From:知念諒
明けましておめでとうございます。知念諒です。
2021年初のブログとなりました!今年もどうぞ宜しくお願いいたします!
さて、先日あるお店で「見せ方や引き込み方が上手いな!」と思わされた瞬間があったので、今回はそれをシェアしたいと思います。
「やちむん屋」での体験
それは、年末年始の休暇を利用して「読谷村」という日本一人口の多い村をドライブしていた時のことでした。
ドライブをしていると僕も初めて訪れる観光施設があり、「なんの施設だろう?」と思わず車を止めて施設の中を見学してみることにしました。
その施設には、食堂などの飲食店もありながら、「琉球ガラス」を販売しているお店や「やちむん」と呼ばれる沖縄の焼き物を販売しているお店、乗馬やマリンスポーツなど、様々な店舗が入っている複合施設でした。
その中で
- 見せ方が上手いな!
- 引き込まれたな!
と思わされたお店が、「やちむん」を販売しているお店でした。
そのお店では、陶芸品を販売しながら「陶芸体験」を行っており、実際に自分で茶碗や湯のみ、お皿や表札、お家の守り神である「シーサー」を作ることができます。
ただドライブの合間にふらっと寄っただけなので、最初はなんとなく焼き物を見ていただけなのですが、実際に陶芸体験で表札作りをされている方がいたので少しその様子を眺めていました。
すると職人さんが
「陶芸体験できますよ!良かったらチラシだけでももらってください」
とさりげないアプローチ。
私が「陶芸体験」に少し興味を持った段階でのさりげないアプローチに全く売り込まれている感じを受けず、思わず「よく見ているな!上手いな!」と思った訳です。
そして、その後も「上手いな!」と思わされる場面が続きます。
次は、職人さんが実際に制作をしている様子を見ている時のことです。
私が制作の様子を見ていると、
- 今がどんな段階なのか?
- なぜその作業を行っているのか?
- そうすることでどうなるのか?
など、その職人さんが今行っていることに関して解説をしてくれたのです。
正直、「職人」というイメージのせいか仕事をしているのを見すぎると不機嫌になるのでは?と思っていたのですが、とても丁寧に解説してくださり、その様子に一気に引き込まれてしまいました。
丁寧に説明してくれたことにより、「先生と生徒」の関係が自然と出来上がり、関係の構築ができたわけです。
そして、最後の極めつけ。
私がお店を出ようとした時に別のお客様が、ろくろを使っての陶芸体験を始める様子だったので「面白そうだ!」と思いその様子を横から拝見していました。
職人さんの丁寧な説明や気さくなトークに段々と引き込まれていき、横で見ている私も楽しくなっていました。
すると別の職人の方が、「カメラ借りるね!写真撮っておくね!」とお客様のカメラを手に取り、陶芸体験の様子を写真で撮ってくれたのです!
ろくろを使っての陶芸体験は、実際に手で土を触りながら行っているので気軽に写真を撮ることもできません。そのため、体験の様子を職人の方が撮影するというサービスをしていたわけです!
その様子を見た瞬間に「お客様の気持ちがわかっているな!(顧客目線で対応しているな!)」と感じさせられました。
実際には、他にも「上手いな!」と思わされた場面はあったのですが、長くなりそうなので割愛します。笑
結局その日は時間の関係もあり、陶芸体験は行わなかったのですが、ふらっと入ったお店にも関わらず「次は時間を作って体験しに行こう!」と思わされたのでした。
スポーツビジネスでも取り入れられないか?
さて、これらのことを体験した後に、私は
- 自分たちのスポーツビジネスでも取り入れることができるのではないか?
- 見せ方や引き込み方を自分たちのビジネスにも応用することができるのではないか?
と考えたわけです。
そう考えていると、先日私が体験したことに繋がりました。
それは、幼児クラスのサッカースクールでウォーミングアップとして「ボール渡し鬼ごっこ」をしているときのことでした。
ルールは、
- ボールを持っている人だけが鬼に追いかけられる
- ボールを別の子に渡したらバリア状態になる(鬼に捕まらない)
- 鬼に捕まったら鬼と交代する
というルールなのですが、ボールを持っていない子は、鬼に追いかけられないので全く動かなくて良いのです。
そのため、「鬼ごっこをしているけど動かない子がいるのはなぜだ?」となった保護者の方がいたのです。
その後の子ども達の様子を見て、ルールを理解して頂いたようですが、この時に私があの職人さんのように
- 保護者の方にも聞こえるようにルールを説明する
- 保護者に解説をする
といったことを行っていたら、もっと信頼関係を築くことができたのではないか?と思ったのです。
他にも、
教室を行っている時に外から眺めている子どもがいたら「一緒に体験してみる?」と声をかけたり、教室の案内のチラシを「今度お父さん、お母さんとおいでね!」と渡したり。
スポーツ大会で全体写真をとる時に、「保護者の皆様も撮影可能です!どうぞ中に入ってきて写真を撮影してください」とアナウンスをしたり。(←実際にクラブのスクール交流大会で行っていることです!)
教室やスクールで行っている練習の意図や効果などを子どもたちだけでなく保護者にもお伝えし、行っている内容についての不安や疑問を解消したり。
といったことを行うことことで、よりサービスの質をあげたり、入会率のアップやリピート率のアップ、ファン化などにもつなげることができると思います。
このように、他の業種やビジネスで行っている良い面を
「自分たちの仕事や会社、ビジネスではどうか?」
と考えることは、より良いサービスを提供したり、お客様や顧客との関係構築、売り上げや利益をあげる時にも重要なポイントになることだと思います。
業種が違っても、扱っている商品が違ってもあなたのビジネスのヒントになることがあなたの周りに転がっているかもしれません。
ぜひ、自分のビジネスではどうか?と考えてみて頂けたらと思います。
今回のお話が、あなたのビジネスのヒントになれれば幸いです!
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