成果を出すためにモチベーションをあげてはいけない理由

from 宮城哲郎

 

12月に入り、いよいよ僕の住んでいる沖縄も寒くなってきた。

今更、隠すつもりも毛頭ないので暴露すると、僕は寒さが「大の苦手」だ。

 

よく巷で耳にするような台詞でもある…

「やっぱぁ、寒くなると色々とオシャレができるから、どんどん寒くなーれ♩」

 

みたいなことを耳にすると、正直…

「は?こいつ、何言ってんだ?」となるタイプだ。笑

 

別に、オシャレすることが嫌いなわけでは決してない。

ただ、寒くなるとシンドイんだ。。。

 

きっと、その理由にはいくつかあるのだが、以下の5つが考えられる。

  1. 以前、アキレス腱を断裂したので、その時の怪我が痛む(ような気がする)
  2. この年齢になると「乾燥」が辛い。肌もガサガサになるので大変。
  3. なぜだか分からないが、僕は静電気の被害をよく受ける。何か触るたびにバチバチするのが怖い。
  4. 子供達がインフルエンザにでもなったらどうしたものか?講座やセミナーも多いので、体調管理に対するストレスが半端ない。
  5. 冬のソングの多くは失恋ソングだ。感受性の強い僕は、なぜか自分が失恋したような気になってくる。

こうしたことから、僕は冬のこの時期は、1年のうちで「最もパフォーマンスが下がる時期」でもあるわけだ。何よりモチベーションが下がる。だって調子が悪いんだから。

 

ただ、そんな僕のバイオリズムなんて、周りの部下やスタッフ、お客さんには関係ないことだ。

 

うちの家族に関しては、だいぶ慣れてきたのか、この時期が来ると…。

「パパはそろそろ冬眠期間でーす!」みたいなノリになって優しく接してくれる。(誰が熊さんやねん!)

(図は子供達のイメージです。)

ま、そうしたわけだから、パフォーマンスが下がろうがどうだろうが、やる事はしっかりとやらないといけなという事になるわけだね。

 

そこで今回は、【例え、パフォーマンスが下がっていたとしてもやるべきことをしっかりと遂行するための方法】として、僕の仕事術をあなたにもシェアしたいと思う。

 

モチベーションをあげてはいけない

まず、こうしたパフォーマンスをあげようと考えた際に、多くの人がやりがちなのは「モチベーションを高める」ことをすることだ。

 

要は、やる気を引き起こすために「やる気が出るように自分でアプローチする」ということだね?

 

確かに、これって一見、効果があるように思えるのだが、個人的にはこれはタブーだと思っている。理由は単純で「自分を騙している」からだ。

 

パフォーマンスが上がらない、モチベーションが保てないというのは、自分自身の心の声であり、何かのサインであるはず。

 

そうした状態にも関わらず、無理やり「モチベーション」を高めようとする行為は、疲れた身体にドーピングを打つような行為に等しいわけで、長期的に見ると必ずボロが出る。

 

あなたの周りにもいるだろう?

 

「今日から頑張ります!」というような、「●●宣言をする人」に限って、いつの間に消えているというアレだ。

 

これこそ、まさに「やる気もないのに無理やり自分にドーピングを打つ行為」に等しいわけで、そうした物ってのは短期的には成果が出るように見えるが、決して続きはしないのだ。

 

何より僕らは、そうした「やる気」や「モチベーション」にいちいち左右されてる場合ではない。

 

なので、僕は次のような方法を実践する。それは…。

 

「あえて、小さい(少ない)タスクだけやる」だ。

 

例えば、僕の1日のタスクが以下の通りだとしよう。

  • メルマガを書く
  • ブログを書く
  • レポートを作成する
  • ミーティングを行う

という感じだったとして、、、

これを小さいタスクに変えると、以下の通りになる。

  • メルマガを書く → 過去のメルマガを再度紹介する
  • ブログを書く → メルマガで書いた内容を応用して書く
  • レポートを作成する → 箇条書きでまとめる
  • ミーティングを行う → 聞く事に徹する

