スポーツビジネスにおけるコミュニティの4つのパターン

from 宮城 亮

このスポビジ大学では、スポーツビジネスにおける様々なコミュニティの重要性をお話ししてきましたが、今日はそのコミュニティの種類について幾つかお話ししたいと思います。

もちろんコミュニティとは、性別や年齢・国籍・地域・経験値など様々なものがあり、形成される人数の大小やコミュニティのあり方など、本当に多くの形が存在しますが。

今日は、下記の4つのパターンがすべてに当てはまる!というものではなく、最低限スポーツビジネスを始めるにあたって、この4つの存在は把握していて欲しいというものをあげてみました。

 

ファン

ファンと言えば、プロ野球やJリーグのファンを想像されると思います。もちろんそのことを指しているのですが、そんなに大きなチームでなくてもファンは存在します。パン屋さんや電気屋さんでも、「あそこのパンのファンなんだ」「あの電気屋さんはいつも親切に対応してくれるから、あそこの電気屋にしか行かない!」というように、「ファン」とは愛好家や応援者などと訳され、あなたのビジネスの顧客そのものなのです。

ではあなたは、ファンに対して特別なアクションを行っていますか?

プロスポーツ選手やミュージシャンなどは、ファン交流会などを開催し、ファンに触れ合う機会を作ったり、いわゆる普通のお客様との差別化をすることで、”特別扱い”しそのステータスを保ってあげることで、継続してファンでいてもらうように努力しています。

なぜその様なことをする必要があるのでしょうか?

ファンは、購買行動に普通のお客様と違いがあるからです。通常良い品・安い商品というところで購入者が増える様な商品でも、ファンの方は逆に高くても、商品としてずば抜けて良いものではなかったとしても、極端な話購入してくれることがあります。それは、そうすることで「支えたい」「繋がっていたい」「育てていきたい」というような、商品や企業・チームをサポートするところに喜びを感じる側面があるからです。

ですので、この様なファンは大切にすべきだし、まだ小さなビジネス・有名になる前からファンでいてくれた方々は、本当に今後永久的に大切にしていかなくてはいけないと思います。そんなファンが集まれるコミュニティをしっかりと作っていくことをお勧めします。

コアサポーター

これは、上記のファンのさらにその先にある形だと思うのですが、とても心強い反面その思いの強さから、逆に攻撃的になることもあるというのが特徴です。

基本的には、ネガティブなことはなく、コアサポーターは人生をかけて応援してくれますし、自分の予定や家族の都合があっても、第1に応援先のことを考える様な方々のことです。ライフスタイルの中心にチームなど応援する先が存在する感じです。

コアサポーターは、本当に困っている時や会社またはチームが解散の危機に直面している時など、共に資金集めをしてくれたり、活動してくれたり、本当に助けてくれます。私自身Jクラブで働いていた時は、本当に多くのコアサポーターの皆さんに助けていただきました。

こうしてクラブを離れた今でも、連絡をくれたりします。

このコミュニティに重要なこと!

このコミュニティの方々に対して重要なことは、信頼しこまめに情報交換し、もう身内同然に付き合い、同じベクトルを持ってそれぞれの立場で行動していくことが重要です。

Jリーグなんかでよく見るのが、「監督を辞めさせろ!」「社長を変えろ!!」というような形で横断幕が出ていたり、スタジアムで座り込みをしている状況です。きっと監督も社長もコアサポーターもチームの勝利を目指して頑張っているにもかかわらず、結果によって対立してしまうことがあったりします。

また海外の試合なんかでよく見られるのが、”フーリガン”と呼ばれる人たちです。その情熱から、試合で負けたりすると、スタジアムの中でも外でも大暴れ、逮捕者やけが人が出る騒ぎになってしまいます。

それだけ人生をかけて支援しているので、思いの大きさの分裏切られた時のエネルギーが爆発するととんでもないことになってしまいます。

その為、先ほども言ったように、こまめな情報交換をしてガス抜きすることも重要になってきます。

”私のビジネスには関係ない”なんて思っていたら大間違いです!

