from 宮城 亮
先日ある街に仲間とお酒を飲みに行きました。一軒目を出て、少しだけ飲み足りないねと二件目の店を探すことに。5〜6件BARを覗いては、う〜んなんか違うなぁと歩いていました。
すると、なんだか懐かしい音楽が流れてきて、それに反応して行ってみると、そこにはスピーカーだけポツンと置いていました。
横のチラシを見てみると、どうやらこの音楽を流しているBARは、階段を登り3階にあるとのこと。
階段を上ってドアを見てみると、正直「えっ!」と後悔したくなるような外観。
恐る恐るドアを開けて覗いてみると、下と流れていたのはまた違う、懐かしい音楽がかかっていました!周りを見渡すと、この音楽の時代を再現しているようなポスターやレコード、玩具などが置かれていました。
そのノスタルジックな雰囲気に引き込まれるように店の中へ。レモンチューハイを頼む。マスターに尋ねると、飾りだと思っていたジュークボックスが、なんと今も現役で使えるとのこと。すぐにお金を両替して使ってみる。いい音楽と当時の雰囲気、美味しいお酒で楽しい時間が過ごせました。
・・って酒場放浪記を書いているわけではないですよ。笑
これは、最近あった本当の話ですが…
目を奪う!耳に入ってくる!→期待して行動する→結果期待以上で満足する。という流れでした。
※このスポビジ大学では、全ての商品サービスでこれを目指しましょうと伝えています。
満足してもらうって言葉は、足し満たされるということ。ということは、満たされる期待があることが大切。
期待がなくて、嬉しいことがあれば、良かった!ラッキー!という感じになります。今回の参加者に満足してもらう為の会場設営というテーマで話をするにあたって、まずは「参加者が何を期待しているか?」ということを把握することが大切です!
非日常の世界への期待
いくつか要素はあると思いますが、やはりイベントというのは、非日常な感じを出した方がいいと思います。
ディズニーランドの花火やパレードそしてシンデレラ城なんかもそうでしょう。ライブイベントなんかだと、大きなスピーカーがあって、いつもテレビで見ているアーティストが手の届く位置にいるということも言えるでしょう。
Jリーグの試合なんかだと、浦和のサポーター数万人がスタジアムを真っ赤に染め、大声で応援している姿も非日常な光景だと思います。その現象をどう起きやすくするかを考えるのも運営側の腕の見せ所ですね。
安全・安心
最低限最も重要なことは、安全で安心な会場設営を行うことです。思いっきりそのイベントを楽しめる環境か?怪我をしたり危険な目にあった人は決して満足して帰ることはないですからね。
例えば、Jリーグの試合なんかだと、サポーター同士が喧嘩にならないように、入り口や出口を分け、交わらないようにしたりします。
また野球の試合なんかだと、こまめにファールボールへの注意喚起を行っていますね。
夏場の野外イベントなんかでは、熱中症対策として、ミストをまいたり、休憩スペースを設けたり、救護スペースを設けたりしますよね!
そして安心といえば、多くのお母様方が参加しやすいように、授乳室が設けられているのか?イベントによっては託児スペースがあるのか?など対象によっては考慮しなければならないことが多くあると思います。
そして結構イライラするのが渋滞や行列です。
道路の場合、イベントに参加しない人まで渋滞に巻き込んでしまうと、かなり多くのクレームが寄せられますので、事前にわかりやすい案内表示が必要になるでしょう。これは駐車場がないときも当てはまりますね!
私が、Jクラブにいるとき、予想以上にお客様が来たことがあります(笑)予想しろよ!って怒られそうですが、クラブの最高の入場者数が8千数百名だったとき、シーズン最後で気合いを入れて人を集めたんです!そしたらクラブ史上初の1万人越えしかも11,112名と1,000名近く予想を超えた来場があったため、入場ゲートが大混乱!
新規のお客様のほとんどが、試合の2、30分前に一度に来場されたため、全員が入場する前に試合が始まってしまうのではないか?というくらいパニックになりました。
この時は、即座に新たな入場ゲートを設け、再入場ゲートを小さくすることで、全員をなんとか試合前に入場させることができました(汗)
やはりその時も、お客様は時計を見たり、電話をしたり、間に合うのか?というソワソワした感じが見受けられました。これがもし遅れていたら、満足してもらえなかったと思います。
この様に、期待を把握して応える努力をすること、そして安全安心の運営を行うこと。この2つが大変重要になってくると思います。
お客様の期待を把握して答えられているか?もっと言えば、自分たちが答えられるくらいの期待になっているか?過剰に答えられない期待が膨らむようなことを言うと首を絞める結果になります。
そして安全安心のイベントを行うことで、相手の怒りや後悔を生まないように努める。
これが大変重要になってくると思います。
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