ブログで関係性をグッと深めるライティングのコツ

セールステクニック

From:宮城奈津子

 

今、大阪に来ています!

弊社代表の宮城が直々にコンサルをしているクライアントさんの会社へ初めて訪問させて頂きました。

 

遠方ですので、クライアントさんと中々直接お会いする機会がないのですが、「どうしても自社の現状を把握するために細かい資料(数字)を知って欲しいので、ぜひ訪問して頂けませんか?」という依頼でしたので、今回はお言葉に甘えて、大阪まで招待されたというわけで。

 

そして私はその仕事がてら、鳥取県で行われる「なでしこジャパン」の試合を観戦しようと意気揚々と乗り込んだわけですね。笑←

(詳しくはイベントレポートに書きますので、乞うご期待!!あ、やっぱ期待しないでw)

 

あ、もちろん、しっかりお土産をお持ちしましたし、ご挨拶もしっかりできましたし、広告の使い方についてすこーしばかり私もアドバイスさせて頂きましたよ?(私だってちゃんと仕事してるのよ!)

 

でも、やはり沖縄という土地柄か、このスポビジ大学のブログをご覧になっている方々とは中々お会いできる機会がないのが現状・・・。

会えば私がどんな人間かなんて、すぐにわかると思うのですが。笑

直接会えない場合には、やはりこういったブログなどでしか伝える手段がありません。

 

なので、このブログひとつ書くのだって、結構大事なんですよ。

 

だって、直接会ってお話しできない分、文章で私の人間性を伝えなくてはいけないですし、それに伴った経営の知識やスキル、マーケティングやコピーなどもわかりやすく伝えなくてはいけないのですから。

 

ほとんどの人は、会った事もない人間を信頼するのは難しいものですよね。でも、私たちのようなインターネット上で情報を提供しているようなお仕事では、「会わなくても関係性を構築し、お客様に信頼されなければならない」わけです。

 

だって、世の中似たような商品やサービスで溢れていますでしょう?そんな中で、誰から買うか?となると、やはり「信頼できる人(会社)」からしか買おうという気にはなれません。

なので、私たちのようなビジネスは、こういったメディアで「お客さんとの信頼関係」を深めることがキーポイントになってくるのですね。

 

 

と、いうことで今回は、お客さんと関係性を深めるライティングのコツについてお伝えしようと思います!インターネット上で情報を発信している人であれば、すごく使えるネタだと思いますので、ぜひ最後までじっくり読んでみてくださいね?

 

それではいきましょう!

 

 

「書く」のではなく「話しかける」

 

多くの人は、「さぁ今日はブログを書くぞ!」と意気込んで、パソコンに向かいます。苦手な人だったら「今日もブログ書くか・・・」という感じでしょうか?笑

 

もちろん、どちらも良い事なんです。なんですけど、実はちょっとしたニュアンスが違います。

 

 

実はブログを「書く」ということ。その言葉自体がもったいないんです。人は、「書く」となるとどうしても手が止まってしまうんですよね。変に難しく考えたりだとか、正しく書こうとしたりですね。

 

私のセールスコピー養成講座の受講生の中にも、そんな方がとても多いんです。「書く」って考える人。

 

でも、ブログやメルマガっていうのは、コミュニケーションのひとつですので、「書く」という風に考えるよりも、実際に「相手に話しかける」というイメージの方が何倍も伝わりやすくなるんです。

 

ほら、やっぱり文章って伝えるの難しいじゃないですか。部下に指示するにも、「メールより電話が的確に伝えられる!」と思いませんか?笑

 

なので、伝えるという場合においては、書くのは難しいけど、話しをするのは難しくないんです。話せちゃうんです。だからこそ、ブログも、「書く」という意識ではなく、相手に「話しかける」つもりで書いたほうが、何倍も伝わりやすくなります。

 

 

たぶん、私のこのブログの文章なんて、Wordにコピペしたら、赤の線や緑の線(間違った文章を書いた場合に表示される印)が出まくっていると思います。そもそも日本語としての使い方が間違っているんですよね。

 

でも、話す時って、正しい日本語なんていちいち考えませんよね。「あ、今の言葉Wordで赤線はいるわーやば」なんて思う人はいないでしょう?笑

そんな話し言葉だからこそ、相手に伝わりやすいですし、読む方も身近な存在として感じてくれやすいんですよね。

書くと伝わりにくいことも、話しかける感覚で書くと何倍もメッセージが伝わりやすくなります。これはぜひ意識して欲しいポイントです。

 

ブログを書くのはたった一人

 

次に意識するポイントは、ブログを書いているのは、「たった一人」に向けて書くという意識です。

ライティングを学んだ経験がない方は、「よりたくさんの人」に対してメッセージを書こうとします。つまり、あなたはブログ上で講演会をしている状態なのです。

 

講演会の内容にもよりますが、大衆の前で話している場合、だいたい伝わっているのは20%くらいです。あとは自分には関係ないと思ったり、最悪途中で寝てたりする場合もあります。笑

 

でも、もしあなたが、たった一人にだけ、個室で同じ話しをしたとしたら?

