from 宮城哲郎
プチ改装中のプライベートオフィスにて…。
このブログを書いている今日は、僕の娘「ユイ」の9歳の誕生日だ。
早いもので、もう小学校3年生。
(※ キャッチ画像は、娘が5歳の頃にもらった似顔絵。笑)
だいぶお姉ちゃんになってきたし、少しずつ大人が使うような言葉を発すること多くなった。
「そもそも・・・・」という、経営者が社員やスタッフに対して(偉そうに。笑)使うようなフレーズを多用するあたりが、僕の子供らしい。笑
ちなみに今現在、僕がこうした活動をしている(できている)のは、200%の確率で娘のおかげだと思っている。その理由にも少しだけ触れておこう。
あれは今から10年以上も前の話だ。
当時、妻から「子供を授かった」と言われた際、一緒に涙して喜んだのも束の間。現実では起業したての僕なんかに、お金や稼ぎなんて全くない。
「自分の好きなスポーツを通じて街を元気にする!たった一度の人生、何か社会を変えるような事がしたい!」
そうやって偉そうに語って起業したのにも関わらず、実際には何をやってもうまくいってなかったんだ。
バイトを2つ掛け持ちしながら、必死こいてビジネスづくりをしてたもんだ。ちなみに、これはサンビスカス沖縄の事なんだけど、そのバイトが無い時間帯でサンビスカス沖縄の事をやっていた。
でも、不思議と人間は「腹を括れば」なんだって出来るもんなんだね?
子供を授かったと聞いた瞬間、何かに火がついたように心の中がメラメラ燃えてくるものが湧き出てきてさ…。
「子供が生まれるまでの期間で、必ず事業を形にする!」
そう決意して、1日に14時間以上も働きまくって何とか食えるまでにはなったわけだ。
ちなみに僕は壁みたいな物に当たった時、大抵は家族の事が理由となって、その壁をぶっ壊している気がする。
(自分の動機だけでは、なかなか本気になれないダメな僕…。笑)
ま、そんな古き良き思い出みたいなのを、子供の誕生日になるとついつい思い出してしまう…。
家庭と仕事とのバランス
この記事を読んでいるあなたに、もしも、家族の存在があるのであれば、この「家庭と仕事」のバランスみたいなものには頭を悩まされる事もあるはずだろう。
ちなみに僕は今では複数の会社の経営者という立場がある。もちろん関わる会社によって、その比重が多少変わっては来るのだが。
やはり立場上、「絶対に抜けられない仕事」とか「自分がやるしかない仕事」みたいなものが現実にはあるのだ。
巷でよく耳にする台詞…。
「家族と仕事、どっちが大切なのよ!?」
みたいな事を、もしも問われたら僕には答えが出せない。
もちろん、人生において重要度があるのは家族の存在であることは間違いない。でも、だからと言って「仕事を疎かにする」という選択肢も僕には無い。要するに、比べる対象が違うんだ。
加えて、仕事はやればやるほど収入は上がる傾向ある。そして、そうなったら確実に現状よりも忙しくなる。そうした事が続くと、当然ながら周りからの賞賛も多くなる。社会的にも認められるようになる。
すると、今度は多くのチャンスをもらうようになる。起業したての頃には想像もつかないようなチャンスも多く訪れるのだ。
そして、そうしたチャンスを物にしていくと、どんどん周りはあなたに期待し、そして必要として来る。
そのうち、そのバランスの比重という針が「仕事」の方に大きく傾くようになる。
でもね、1つだけ考えて欲しい事があるんだ。
社長の代わりはいくらでもいる。だけど…
僕は、自分の周りの人達に「仕事は所詮、人生を彩る一つの手段」と伝えている。もしも、あなたが僕のメルマガなどを読んでいるのであれば、その台詞は何度か聞いた事がある事だろう
でも、この言葉の意味は僕にとってはとても深い。
なぜなら、「人生を彩る1つの手段だからこそ、大切にしている」からだ。
人生は仕事だけではないかも知れない。
でも、僕にとって仕事は人生の「一部」でもあるからね?
(あなたは、どう?)
