お客さんの「心」を掴むには?信頼を生むコミュニケーションの秘密

from 宮城哲郎

「なんであの教室ばかり人が集まるんだろう…」
「僕の方が技術もサービスも負けてないはずなのに…」

そんな風に思ったこと、ありませんか?

実は、スポーツビジネスで成功するためには、技術だけでは不十分なんです。
いえ、技術やサービスの質が重要なのは大前提。
でも、もしそれだけで売れるなら、苦労なんてしませんよね?

成功している教室やサービスには、必ず共通点があります。
それは、信頼を築いているということです。

今回は、スポーツビジネスでお客さんの心を掴む「信頼の作り方」についてお話しします。
読み終える頃には、「なるほど、これが足りなかったのか!」と気づけるはずです。

「信頼」の3段階ステップ:知る→試す→好きになる

人が何かを選ぶとき、いきなり「買う」なんてことはありません。
むしろ、選ばれるまでには以下の3つのステップがあります。

1. 知る:存在を知らせる

まずは、あなたやあなたの教室を知ってもらうこと。
SNS、ブログ、チラシ、口コミ…手段は何でも構いません。

ただし、ここで大事なのは「相手が必要としている情報」を発信すること。

例えば、こんな投稿をイメージしてみてください:
「運動不足の30代女性へ。肩こりがひどくなる前に、1日5分で体がスッキリするストレッチを試してみませんか?」

こんな風に、誰に向けて発信しているかが分かるメッセージが大事です。
漠然と「みんなに良いサービスです!」と言っても誰にも響きません。

2. 試す:まずは体験してもらう

お客さんが興味を持ってくれたら、次は実際に試してもらうステップです。

ここでのポイントは、ハードルを下げること

例えば…

  • 無料体験レッスンを用意する。
  • ワンコインで試せる短期プランを提供する。

お客さんに「これなら気軽に試せそう」と思ってもらえれば、成功の第一歩です。

ただし、体験レッスンで全部を見せるのはNG
「もっと知りたい」「続けたい」と思わせる余白を残すことが大切です。

3. 好きになる:信頼と絆を作る

最後は、お客さんに「ここに通い続けたい!」と思ってもらうフェーズ。

ここで大切なのは、あなた自身の人柄や熱意を伝えることです。

お客さんがリピートしたくなる理由は、サービスの質だけではありません。
「この人だから続けたい」という人間的なつながりも大きな要素です。

例えば…

  • 名前を覚えて話しかける。
  • 小さな成果でも一緒に喜ぶ。
  • 雑談の中でお客さんの趣味や家族の話に触れる。

こうした日常のちょっとした会話が、信頼を深めるポイントです。

「信頼」を築く3つの工夫

さて、ここからは具体的にどうやって信頼を築いていくのか、3つの工夫をご紹介します。

1. お客さん目線で語る

お客さんが知りたいのは、あなたの技術や実績ではありません。
彼らが求めているのは、「自分の悩みが解決するかどうか」です。

例えば…

  • 「肩こりを改善したい方へ」
  • 「仕事帰りでも気軽に参加できる短時間プランをご用意しています!」

こんな風に、お客さんが「自分のことだ」と思える言葉を使いましょう。

2. フィードバックを大切にする

お客さんが体験やサービスについて意見をくれたら、しっかりと受け止めましょう。

  • 「それはいいアイデアですね!」
  • 「教えていただいてありがとうございます!」

ネガティブな意見でもポジティブに受け止めることで、
お客さんは「ここは自分の意見を大事にしてくれる」と感じます。

3. ユーモアで親しみやすさを演出する

信頼を築く上で、意外と効果的なのがユーモアです。

例えば、こんな会話を想像してください:
「筋トレの後、筋肉痛で階段降りられなくなったことあります?」
「僕はあります(笑)。でも、それが成果なんですよ!」

ちょっとした笑いを交えるだけで、お客さんはリラックスし、親近感が生まれます。

まとめ:信頼を作るだけで未来が変わる

スポーツビジネスで成功するために必要なのは、次の3つです:

  1. 存在を知ってもらうために発信する。
  2. 試してもらえる仕組みを作る。
  3. 人柄や熱意を通じて信頼を築く。

信頼を積み重ねることは、一朝一夕でできるものではありません。
でも、小さな行動をコツコツ続けることで、あなたの教室やサービスは確実に変わります。

「選ばれる人」になるための第一歩を、今日から始めてみましょう!

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それでは、今日も素敵な1日を!

 

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この記事を書いた人

スポビジ大学主宰。元プロサッカー選手として国内外で活躍した後、「スポーツで街を元気に」を合言葉に一般社団法人サンビスカス沖縄を設立した事をきっかけに事業家としての道を歩む。サンビスカス沖縄を通し年間延べ1万人以上の人にスポーツサービスを提供し、自身の経験から生まれた幼児体育プログラム「アミーゴプログラム」では3万人以上の子供達の発育・発達に役立つプログラムに成長させる。「業績アップが難しい」と言われるスポーツビジネスという分野において数多くの成功事例を出した経験から、スポーツ以外の業種に対してもコンサルティングを行うなど、その活動の幅を広げる中で「もっと多くの人達にスポーツを仕事にする事の喜びを知ってほしい」という思いからスポビジ大学を作り今に至る。他にも「スポーツやスキル系で飯が食える訳が無い」と言われている中で、引退後のスポーツ選手、スポーツトレーナー、インストラクター、治療院、セミナー講師、教育サービス、アパレル系、コンサルタント、コーチング業などの業界で多くの起業家を輩出。その経験や知識を継承するスポーツコンサルタントの育成にも奮闘中。2014年、15年にはFIFA公認国際サッカー東アジア大会へ「琉球代表」として選手兼監督として出場し、見事優勝を飾るなど、スポーツ起業家らしく、実業とスポーツ競技者として異色の活躍をする。支援したスポーツ経営者は1678名(2018年12月現在)と、スポーツ界に旋風を巻き起こしている。

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