きっと話の内容がダイレクトに伝わりますよね。だって、目の前の一人にだけ、直接「話しかけている」わけですから。

だとしたら、ブログでもそうすべきです。あなたがやるべきなのは、大衆に向けた講演会ではありません。目の前のたった一人に対して会話をすべきなのです。

 

 

よく、たった一人に向けて書いたら、伝わる人が減るんじゃないの?という反論をする人がいます。私も実際にそう思っていました。一人に話しかけたら、一人にしか伝わらないんじゃないかって。

でも、それは逆です。私もなんども違うんじゃないか?って反論しようと思ったのですが、これは本当に逆。いろんな本や高い教材を買って勉強しても実践してもそう。やっぱり一人に絞って書く方が、多くの人に伝わるのです。

 

それは、「あなた」が持っているひとつの「価値観」に響くからなんですよね。

 

同じ「価値観」の方というのは、実は世の中にたっっくさんいます。その価値観にズバッと突き刺さるメッセージを書くためには、「同じ事思っていた!」と思わせなければいけません。

誰にでも共感出来るように書くと、ズバッとはこないんです。

 

なので、目の前にいる「たった一人のお客さん」に対して書いてみてください。そうすると、メッセージに書く内容がとても具体的になりますし、内容が絞られる事で、ダイレクトに伝わる文章を書く事ができます。

 

安心してください。たった一人だけに向けてまずは書いてみてください。その方がしっかり多くの人に伝わりますから。笑

 

 

時々、興奮気味に伝える

 

例えばあなたが、街で良いお店を見つけた時。お友達にどうやって話しますか?

 

「ねーねー聞いて聞いて!こないだ、渋谷ですっごい美味しいお店見つけたんだー!前菜からあってね、盛り付けもこれがすっごいの!お野菜のタワーみたいになっていて!それでね、メインの肉料理。これね、マジ、やばい。もうね、唇で噛めるね、うん。そのぐらい柔らかいの。なのに味はしっかりしててもう超感動したー。あとね、デザートにはね、イチゴのショートケーキがついてて!もうふわっふわの生地にイチゴと生クリームが超合うの!もうこんな美味しいケーキ人生で食べたことないくらい!だから是非今度いってみて!まじ間違いないからー!」

 

・・・あ〜、こんな友達うざいですねw

でも、本当に良い商品やサービスに出会った時って、多少興奮していませんか?

これはブログやセールスコピー等でも同じなんです。時々、興奮気味に伝えるってことが重要。なぜそうやって伝えるかというと、人が感情を動かされる時って、相手が伝えようとする気持ちが強い場合に、それが連鎖するんですよね。

 

例えばさっきのお友達が・・・

「実はさー、渋谷にいったら良いお店あってさー。前菜もあったし、メインも美味しかったー。デザートのケーキも美味しいしー、今度行ってみたら?」

 

と言われたら、そんなに「行きたい!」という気にはなりませんよね?笑

 

でも、ああやって(ちょっとうざいくらいw)興奮気味に伝えられると、思わず「興味」が出てきて、引き寄せられませんか?

 

これは、冒頭で話したことと同じで。あなたの良いと思っているサービスの良さを伝える時には、文章だとどうしてもかしこまってしまい、あなたの商品やサービスの良さがなかなか伝わりにくいんです。

 

でも、本当に「良いものに出会った!良いものを開発した!」って思っているのなら、それをそのまま「興奮した状態で相手に話しかけるように」伝えればいいのです。

 

で、ここでのポイントは「時々」という部分。

だって、ブログの最初から最後までずーーーーっと興奮気味になられても、ちょっとうざい。笑

なので、時々、興奮気味に伝えるという風に意識してほしいのです。

 

 

あとは、その興奮気味に話したあとに、ひとこと・・・

「でも、きっと好き嫌いもあるはずだから、まずは自分でちゃんと調べて行ってみてね!」

という風に言われたらどうですか?そのうざかったお友達も、「あ、ちゃんと私のこと気を使って、言ってくれてるんだな」と思えますよね。

 

これは決して押し売りをしていません。

自分自身が、本当に良かったと思うポイントを、興奮気味に伝えているだけなのです。

「ただ、選ぶのはあなたなんだから、調べたり、レビューを見たりして判断してね?」

そういわれると、情報に信頼感がでてきますよね。このような小さなテクニックを使えば、あなたの伝えたい価値が、しっかりと相手にも伝わってきます。

 

もっとお客さんと会話しよう!

 

いかがでしたか?ブログを「書く」という意識から、「話しかける」という意識に変えるだけで、印象はものすごく変わってきます。もう、伝わり方が全然違います。

あなた自身も、ブログに対する苦手意識もなくなってくるでしょうし、相手との関係性も構築できるのなら、一石二鳥ですよね?

 

なので、ぜひ今日からあなたも「書く」意識から「話しかける」という意識に持って行ってみてください。そうすれば、あなたのパーソナリティーがより伝わり、あなたのブログのファンがたくさんできると思いますよ?

 

それでは、今日はこのへんで!