ちなみに、こういう台詞を発すると「仕事中心の人達」からは、かなり忌み嫌われる。笑
「仕事を軽んじている」
「そんな甘ったれた事を社長が語ってはいけない」
「何かを犠牲にしないと大義は果たせない」
「社長の代わりはいないのだから、家族を優先にはできない」
特に、僕よりも上の世代の経営者には、こうした事をよく言われる事が多い。世代観の違いと言えば仕方がないのかも知れない。
でも、それでも僕は自分の考えを否定する気は全くない。なぜなら、社長の代わりはいるからだ。(残念だけど、自分よりも優秀な存在はいる…。涙)
例えば…
社長に依存しないビジネス・仕組みを作る事は可能だし、優秀な人材をヘッドハンティングだって出来るだろう。もちろん、それを育てるという事だって出来る。
この事は、多くの書籍やコンテンツでも証明されているので、僕だけの主張ではないのはあなたも承知のはず。
もちろん社長の存在は確かに重要かも知れない。でも、社長がいないと回らないビジネスというのは「脆い」証拠でもあるのだ。
当然、こうした反論をすると彼らは激怒する。でも、僕がそれを主張する理由には「もう一つ」あるんだ。それは…。
「社長の代わりはいる。
だけど、子供にとっての「親」の代わりは自分しかいない。」
という事だ。
父親を外注するなんて出来っこないし、どれだけ子育てに長けた専門家がいても「親」の代わりにはなれない。この事は、みんなわかっている。
しかも、その子にとって「今」は現在しかない。
例えば、うちの娘は9歳になったばかりだが、9歳の頃の娘の「今」は今しかない。
この頃の女の子って多感だ。親の存在も重要になってくる年齢でもある。でも、仕事中心になるとそういう事を忘れてしまう。
「この子達を不憫な思いをさせない為に、俺は必死でやってるんだ!」
こう考える気持ちもわかる。実際に僕もそうだった。
でも、必死で仕事を頑張って、家族を省みず頑張って…。
「いよいよ子供を抱っこできるぞ!」と思った時には、もう子供達は抱っこできるような年齢ではない。そんな話は結構ある。
「ごめん!もう一度、9歳になって?」
そんな事を言ったところで叶わないのだ。
たった一度の人生だからこそ
僕が、自分の周りの人達に「仕事は所詮、人生を彩る一つの手段」と伝えているのには、そんな理由からきている。
人生というたった一度の事に対して、自分達が「真に大切にしなくてはいけないこととは何か?」そういう事を、真剣に考えられるかどうかで幸福度が変わってくるからだ。
僕らがビジネスをやっている動機って、お金を稼ぎたいとか、誰かに認められたいとか、様々な理由があるとは思うのだけど、根っこの部分は…
たった1度の人生において、自分の生きた証を残したい。
そんな熱い想いではないだろうか?
それが僕にとっては、サンビスカスというクラブであり、そうしたクラブ作りを広めるためのスポビジ大学のような存在であるわけだ。
でもね?そうした生きた証みたいなものは、ビジネスを一生懸命やってるだけでは残せるわけがない。
自分の周りにいる人達の存在に対しても一生懸命に向き合うからこそ、それはレガシー(世代から世代へ受け継がれる財産)として残っていくのではないだろうか?
僕は、そう思うんだ。
さて、自分の娘の誕生日から、ここまで大きく話が拡がるとは思わなかったのだが…。笑
やっぱり僕にとって、自分のレガシーとなるものを一番に受け取ってほしいのは「子供達」なのだという事が書いててわかった。
もちろん、あなたにとっての「ソレ」が何かは、あなたにしか分からないのだけど、今回の僕の話を通じて、そうした事を探求するきっかけみたいなものが生まれたのなら、僕にとってこんなに嬉しい話はない。
僕にとって仕事は人生の一部だ。
なので、その重要度はとてつもなく高い。
でも、敢えてそれを「人生を彩るための1つの手段」と位置付ける事で、僕は自分にとっての成し遂げたい物が見つかった。
もちろん、起業してすぐに見つかったわけでなく、色々な苦楽を過ごしながら少しずつ、そして確実に見えてきたというわけだね。
僕は、サンビスカスというクラブを通じて、これからの社会における様々な課題を解決していこうと思っている。それもスポーツという手段で!
「社会の課題解決にスポーツが貢献している」
もしも、僕らがそれを証明できたのなら、今よりももっとスポーツの価値は高まると僕は思うからだ。
それが、僕にとっての使命だと思っているし、その活動の全てを今後も、このスポビジ大学で伝えていこうと思っている。
最後になるけど、今回の話はあくまでも僕の個人的な価値観なので、あなたに強制するつもりは全くない。
実際に、僕も全くお金がない時期なんてのは「家族が・・・」なんて語っている暇なんて無かったからね。笑
でも、もしもあなたが今現在、経済的にも余裕が出ているのであれば…。
「一生仕事だ!」という人生よりも、こうした考えの方が良い気がするのは僕だけかな?
あなたはどう思っただろう?
それでは。
PS 9年前の娘…。笑 (デカイ・・・)
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