないと絶対に気づかないぐらいの腰が低い人達です。しかも、やってきた実績、動かして来たお金の金額も半端ない人達です。
(「Jです。」という言葉で括って申し訳ありませんww)

 

大抵の場合、1回何か仕事をしたぐらいの人が、それを実績と語って偉そうにしてる場合に当てはまるのだが、これも残念なケース。

 

このスポビジ大学の執筆者でもある、タスクさんを御覧なさい。

「松木○太郎さんか?」と思わず言いたくなるようなトークと腰の低さで、人の懐に入っていく様はもはや恐怖の限り。

↑ 僕に言われるまで、ずっとプロフィールにサッカーのキャリアを隠して活動するぐらいだったので、こういう人達が本物です。

 

ただ実は、この事ってサッカーに限らず多くの競技でも同じなんだよね?

僕がサッカー経験者なので敢えてサッカーで例えさせてもらったけど、聞くところによると…。

 

「〜協会です!!」

みたいな感じで、やっぱりマウント取ってこようとする人がいるのも事実。

こういうスタンスで活動したところで、経営を支えるコンサルタントとしてお願いされるわけないのにね?

格好いいコンサルタントになろう!

さて、以上が僕の出会った「残念」なコンサルタントなのだが、もちろんこれはあくまでも一部で、とても志の高いコンサルタント、そしてコンサルタント志望の人達ともお会いして来たのはいうまでもない。

 

ただ今回、残念な例として挙げさせてもらった人達に限っては、自分達がなぜに「仕事を取れてないのか?」という事に全く気がついてないんだ。

 

スポーツビジネスに特化したコンサルタントというのは、今後も多く現れてくるのだろうが、それはスポーツという物に「価値」を感じている人達も多いからに他ならない

 

僕もあなたも「スポーツ界に携わっている専門家」として活動しているわけなので、こうしたスポーツ界に対して当事者意識を持って、日々の行動をしていく必要があると考えるわけだね。

 

今回の記事を読んでいるということは、少なからずあなたもスポーツ界を支える「コンサルタント」に興味のある方だろう。(もしくはすでに携わっているのかな?)

 

であれば、こうした例を、良い意味で教材にしながら、誰から見てもカッコいいコンサルタントになった方が良いと思って今回、この話をあなたにシェアしたわけだ。

 

記事の冒頭の方にも書いたけど、スポーツ界はその市場が大きくなってる割には、その経営を支える存在がまだ足りていないという事実がある。

 

あなたの様な存在が、スポーツ界を盛り上げるために格好よく活躍してくれるのを期待しながら、今回の話は終わりにしたいと思う。

 

もちろん僕自身も、常に戒めながら頑張るので一緒に頑張ろう!

 

いつか、あなたと仕事が出来るのを楽しみにしてます…。

 

それでは…。

 

PS スポーツコンサルタントとは何か?それについて語ってます。

 

PS 僕の事、試してみませんか?

僕のスタンスなのですが僕自身、自分に近い存在であればあるほど贔屓するスタイルでビジネスをやってます。(ま、あなたもそうですよね?)

なので、ブログやYouTubeなどでは語れない事の多くは、メルマガのようなクローズなサービスを中心に発信しています。もちろんお客さんになっていただけたら更にエコ贔屓します。

ただ、そうは言っても僕のアイディアやノウハウに対して「ナンボのもんじゃい」と思ってる人もいるかもしれません。

なのでもしも良かったら、無料のメールマガジンに登録して情報をゲットされてください。

1ヶ月も読んでくれればく、きっとあなたもスポーツビジネスで生計を立てる方法を理解する事が出来ると思いますので…。

ちなみに、購読を辞めるのもメールに記載しているリンクをクリックするだけで簡単に辞めることができますので。

↓ ↓

スポーツで堂々と食えるようになる為の方法を無料で手にいれる