クラブ設立に資格は必要か?

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From:宮城 亮

 

自分も総合型クラブを作りたい!そう思い立ったものの、そもそもクラブって誰でも作れるの?と不安になった事はありませんか?

 

総合型クラブには、「クラブマネージャ―」という役職があったり、また「公認クラブマネージャ―」という資格があったり、その資格を取るには「アシスタントマネージャー」という資格を取らないといけなさそう・・・等など、いきなり始めるにはかなりハードルが高いと思って諦める方もいるのではないでしょうか?

 

しかし、実際にはこれら資格は、設立時には必要ありません。

私の知っている方にも、資格を持っていないでクラブマネージャ―の役割をしている人は沢山います。

でも、スポーツ協会やtotoのホームページを見てみると、これら資格が必要と言う様な事が書かれています。

 

そんな迷った時に相談に乗ってくれるのが、私です(笑)

今日はこのあたりの疑問についてお話したいと思います。

クラブマネージャ―とは?

クラブマネージャ―とは、その名の通りクラブをマネジメントする人です。どんな組織でも、マネジメントする人は必要ですよね。クラブマネージャ―はクラブのリーダーです。クラブの経営を担い、目標達成に組織を導く役割があります。

日本スポーツ界のマネージャーの印象は、学校部活動のお茶くみや雑用をしてくれるマネージャー像が一般的だと思います。しかし海外では、先ほどもお話した通り、みんなのお世話役ではなく、クラブ経営を行うリーダーの事なのです。この総合型クラブで出てくるクラブマネージャ―とは、まさにこのリーダーの事なのです。

 

この様な事から、あなたが発起人となり、組織をリードしていく立場なら、あなたがそのクラブのクラブマネージャ―となります。

極稀に、クラブを作る前に「公認クラブマネージャ―」の資格を取りに行く方もいます。

もちろんそれも問題はありませんが、実際にクラブ経営を行ってみて、その後にマネージャー業務を学び、資格取得をしても良いと思います。

 

これが役割としてのクラブマネージャ―です。

次に「クラブマネージャ―設置事業」というtoto助成金のお話です。

 

スポーツ振興くじtotoでは、スポーツの指導者だけではなく、スポーツ環境を支える側のクラブマネージャ―にも報酬があるべきとして、「クラブマネージャ―設置事業」という助成金を出しています。

総合型クラブの経営が安定する様に、まだ設立間もないクラブに対して、クラブマネージャ―の報酬を支援しています。

そこで、誰にでもお金をバラまくのではなく、しっかりとクラブ経営について学んだ証である、「公認クラブマネージャ―」という資格取得者に対して、助成金を出しているのです。

 

こちらも、「公認」と付くとなんだかハードルが高そうですが、決してそんな事はありません。むしろ誰でも取れる資格です。これは資格取得者を馬鹿にしている訳ではなく、自動車普通免許の様に、誰でも取得できるようなものにならないと普及しませんし、このハードルが高い事で、クラブ設立を諦める人が増えると、元も子もないからです。

 

しっかりと講義を受け、提出物や発表などもありますが、(現在はコロナの影響でオンラインでの講義も行っていると聞きます。)しっかりと真面目に受講したら取得出来るようになっています。

もちろんこの資格を取得したら、クラブ経営は完璧!という訳ではありません。その証拠にクラブマネージャ―を設置し、助成金を取得したにも関わらず、toto助成金がなくなったとたん経営が悪化し潰れていったクラブも多くあります。

また、これら助成金を受取らないのであれば、資格取得をしなくても構いません。

 

この様に、クラブマネージャ―と言っても、役割もあれば、事業の名称もあり、資格の名称でもあります。この事で多くの人が混乱しているのかもしれません。

総合型クラブと言っても、一般的な会社経営と一緒です。社長が経営に必要であれば、勉強して資格取得をしますし、必要なければ、取得しない人もいます。社長自らではなく、社員に取得させたり、資格を持っている人をヘッドハンティングする事もあるでしょう。

 

重複しますが、これら資格があるからと言って、会社が儲かるという訳ではありません。売上や利益を上げる事と、資格を取得する事は関係がないのです。

 

どうでしょうか?ご理解頂けたでしょうか?

クラブ設立するのに、必ずしも資格取得が必要な訳ではありません。助成金を受ける為に必要ということなのです。そして成功するクラブが、必ず助成金をもらっている訳でもありません。むしろ助成金に頼らず経営しているクラブの方が、力強く成長・継続しているかもしれません。

 

先ほども書きましたが、助成金がなくなったとたん解散するクラブが多くあるのです。
これはつまり、助成金に依存したクラブ経営をおこなってしまったという事なのです。

助成金で支援するために、最低限勉強して欲しいという目的の資格が、むしろ助成金依存する経営者を生んでしまっているという事もある様です・・・。

 

もちろんこれら資格がダメな訳ではありません。

利用できるものは利用すればいいですが、その後継続して学ぶ事をせず、今ある助成金に依存してしまった結果、残念な結果を生んでしまうのです。

資格取得は、助成金を貰う為のゴールではなく、クラブ経営をはじめる最初のステップなのです。自動車免許もそうですよね?取得がゴールではなく、行きたい場所に自分で運転していくために、免許を取得するのです。

行きたい場所に行くためには、車も購入するし、ガソリンもいれるし、地図で目的地までの道のりを確認すると思います。

それが、クラブ経営に置き換えたとたん、資格を取れば目的地までいけると勘違いしているのです。クラブ経営するにも、クラブハウスをつくったり、借入をしたり、指導者を雇用したり、様々な事をしなければなりません。

 

そういった意味では、「私でもできるのだろか?」と不安に思う人の方が、経営には向いているかもしれません。

私が毎日配信している無料のメールマガジンでは、これら最低限のクラブ経営の情報から、プロスポーツクラブの様な、少しハードルの高い組織の経営についても学ぶ事ができます。

クラブは設立して終わりではありません。学び続けなければなりませんし、学び続けないという事は、クラブの終りが近づいてきているという事です。

私もそんなあなたに、実りのある情報を提供するために、日々学び、そして全国各地を飛び回りながら情報集めに動いています。

 

もしあなたが、これからクラブを作りたい、すでに作っているが、将来どう経営していいかわからないという不安をお持ちなら、したのリンクから私の無料のメールマガジンへ今すぐ登録してください。

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それでは今日は以上となります。