 

この感じだと、タスク自体は実行しているのだが、「ゼロから何かをする」というクリエイティブな仕事は格段に減るので、「作業」をこなすというだけでその日が終わる。

 

他にもパフォーマンスが悪い時期というのが予めわかっている場合なら、その時期に【ハードな仕事を入れない】というのも手だろう。(僕でいうと、この時期にセミナーや講座が入る事はほとんどない。)

 

なんなら、あえてその日は「メルマガ」だけという感じで、仕事の量自体を減らすということも必要だ。

 

ここで重要なのは、「自分の脳を騙してまで無理はしない」ことだ。

 

本来の仕事量が10だとした場合、それが2しかできない状態であれば、最初から「今日の仕事は2である」ということに対して、自分でコミットすることが重要になるんだ。

 

自分で決めたのにも関わらず、できなかった・・・

これが、実は一番よくない。

 

それを防ぐために、

「仕事量は少ないけど、自分で決めた事はきちんとやった・・・」

 

そうした肯定感のある日々を過ごした方が、自分のマインドを下げないコツでもあるわけだ。

 

あとは、そのうち「このままではアカン!」的な感じになってくる。

それはすなわち調子が上がってきた証拠でもあるので、その調子に合わせた仕事をこなせば良いというわけだね?

 

僕の周りには、特にこうした「無理やりモチベーションをあげる」傾向のある人が多い。

きっと、スポーツをされている人なんかは「サボったら負け」みたいな感じになるんじゃないだろうか?

 

でも、これは決してサボりとか、そういう問題ではない。

 

自分の今の状態に目を向けながら毎日を過ごすという「生き方・働き方」を考える事でもあるんだ。

 

結果を急ぐ気持ちも分かる。

でも、あなた自身の足が動かなくなったら、元も子もない。

それは結果的に遠回りになることを意味する。

 

一歩ずつ、確実に、そして自分のやった事に対して「肯定感」を持って進んでいけば、そのうち自分でも信じられないぐらいのパフォーマンスが発揮できる日がくると思うよ?

 

最後に一言…。

 

あなた自身が自分自身を褒めてあげないで

誰があなたを褒めてあげるのかい?

 

それでは…。

 

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宮城哲郎
スポビジ大学主宰。元プロサッカー選手として国内外で活躍した後、「スポーツで街を元気に」を合言葉に一般社団法人サンビスカス沖縄を設立した事をきっかけに事業家としての道を歩む。サンビスカス沖縄を通し年間延べ1万人以上の人にスポーツサービスを提供し、自身の経験から生まれた幼児体育プログラム「アミーゴプログラム」では3万人以上の子供達の発育・発達に役立つプログラムに成長させる。「業績アップが難しい」と言われるスポーツビジネスという分野において数多くの成功事例を出した経験から、スポーツ以外の業種に対してもコンサルティングを行うなど、その活動の幅を広げる中で「もっと多くの人達にスポーツを仕事にする事の喜びを知ってほしい」という思いからスポビジ大学を作り今に至る。他にも「スポーツやスキル系で飯が食える訳が無い」と言われている中で、引退後のスポーツ選手、スポーツトレーナー、インストラクター、治療院、セミナー講師、教育サービス、アパレル系、コンサルタント、コーチング業などの業界で多くの起業家を輩出。その経験や知識を継承するスポーツコンサルタントの育成にも奮闘中。2014年、15年にはFIFA公認国際サッカー東アジア大会へ「琉球代表」として選手兼監督として出場し、見事優勝を飾るなど、スポーツ起業家らしく、実業とスポーツ競技者として異色の活躍をする。支援したスポーツ経営者は1678名(2018年12月現在)と、スポーツ界に旋風を巻き起こしている。