From:宮城哲郎
7月に入り、うちの会社の決算が無事に終わった。(決算報告は今からで、経理スタッフはちょいとバタバタしている。笑)
毎年7月1日の事業開始日には、沖縄にあるパワースポット「斎場御嶽」(せいふぁーうたき)に行って身を清め、今期の目標をしっかりと意識する1日となる。
もしよかったら、ぜひうちのビジネススクールメンバーと一緒に年に一度はイベントとしてやりたいものだ。(企画したら沖縄まで来てくれますか?笑)
今期の目標を認識する
さて、僕が毎年パワースポットに訪れる理由は、今期の業績が良くなるよう、神に祈るというためではない。(全くないとは言わないが。笑)
こうした事業開始の最初の月には、やはり「目標」の認識が最も大きな理由だ。
なぜ、目標を認識する必要があるのかというと、、、経営者というのは必ず目の前の業務が忙しくなると、それをこなすことに時間を費やしてしまう。
それが繰り返されていくと、目の前の業務をこなすことが目的となってしまい、目標の達成のために必要なビジネス以外にも手をつけてしまいそうになるのだ。
しかし、毎年1度、会社の目標に向き合う1日があるからこそ。その時間を無駄にしないために、1年を通して何度もその目標を認識するようになる。
どんなに大きなビジネスの依頼がきたとしても、今期の目標に足かせになるような仕事であれば、見送る判断もできる。
あくまでも、今期の目標を達成するためのことであれば、その判断基準を確認することは、非常に深い意味を持つのだ。
意識し続けるのは難しい?
とはいえ、年がら年じゅう、その目標のことだけを考え続けることはなかなか難しい。僕だって、大きなビジネスの依頼が来たら、感情のままに流せれそうになることだってある。
そんな時、非常に大切になってくるのが「コーチ」という存在だ。
僕にもビジネス上のコーチは存在する。きっと、トップアスリートだって、誰しも「コーチ」が必要だ。
それはなぜだか考えたことはあるかな?
もう先に答えが出てしまっているから言うけど、コーチはあなたの立てた目標をぶれずに遂行するために必要なサポーターのようなもの。
あのライザップだって、基本的なトレーニングと食事管理をしてくれる「トレーナー」の存在を重要視している。ただのダイエットに効果的なトレーニングや食事等の情報は、インターネット上にもゴロゴロ転がっている。
しかし、コーチという存在は、情報を垂れ流すだけではいけない。
あなたの目標に達成するまで、あなたの意思に関係なく、導いてくれるのだ。
サボりたくなる理由
例えばあなたがたった一人でダイエットを始めたとする。最初の一週間くらいは、自分で考えたトレーニングを行い、食事にも気を使うだろう。
しかし、2ヶ月、3ヶ月とたっていくと。。。
痩せなくてはいけないという目標がだんだんと薄れ、目の前のうまい話(食事や、トレーニングをさぼること)に感情が動かされてしまう。
しかも、それに対して文句を言ってくる人はいない。だって、自分ひとりで目標をたてて、自分だけで実行しているのだから、誰の目も気にならない。
だからこそ、ダイエットというのは成功しにくい。自分の意思だけだと、目標を達成することが非常に困難なのだ。
人は、できるだけ楽をしたい生き物。そのため、自分ひとりだけでは、楽したい気持ちが勝ってしまうため、目標を達成することが難しいのだ。
意思はコントロールするな!
だとしたら、いっその事、意思をコントロールするということを辞めてみてはどうだろう?
僕は自分の「意思」が強固たるものだとは到底思えない。笑
しかし、自分の理想とする姿にたどり着くことに関しては、手段を選ばない性格だ。
だからこそ、僕はコーチという存在に頼ることをお勧めする。スポーツにしろ、ビジネスにしろ、あなたが達成したい目標があるのなら。
あなたの意思は、環境でコントロールすべきなのだ。
環境は、あなたの決断だけで手に入れることができる。それは、あなたにビジネスのコーチをつけることだ。
そうすることで、あなたの目標とする姿まで、コーチと一緒になって頑張るだけだ。あなたの意思は関係ない。
その結果が、最終的にあなたが欲しがっていた姿になるのだから。
一流のスポーツ選手も、一流のビジネスマンも、必ずコーチが存在する。
自分の意思は、環境を作ることで、コントロールするよう意識しよう。
そうすれば、確実にあなたの欲しい結果が手に入るから。
それでは。
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