誰を主役にするか?

From:宮城奈津子

 

マーケティング、コピーライティング、セールスプロモーション、広告運用、アイキャッチデザイン、パンフレットデザイン、ランディングページ制作、写真撮影、動画撮影、写真加工、動画編集。

これらの仕事を総称して「クリエイター」と呼ぶそうです。

「奈津子さんのようなクリエイターになりたい!」

と言われて、初めて自分がクリエイターだと知りました。

 

クリエイターになることを憧れていたのに既になっていたなんてショック!#何を目指せば良いの?

 

ということで、今回のテーマは、「誰を主役にするか?」についてお話ししたいと思います。

 

会社の主役は誰?

 

あなたの会社では、主役と呼ばれる人は誰でしょうか?考えたことはありますか?

やはり中心となる社長さんでしょうか。それとも、現場の最前線で活動するスタッフさんでしょうか。それとも、裏側でシステムを操作している技術者でしょうか。はたまたその会社の商品を買うお客さんだと言う方もいるでしょうね。

 

もちろん、これらは会社の戦略によって変わってくることだと思うので、一概に「こいつが主役が良い!」と断言するつもりはありません。というかできませんというのが正直なところ。

ただ、うちの経営するスポーツクラブではこうだよ、ということを前提に話をしたいと思います。

 

誰を主役にすればWin-Winになるか?

 

さて、うちのクラブでは(サンビスカス沖縄では)、まず主役は「スタッフ」にすることを考えています。もちろん、お客様から見たら、お客様自身が主役であることは間違いありません。

あくまでも、会社の中での主役を担っているのは誰だ?という部分ですね。舞台でいう主演俳優がそれにあたります。私たちもサービスを提供する側ですので、誰を主役(主演)にするかは、非常に大事です。

そうなると、大抵、会社で一番能力のある社長を主役に置こうとすると思います。

 

しかし、ここで主役を「社長」にしてしまってはどうでしょうか。

 

うちでは、「社長」はほとんど現場に出てきません。クラブ会員が一堂に集う会や、法人向けの集まり、クラブの報告会などで顔を出すくらいです。

 

もし、会社のPRで、ずっと社長を主役にコンテンツを配信していたらどうなるでしょう??

 

まず、大事なお客様から見たら、「社長」にはあったこともありませんし、話したこともない人が多いと思います。

それなのに、「今日の社長のひとことです」と、会員さんに連絡しても、そのコンテンツを見る人はよっぽどコアなファン層しかいませんよね。

 

お客さんからしたら、自分たちが実際に関わっている「スタッフ」の方が近い存在だし、そんなスタッフが発信するコンテンツは「読みたい!」と思うわけです。

 

実際、サンビスカスのウェブサイトをご覧になって欲しいと思うのですが、スタッフの記事で溢れています。

みんな、この記事を読んで、スタッフの内面を知り、共感し、親近感が湧き、その結果、継続率が高まるわけです。

 

これにより、主役になったスタッフは責任が生まれます。発言には責任がのっかりますからね。また、主役になることで、仕事へのモチベーションもアップします。

そして、それを毎日楽しみにしているお客さんも、いつもお世話になっているスタッフの話が聞きたいわけです。

 

そうやって、スタッフとお客さんとのコミュニケーションが円滑になることで、クラブ経営者は喜びます。

 

となると、Win-Winの状態がつくれます。みんなハッピーですよね?

 

ちなみに、うちはブログだけではありません。徹底的にスタッフを主役になってもらうために、こんなコンテンツも発信しています。笑

 

これらは、コーチの1日をインタビューする2〜3分の動画です。この動画では、コーチが普段どんな仕事をしているのか、お客さんにもっと知ってもらうために行っています。

 

例えば、コーチたちは午前中に保育園の体育指導に行き、午後はサッカースクールで指導していますが。サッカースクールの保護者からすると、午前中に保育園の指導をしていることを知らない人もいますから、こういったことで信頼性もアップすることができますよね。

 

また、行政とのかかわりだったり、企業とのかかわりだったり。イベントの企画や運営、会員の管理に至るまで行っているコーチだと、やはりお客さんの見る目が変わってきます。

 

ほんと、良いことづくし。笑

 

あなたの会社ではどうですか?

いかがでしたか?

このように、誰を主役にするかによって、クラブの価値を大きくあげることができます。

スタッフを主役にすることで、みんなが得をするのなら、やらない手はありません。

 

あなたの会社ではどうですか?これを機に、今一度見直してみるのも良いかもしれませんよ?

 

以上!クリエイターの奈津子でした。