【スポビジ大学式】習い事に生徒を集めるためのマーケティング術

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From:宮城奈津子

 

多くのご家庭では、3才〜5才くらいの年齢になると

「そろそろ習い事をさせようかしら?」

と考え始めるところが少なくありません。

 

実際、インターネット広告・メディア運営事業の株式会社インタースペースが運営する「ママスタなび」で子供の習い事に関する実態調査を行ったところ、お子さんが一番最初に習い事を始めたのは、3歳〜4歳が最も多く、未就学児にスタートさせたという方はなんと9割もいたんですよね。

「2020年お子さんの習い事」に関する実態調査参照

 

特に最近の幼児教育は幅広く、英語やピアノ、そろばんなどに加えて、プログラミングやベネッセなどの通信教育などもどんどん増えてきています。

英語に関しては、なんと5人に1人がさせているというデータまであります。(あれ、英語スクールやろうかなw)

 

また、幼児期に始めた習い事は、小学校に上がっても継続するケースが多く、そう考えると、やはり幼児期にいかに自分たちの提供する習い事を、子供たちや保護者に選んでもらうか?は非常にキーポイントとなるでしょう。

 

スポーツが一番売りやすい時期は幼児

 

このスポビジ大学のブログやメルマガを読んでいる方は、スポーツに関するサービスを提供されている方がほとんどだと思います。

そんなあなたに、朗報です。

実は、バンダイが行った調査によると、習い事を始めるきっかけは、親の意向が61%で、その理由の一番多かったのは「体力づくり・運動能力向上のため」という理由だったのです。

 

バンダイこどもアンケートレポート 「子どもの習い事に関する意識調査」参照

 

そして、2番目に多かった理由が「子供の可能性を伸ばしたいから」で、3番目の理由が「子供の好きなこと・得意なことを増やしたいから」という理由でした。

 

だとすれば、あなたがウェブサイトや広告に記載すべきフレーズやキーワードって、結構絞られてきませんか?

 

空手教室で例えたら。。。

空手は、お子さんの体力向上に最適です!

なぜならば、空手というのは、強い蹴り、強い突きを何度も繰り出します。そのためには、体幹が強くなければなりません。

空手の練習をしているうちに自然と体幹が鍛えられるため、自ずと姿勢も良くなります。

姿勢がいいと、疲れにくい体になります。しかも、幼児期に身につけた神経系は、大人になっても継続しやすいと言われています。

そのため、この幼児期に空手をスタートさせるのは最適な時期といえるのです。

 

という形で「体づくり」をさせたいという親御さんにPRすることができますよね。

もし、子供の可能性を伸ばしたいという層にPRしたいのであれば、、、

 

空手というのは、右手、右足、左手、左足と、同時に違う動きを行います。動きが複雑なため、脳の神経系により多くの刺激を与えることができます。

ウォーミングアップでは、幼児期の体づくりに必要なコーディネーショントレーニングを中心に行うため、子供たちは楽しみながら自然と神経系を伸ばしていくことにつながります。

そうした幼児期の経験により、小学校に上がった時、どんなスポーツを選んだとしても、すぐに習得できるゴールデンエイジを迎えることができます。

ただし、神経系の成長はなんと6才で90%まで成長し、12才では100%完成してしまいます。

なので、この神経系の一番伸びる幼児期に空手をスタートさせることで、お子さんの神経系をしっかりと伸ばすことができます。

 

このような「子供の可能性を伸ばせる要素」を入れるだけで、しっかりとPRすることができます。

 

親御さんの意向をあえて狙った戦略は、非常に重要になってきます。なぜならば、幼児期というのはなかなか自分から「これ習いたい!」なんて言いませんからね。

だからこそ、親の意向が60%も占めているのだと思います。

 

子供の意向を無視してはいけない

 

しかし、ちょっと待ってください。

先ほどのデータを見ると、ダンスやサッカーは親の意向ではなく、実は「子供の意向」によって、習い事がスタートされています。

 

つまり、お子さん自らが「サッカーやりたい!」とか、「ダンス習いたい!」と、親御さんにお願いしているわけです。

データで見ると、なんと60%弱が、子供の意向なんです。

 

実は水泳以外のスポーツというのは、親はあまり関心がないことが多いんですよね。

水泳は、先ほども言った通り、親の意向で決められています。当然、水泳教室を経営されている方は、親に向けてPRすることに絞っていいかと思います。

 

しかし、そのほかのサッカー、ダンス、テニス、バスケ、野球などの習い事というものは、親がそのスポーツをやっていたか、もしくは子供が自らやりたいと興味を持ったときにしか、習い事の視野に入ってこないわけですね。

 

つまり、広告やチラシでどんなに

  • 体づくりに最適です!
  • 幼児期に神経系を伸ばせます!

 

と宣言したところで、親の意向候補にないスポーツであれば、スルーされてしまいます。

だからこそ、私たちはどれだけ自分の売っているスポーツを、子供たちに好きになってもらえるか勝負なわけです。

 

子どもにあなたのスポーツを好きにさせる作戦!

 

もしもあなたが、子ども向けのスポーツ教室を開催されているのであれば、どんどん無料でイベントを開催することを強くおすすめします。

 

例えば、土日に公園を借りて、1DAYサッカークリニックをやってもいいでしょう。

綺麗なテニスコートを借りて、テニスレッスンを行ってもいいでしょう。

学童さんや幼稚園などに訪問して、無料巡回空手教室を行ってもいいと思います。

 

そこで一番意識することは、子どもたちにそのスポーツを「楽しい!もっとやりたい!」と思ってもらうことです。

 

教室が終わった後に

「えー!もう終わり!先生!明日も来てよ!」

と言われたら100点ですね。笑

 

そこで、無料で体験した子どもたちに対して、

「もし毎週やりたかったら、お母さんにこれ渡してね?」

と、最後にハガキクーポンを渡して、実際のスクールに誘導する。(※そこにちょっとしたお菓子なんかを添えるともっと喜びます。笑)

 

すると、お子さんは親御さんに対して

「今日ね、幼稚園でね、サッカーやったんだよ!楽しかったから、ぼくサッカーやりたい!」

というシーンまでを想定して、イベントを繰り返し開催していきます。

 

そうすれば、「子供の意向」の層をより多く捉えることができます。

 

どの層に向けて発信するか

 

幼児向けの習い事は、「親の意向パターン」と、「子供の意向パターン」があることがわかりました。

当然、より多くのシェアを獲得するためには、絶えず両者のパターンにPRすることは大事です。

 

しかし、あなたが今後行うであろう販促活動においては、必ず「誰向けに発信するのか」は、しっかりと決めて行動することをお勧めします。

 

そうすれば、あなたの教室のメリットを、欲しがっている人に対してダイレクトに届けることができます。チラシでも、広告でも、ブログでも、SNSでも同じです。

 

ぜひ、今後の教室運営の参考にしてみてくださいね?

 

それでは、今回はこのへんで!

 

 

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