どんな小さなビジネスであっても、そのものに対する”お客様の思い”はこちらでは想像できません。その為ちょっとの気の緩みで相手を”クレーマー”へと変貌させてしまったりすることもあります。以前スポーツとは何かについてこのスポビジ大学でも書かせて頂きましたが、”憂いを持ち去る””気持ちを晴らす”為にスポーツを行おうとしている相手に対して、余計ストレスを与えてしまうと大変なことになってしまうことがあるので注意しましょう!

ボランティア

スポーツビジネスにとってボランティアの存在は本当に重要です。”ボランティア=タダで働いてくる人”なんて思っていたら大間違いです。

ボランティアの方は、サポートしたい団体やチームが好きで、信頼し、自分がそこに関わりお手伝いすることに喜びを感じ、人の役に立てたこと、そこに自分がしっかりと存在していることに喜びを感じています。

その為、都合よく使おうと指示をしたり、いい加減な扱いをしてしまったら、一気に信用を失います。

あなたやあなたが行うスポーツビジネスの為に、あなたが支払えない、時間やお金・労力を使って助けてくれるのだから当然ですね。

このコミュニティの皆さんと時間を共にしながら思ったことは、やはりそのお手伝いの時間以外の交流する時間を作ってあげることが重要かと思います。

  • 自分たちの行動をよりよく改善したい!
  • 仲間を作り、活動内容の楽しさや苦労を分かち合いたい!

というように、ボランティアの皆さんは、その行動の中で”人との交流”を楽しんでいるようにも感じます。またそこに主催であるあなたから直接感謝の気持ちを伝えたり、仕事の重要性を説明することで、”生きがい”を感じることもできるでしょう!

支援者

株式会社などであれば、”株主”もちろん先ほどの”ボランティア”も支援者ですが、プロ選手やプロチームには、”スポンサー”やサプライヤー”が存在します。もちろんあなたが、これからスポーツイベントを開催しようと考えているのなら、この様な”スポンサー””サプライヤー”に加え、行政などからの後援や協力なども含めて多くの支援者が増えていきます。

なぜ支援してくれているのかを考えましょう!

先ほどの、ファンやサポーター、ボランティアの様に、何の見返りも求めないものと少し性質が違い、支援企業は支援した金額以上の効果を期待しております。

具体的には、”宣伝広告の効果””集客の効果””ブランド力の向上””支援企業のステークホルダーへのPR”など求められる効果にも様々あります。

この支援者の皆様には、その効果UPに繋がるコミュニティを作ってあげることが重要です。例えば、同じ支援者同士が繋がることで、その支援企業同士で新しい商品が開発されたり、販売先が広がったりというようなことをつくるのです。

具体的に言うと、僕は琉球代表というサッカーチームを東アジアの地域で試合をさせています。その時のスポンサー企業は、このサッカーチームに大きなスポンサー料を支払っても、大した広告効果はありません。しかし、これをきっかけに東アジアの大会開催地で、自社の商品をPRし商売に繋がるきっかけを行っていたり、そこで働く人材を探したりしています。

そうすることで、支援する金額以上の効果を上げようとしてくれています。

しかし、もちろんこれはいきなり費用以上の効果が見込めるものではありません。やはり最初は支援の意味合いが強いものにどうしてもなると思います。

そのため、こちら側はより大きな効果が出せるよう、このコミュニティを活用し、他の支援者とマッチングを行ったり、他の支援者がどのように効果を出しているのかの情報提供を行ったりすることが重要です。

 

コミュニティの意味を理解して更なる飛躍を!

今回これだけは知っててほしいコミュニティ4つをご紹介しっました。そしてこのコミュニティとどう向き合っていくかというお話をさせて頂きました。

もちろんこれだけでは語りつくせていないのはもちろんですので、あなたがこのコミュニティに対してしっかりと向き合い、大切に付き合っていくことの重要性だけでも感じてもらえていたら十分です!

 

あなたのビジネスに置き換えて色々考えてみてください!

宮城亮

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